シリーズ第三回目は、総合的な臨床能力をアップさせるための実践力養成のための特訓ゼミです。
バイタルサインの解釈では 、多数の実例を通して、ショックの迅速なアセスメントと鑑別診断のポイント、さまざまな病態におけるバイタルサインの解釈と応用の方法を習得します。症例発表では、総合診療的な研修を行った若手医師の症例発表を通して、指導医のフィードバックや討論から、臨床現場で重要な実践力を身につけることができます。また、午前の一部と午後の部では、昨年度に引き続きグローバル・メディスンのスキルを習得するため、講義とケースカンファレンスを合わせて、効率的に学習していきます。
「若手医師による症例発表」は、昨年度、海外で長期間研修をされた県内の諸先生方の発表も行います。英語での症例発表も予定しており、実践的な内容です。
参加者で8~10名程度のグループを作り、症例発表者の発表に基づき、指導医のコーディネートのもと提示された問題に対しグループで討論し答えを探っていきます。
第2シリーズと同様、全国の若手医師や医学生とともにディスカッションしながら進めていきますので、1人でお申込みいただきましても、交流を深めつつ、十分楽しみながら学び、推論を深めていくことができます。是非ともご応募ください。
「バイタルサインの解釈」
徳田安春 氏(総合診療医、JCHO研修センター長、総合診療教育チームリーダー)
「若手医師による症例発表」、指導医によるフィードバック(30分×10回)
「講義・ケースカンファレンス」
松本謙太郎氏(大阪医療センター)、Richard Birrer氏