なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

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2011年03月22日 | Music

本日3度目の更新。本来の音楽トピックで行こうと思う


先ずは写真を。時々ネタに登場するEpiphone SQ-180、いわゆるエヴァリー・ブラザーズ・モデルのEpiphone版だ。


ポジション・マークは星型でかっこいいのだ。


ヘッドは残念ながらオリジナルとは大きく異なる...


15、6年前に当時住んでいた大阪から東京に“楽器屋巡り”に来た時に、今はなき三鷹楽器で購入。確かポール・マッカートニーが使っている(もちろんGibsonですよ~)のを観て欲しくなったが本物は高いので、この廉価版を買ったような。よく見るとヘッド部からブリッジ部まで本家Gibsonとは全然違うのだ(笑)。でもEpiphonらしくネックが細く弾きやすかったのだ。あまり“実用的”なものではない上にアコギを使う機会がなく、その後上京してきた時も実家に置きっ放しだった。東京に持って来た後は酔っ払って弾いていた時にボディ・サイドを破損。さらに数年前にYAIRIを購入したのでますます触る機会が...


ところが今のこの非常事態。計画停電等の事情であちこちでライブが中止になることが多い中、先日mixiのマイミクでもあるベース・プレイヤーのK氏がアコースティックのライブを行なったと知り、急にアコギに興味が湧き出したのだ。嫁がFender Japan(インドネシア製?)の小振りなアコギを持っているのだが、これまた鳴りがイマイチで“う~ん...”って感じ。Yairiはどうもぽろぽろ弾く感じではないので、そこで思いついたのが窓際に置きっぱなしで弦は錆び錆び、悲しいぐらい埃まみれになっていたこのギターなのだ

久々に構えてみると予想通り身体にぴたっと来る。弦を外しボディを徹底的にクリーン・ナップ。残念ながら無職の身なので割れをリペアに出す余裕はないがとりあえずは弾ける。今日は1日雨だったので家にいたが、明日はハローワーク(池袋)に行く日なので帰りに弦を買って来ようと思う。


今回の地震では仕事もしていなかったので直接的な被害は幸いなかったのだが、色々考えさせられる(改めさせられる)ことが多い。家族のこと、電気のこと、仕事のこと等など


さぁ、もうちょっとボディ磨こうかな





日本の暑さは世界でも屈指だが...

2011年03月22日 | Hard time

東京電力やヤフーのホームページ等で最新の電気使用量がわかるようになっている


今朝8時の時点で96%、9時の時点では99%って...マズイでしょ~ 10時になると辛うじて92%に下がったが...


さらに午前中に驚愕のニュースが飛び込んだ。今回の地震では連日話題になっている原子力発電所だけでなく他の火力発電所等もかなりの壊滅的な被害を受けているので、今年の夏どころか冬まで計画停電が続く可能性が多いにあると。


日本の夏は知っての通り梅雨の頃から始まる大量の湿気、そして近年は猛暑がやってくる事が多い暑い夏。さらに残暑も厳しい...これはかなり深刻な問題。やばいぞ... 
一般家庭はともかく首都圏にある数え切れないほどの高層ビル群の冷房はどうするのだろうか。まさか20階、30階で窓を開けるわけにもいかないだろう...。ホテルや旅館等の宿泊施設も困るわなぁ(恐らく省エネタイプのエアコンを含む電化製品が飛ぶように売れるのであろう...)。


不謹慎かも知れないが、石原慎太郎都知事が言った 『 天罰 』 と言う言葉が頭に浮かぶ。人間は少々“自惚れ過ぎていた(る)”のかもしれない。有名な話だがキリスト教(ユダヤ教)の聖書(注1:下記参照)に書かれているバベルの塔 ― 天にまで届くように建設を始めた塔は神の怒りに触れ破壊されてしまう ―


今回の大惨事は平和な生活に慣れきった日本への“自然からの警鐘”なのかもしれない。それにしては余りにも大きな代償だが、この日本の歴史上指折りの窮地を皆で考え乗り越えることによって今までとは比べものにもならない素晴らしい国になることを心から願うだけである。





注1:キリスト教では聖書と旧約聖書と言いますが、ユダヤ教では旧約聖書のみなのでヘブライ語聖書と呼ばれており“旧約”とは言いません

被災しなかった人達の役目とは...

