東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

楽しいタウンウオッチングガイド

タウンウォッチング 六本木情報⑫ミッドタウン ビッグキャノピー 

2007-04-20 22:28:59 | 赤坂・六本木・麻布
 ビッグキャノピーは、1つの景色だ!! 
今日、国際経営者協会主催の「六本木ミッドタウン」ウォッチングに行ってきました。ミッドタウンには、様々な仕掛けがあり、面白い発見がある。その仕掛けを見つけるのも、楽しみの1つだろう。
 入口広場にかかる大屋根の「ビッグキャノピー」(*キャノピーとは、天蓋、屋根の意味)もその一つ。待ち合わせに良い場所だが、しばし足を止めて頭上を仰ぎ見て欲しい。曲線の屋根にかかるガラスは、一枚一枚サイズが異なる、言ってみれば、カスタマイズ仕様という訳だ。しかも、汚れの付きにくいコーティングが施してあるとのこと。又、柱は全部で8本あるが、屋根を支えるのは、(六本木)にかけて、その内6本とか。こだわりというか、遊び心というか、色々な(隠し味)を仕込んであるのは、心のゆとりのようなものか?(*近年の日本経済、企業業績の好調さと無縁では無さそう)…ここ迄来れば、最早単なる雨よけの屋根の域を超えて、1つの景色と言って良いだろう。
 ミッドタウンに対する、参加者の評価も好印象だったが、私は一流のアーチストやデザイナーが数多くかかわり、現場の作業者を含めた職人的な執念のようなものや日本を世界に発信する情熱が凝縮された壮大な作品のような感じを受けた。丸ビル、六本木ヒルズ、表参道ヒルズよりも、(好き)という感想である。その根っこにあるモノは何だろう。又の機会にお伝えしたいと思う。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タウンウォッチング サマンサ・キングス 遊び心がお気に入り(続)

2007-04-19 13:15:33 | 表参道・青山
 練馬「名店創造塾」(*ブックマークにリンク)仲間のフランス菓子ロレーヌさん(*同じくHPとブログをリンク)から、「サマンサの投稿を見て、行ってみたくなりました」と褒められました(*褒められると図に乗るのが「鈍感力」の良い所)。
 そこで、買ったバッグを紹介。ライオンとたてがみの下部に光るスワロフスキーの遊び心が楽しい。ショルダーであるところは、女性キャリアらしさもあり“イマ”風である。手提げはビジネス風、ショルダーはカジュアル風と言えようか。話題の六本木ミッドタウンでも、(大人のカジュアル)が人気とか。
 男性が、OFFのカジュアル感覚のバッグではこんな感じで如何?という提案であろう。そんな遊び心のセンスに乗ってみた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タウンウォッチング ソフトバンク日本最大級店舗はトレンディ

2007-04-18 22:16:18 | 原宿・渋谷・代官山・恵比寿・三軒茶屋
 ソフトバンクが、原宿に日本最大級店舗を出店した(画像)。携帯電話業界は、NTTドコモ、KDDIのau、SOFTBANKの寡占状態にあるが、後発のソフトバンクは危ない手を使ってお灸を据えられたり、シェアupに必死だが、容易に伸びないようだ。宣伝のキャラクター作戦も面白い。伝統のおっとり派「NTTドコモ」は、日本的女優の(鈴木京香?から今は大竹しのぶ)、音楽配信で若者に人気の「KDDI」は大河ドラマの仲間由紀恵起用に対し、ソフトバンクは(洋物)と来た。主にチャーリーズエンジェルで女性3人組の活躍を画いた主人公の1人、「キャメロン・ディアス」をメインに起用。20色のカラーバリエーションを武器に、トレンディなセレブ風のイメージで女性をターゲットにした作戦。カッコ良さでは、2社を圧倒しているかに見える。
 原宿の店も洒落た雰囲気の店内で、イメージはなかなか良いのだが…。個人的に言えば、auに乗り換えようと思ったが、電話番号以外は移行できない…とのことで、様子見が続いている。ネックは、この辺りにもあると思うがどうだろう。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タウンウォッチング サマンサ・キングス 遊び心がお気に入り

2007-04-17 10:57:10 | 表参道・青山
 サマンサタバサのメンズ専門館が出来たというので行ってみた。場所は原宿交差点近くの表参道に面している旗艦店だ。
 かねて、愛用の吉田カバンのオフ感覚ミニバッグでは遊び心が物足りないし、バッグで大人気のサマンサタバサなら面白いものを出しているのではないかと期待して行った。
 先ず、店頭ファサード(外観)のデザイン(画像)、大ヒットミュージカルのライオンキングにあやかったのか、ライオンがモチーフで、ワクワクするような魅きつけられる入口(*店名も「サマンサ・キングス」)。外観で魅きつけ(誘い込み)、内観(店内)で非日常の空気感に浸らせるのがインテリアデザイナーの腕だ。そして、商品に語らせる(アドバイザーは脇役)のが、クライマックスとなる。ショッピングとは、こうしたストーリーで幸せ感を提供するものだと思う。
 ライオンをモチーフにデザインした、スワロフスキーがきらりと光る遊び心のカジュアルバックを買った。プライスも、そこそこリーズナブルなのがいい。お気に入りの女性と、街をそぞろ歩きし、美味しいものを食べたり、お話しなぞしてみたい…そんな気分になった。もっと大胆な遊び心タップリのデザイン、カラーのバッグや小物いれなど、(ちょい悪オヤジ)を気取る大人の男を魅きつけること疑いなしと見た。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タウンウォッチング 六本木情報⑪ミッドタウン 水の演出

