以前から書きたいと思っていた話がある。が、ZUYAごときがブログの話題にして良いものかと敬遠していたのだが、最近のこのブログへのアクセスの増加等も考慮に入れ少しでも役に立てないものかとの純粋な気持ちから書いてみようかと。
なお本文中に不適切と思われる表現が出て来ましても平にご容赦下さい(なかなか表現を選ぶのが難しいこともありますので)





今現在、我が家で収入を得ているのは嫁だけである。その嫁は都の児童会館と区からの“微々たる補助”を得て運営されている障害者の学童施設で働いている。今回の話は後者の方。
障害のある子供達は特別支援学校に通学するのが一般的である。“特別支援”と言う言葉。耳慣れないかもしれないが、いわゆる盲学校、聾学校、養護学校等が全てそれに含まれる。障害のある子供達が 『 幼稚園、小学校、中学校、高等学校に準じた教育を受けること 』 、 『 学習上または生活上の困難を克服し自立が図られること 』 を目的とした学校教育法に基づくものである。
ところが盲点と言うか思わぬ落し穴があり、所詮は教育機関の一環であり、普通の学校と同じように休日はあるし、平日は午後には家に帰らされるわけだ。しかしどの家庭も決して裕福なわけではないから、大抵は親御さん達は職を持ち夕方もしくは夜まで働いているわけだ。つまりZUYAの言う盲点とは“学校が終わってから家族の方が迎えに来れる時間までの間ブランクができる”と言うわけだ。
そこで嫁の働く豊島区にある施設ような障害者を受け入れることの出来る学童施設が必要となるわけだ。特にこの施設は発達障害や知的障害の子供達を多く受け入れている。運営は多くのボランティアによりまかなわれているのが現状だが、ボランティアとは言え侮れない。スタッフ達はそれこそ身体を張っての活動となる。
各言うZUYAも一度ボランティアで働かせて頂いたが、想像以上に緊張感と体力を伴う仕事である。普通に子供達を扱うだけでも大変なことなのにさらに障害を持った子供達である。これは生半可な気持ちではとてもとても。
しかし彼らと接するのは楽しい。ZUYAも思うに確かに普通の子供達と“少し違うだけ”で、やはり純真無垢であることに変わりない。嬉しい時には笑い、悲しい時には泣く。何も違いはない

今日は嫁は職場で使う物の買物があり、その上子供をピックアップ・ポイントまで迎えに行かないといけなかった(彼らの通学に関しては各特別支援学校からバスで送迎される場合が多いが決してドア・トゥー・ドアではない)。で、夫であり無職のブルースマンZUYAの出番となった。まぁ早い話が荷物運びですな(笑)。
しかし歩きながら嫁とYちゃん(仮名)が手を繋いで一緒に歩いてみるのは実に微笑ましく、時々Yちゃんが嬉しく笑うとこちらまで目頭が熱くなるほどである。“何を持って知的障害とするのか”と思わず思ってしまうほどである。よほど電車の中でバリバリお菓子を食ったり髪の毛を異常なまでに変え、化粧しながら馬鹿話している連中の方が“社会不適応障害”かと

まぁZUYAが言うのもなんだが...

さて、無事に施設まで辿り着いた後は、ちょっとすがすがしい気分になり軽快に中古CD屋に向かったZUYAであった(←また買うんかいっ!)

神様がZUYAのために500円で見つさせてくれたのはこれ、ハンブルパイの 『 Performance Rock'in The Fillmore 』

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