2011年03月22日 | Music & Life 

昨夜遅くこんなニュースが目に飛び込んだ。


≪ 被災した福島県の介護老人保健施設の入所者が職員と合わせて約180人が千葉県鴨川市に集団避難のバスでの移動中の車内で、80歳と94歳のおばあさん2人が心肺停止状態になり亡くなってしまったそうな。その施設の代表者は 『 長距離を移動するリスクは考えたが福島に残っても医療を受けられず苦渋の決断だった。残念です。 』 と話した。 ≫


昨日も書いたが、大地震・津波からやっとの思いで逃れたのに避難後に命を落とすなんて...。その一方で遠く離れた地に住む我々は多少の“ズレ”はあるものの普段の生活を営んでいる。

東京でも募金活動や救援物資の寄付、そして仮の住宅地の提供といろいろと動きがある一方、やはり“他人事”と考える人も少なからずいるわけだ。日本は西洋社会から見ると仏教の国のように思われがちだが、実際は“なんちゃって宗教”でありクリスマスも祝えば、お寺でお御籤も引く(恥ずかしながらZUYAも自身の都合よく寺社仏閣を上手く利用させてもらっているのだが...)。

もし日本人が本当に“信心深い”あるいは“敬けんな”人々であったなら、もっと一体感が生まれたのではなかろうかと。でも実際に宗教組織の方も全てがまともであるとは言えないかも。坊さんでベンツ等の高級外車に乗ってるヤツが多いがそれらを売り払って義援金にするような“まともな”坊さんはいるのだろうか? 数ヶ月前どこぞのスーパーが“お布施の値段”を明確化しただけで大騒ぎする輩もいるわけだ。本来は“お心仕え”であるはずが“暗黙の相場”が存在するからだ。


もちろん彼らだけを非難ばかりすることも出来ない。じゃあZUYAが今ギターを全て売って手にするお金を全て寄付しろと言われてできるかどうか...


などと日々色々考えていると、ある結論に達した。やはりこういう時は先ずは自分の生活を支障の無い程度に維持し、その上で被災した人達、苦境に立たされている人達のことを常に考えて行動すればそれはそれで人間として成長出来るのではなかろうかと。

相変わらずZUYA家では震災のあった11日以降はエアコンは一切無しである。厚着をし唯一ホット・カーペットを最小で点けている。


そう 『 小さなことからこつこつと~ 』 だな





      


少し音楽の話も。


先日大塚 Little Heavenに行った時にマスター達が、 『 何か我々に出来るイベントをしましょうよ~! ZUYAさんにもギターでも弾いてもらって。あっでもブルースだと暗いかな? 』 と仰っていた。

そうブルースとは読んで字のごとく“ブルーな気分すなわち憂鬱な気分”と考える人が多い。確かに直訳はそうなのだがこれは大いなる誤解であり、我々ブルースマンも一生懸命歌い演奏してみんなにブルーな気分になってもらおうしているわけではない(笑)。

ブルースの真髄は“仕事や恋愛の辛さ、友達関係など生きることにおいての様々なブルーな気分を分かち合い、それを発散させて(消滅させて)また日常の生活に変えていくことではなかろうかと。そういう観点から見ると今こそまさに打ってつけではなかろうか


今朝は景気付けに1曲。ZUYAが落ち込んだ時によく聴く一つで“誰のせいでもないんだよ。神様よ、上手くやってちょうだいよ~”って感じの曲。


フレディ・キングのバージョンで“Ain't Nobody business if we do do"






※少しでも明るい気持ちになっていただけるよう、本日よりちょっと背景を変えてみました。