みなさん、こんにちは。
検診には負の側面もあり、「予期していない不都合な結果」をもたらすことがある。
検査中の不快感(大腸内視鏡など)、検査の合併症、偽陽性による精密検査負担と心理的悪影響(ラベリング効果)、過剰診断、そして偶発腫瘍の発見などだ。
ランダム化比較試験では、このような負の側面も評価して、有効性と有害性の両方を比較検討することが重要。
検査の項目が増えると偽陽性結果を得る可能性は高くなる。
基準値の定義を健常人全体の95%の範囲とすると、異常値を得る確率は5%となるので、確率の和の法則により、20項目の検査をすると偽陽性を得る確率は下記。
5(%)+5+5+5+5+5+5+5+5+5+5+5+5+5+5+5+5+5+5+5=100(%)
人間ドックで多数の検査項目を受けると「必ずなにかひっかかる」のはこのためだ。
毎年定期的に検査を受けることによっても同様な理由で偽陽性を得る確率は増える。
病気の無いひとに病気である可能性を示唆することによる精神的ダメージなどのラベリング効果は倫理的に問題。
精密検査で結局「異常なし」といわれても、その効果が持続する人々も多い。
写真 SARSとCovid-19のタイムライン比較。中国の対応が迅速になったことがわかる。
群星沖縄臨床研修センターのホームページです。沖縄の基幹型8研修病院での研修医教育に貢献しています。
マンガ「群星沖縄臨床研修センターとは?」が出ました。これで群星沖縄のすべてがわかる。毎月更新されますので、是非ご覧下さい。
一般向け健康情報ブログ「総合診療医からの健康アドバイス」。こちらもご覧下さい。
徳田安春・公式ツイッター
https://mobile.twitter.com/yasuharutokuda
健康や医学についてのファクトと徳田安春の個人的意見をお伝えします。
好評のメルマガ「ドクター徳田安春の最新健康医学」の最新内容を厳選編集した本の最新版「知っておくと役に立つ最新医学2019」が出ました。一般の方々の役に立つ最新医学知識を満載。グローバル・スケールでの先端医学のホットな話題もわかりやすく解説。特徴はテレビや新聞より早いグローバルな情報、科学的に正確なエビデンスに基づく情報です。
健康と平和について発信する英語版ブログをスタートしました。「Wellness and Peace and Okinawa」 長寿研究で有名なDavid Itokazu先生との共同作業ブログです。
徳田安春、荘子万能の「徳田闘魂道場へようこそ」こちらポッドキャストにて配信中、是非お聴き下さい。
科学的根拠に基づく最新医学情報とグローバル・スケールでの先端医学のホットな話題を提供し、わかりやすく解説します。メルマガ「ドクター徳田安春の最新健康医学」。☆まぐまぐ大賞2018のジャンル別賞の健康部門5位に決定しました。
「こんなとき フィジカル1と2」立ち読みできます。是非どうぞ。