2007-04-16 21:53:26 | 赤坂・六本木・麻布
 ミッドタウンでは、様々な(水の演出)も試みている。画像は、ガレリア1Fの「ツリーシャワー」を写したもの。
 乃木坂側の入口、「ガレリアゲート」を入って直ぐの水をあしらった演出だが、水の流れが細い滝のように流れ落ちる様は(水が魅せる神秘的演出)と言うだけあって、なんとも不思議な興趣をそそられる。なんでも京都・清水寺の「音羽の滝」をイメージしたものらしい。神秘的雰囲気といううたい文句は、いささかオーバーだが、ハイテクな技術を活かした現代のカラクリといった面白さがある(この画像では、細い糸のような滝がハッキリ見えないのが残念!)。
 この他に、明かりの中に滝が流れる「ウォーターフォール」(メトロアベニュー)や鳥居をイメージした「ウォーターゲート」(ガレリアB1F)、ダイナミックな水平面を作りだしたという「ウォーターキャノピィ」(プラザ1F)など、目新しい演出がある。
 (*「水」と言えば、以前は噴水か滝のような単純な形しか思い浮かばなかったが、最近はハイテクを駆使した(進化系)が目に付く。(爽やか)というイメージが懐かしい気もするが、これが現代デザインという形なのだろう)
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タウンウォッチング 六本木情報⑩ミッドタウン ボタニカ 

2007-04-15 10:38:21 | 赤坂・六本木・麻布
 3/30日オープンの「六本木ミッドタウン」、まだ2週間、昼食難民当たり前の人波…という所かも知れないが、予感として、六本木ヒルズ、丸ビル、表参道ヒルズとは違った感触、ゆったり感のようなものを覚えている。
 それは一体何か…と考えてみると、「ガーデン」にある…と気付く。緑映える芝生、色とりどりの花壇、点在するアート、そして見事な現代デザインの美しさを見せる「21_21DESIGN SIGHT」(安藤忠雄設計)…これらが人々に(心の落ち着き)を与えている。外苑通り裏手に当たる静けさが喧噪を忘れさせる。六本木ヒルズは、巨大空間だが、ゆったり感は乏しいように感ずる。
 私を惹き付けるのは、こんなところのようだ。
余談となったが、このガーデンを見下ろす特等席にあるのが、ひらまつが経営する「ボタニカ」だ。(画像 タワー手前の建物、一番高い所の窓側)4階のテラス席から見下ろすガーデンは、良い空気に包まれたら至福のひとときだろう。英国でサーの称号を受けたデザイン界の大御所コンラン卿アジア発の1号店。ひらまつとのコラボレーションという事になるだろう。緑・水・花に囲まれたハイセンスなモダンヨーロピアン料理と空間を味わうというコンセプトだ。広尾・ひらまつは絵画レストランで音に聞こえたフレンチの名店。代官山にあるパーティ空間「シンポジオン」は、私が主宰する「イムスクラブ」でX'mas Party をやったことがあるが、アールヌーボー調の内装でノスタルジックなヨーロッパの気分を味わえて、大いに楽しかった。ひらまつは、国立新美術館にも出店しているが、美術館でやる株主懇談会が話題となった経営姿勢が好ましい企業でもある。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タウンウォッチング 六本木情報⑨ミッドタウン 虎屋

2007-04-14 10:45:03 | 赤坂・六本木・麻布
 絶好調!! 六本木ミッドタウン…という感じで、人波が続いている。12日の木曜日、2時過ぎという時間帯なのに飲食店は何処も満員札止め!?といった感じの混みよう。20日に国際経営者協会主催でタウンウォッチングを実施するので、ランチに予定しているひらまつの「ボタニカ」でランチしてみようと行ってみたが満席。待ち客があり、これ以上はお受けできません、ご容赦下さい…という感じで、あきらめざるを得ない状態。他の店も貸切やら、満席お断り続出という有様で、明らかに高めのプライス(*例えば、ボタニカのランチ、2.500円、3.800円、5.800円)お構いなし…という来店客の懐の豊かさを感じさせる。
 脱線したが、画像は(伝統に革新を吹き込む経営姿勢)で知られる「虎屋」の店頭。六本木は国際色を意識した街でもあるが、ミッドタウンの内装に見られる「和の感覚」とも合致する、(和の文化)を発信する売り場造りをしている。
 入口ののれんは、京都の老舗として使っていた江戸期イメージの再現と見た。店内には、菓子の外、焼き物や和の小物を展示するコーナーがあり、和の文化を伝えようとする思想が伺える。
 伝統の羊羹や最中の販売は勿論、和風モダン内装のカフェもあり、自慢の「あんみつ」も甘党を離さない。ミッドタウンでは、六本木ヒルズ「とらやカフェ」のような和×洋の融合を目指さず、和の文化×伝統の味という路線を打ち出しているように思う。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タウンウォッチング 鎌倉の花・妙本寺の三つ葉躑躅(つつじ)

2007-04-13 12:18:28 | 鎌倉・江の島・湘南
 前回、自宅散歩コースの鎌倉・妙本寺の海棠をご紹介しましたが、今回は同じ妙本寺境内の「三つ葉躑躅」。低木で、春、若葉の頃少し前に紅紫色の美花を開く。画像は、今朝、写したもので、ご紹介した海棠の側に、秘めやかに、可憐で優しげな風情で咲いている。バラとかダリアの様な華美さではなく、透き通った紫色の色香は、日本的美女のイメージで誠に好もしい。咲いている期間はそれ程長くないので、つかの間の逢い引きをしているようで後ろ髪を引かれる想い…のような、そんな感じですね。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タウンウォッチング 六本木情報⑧ミッドタウン お犬様時代の再来!?

2007-04-12 23:00:01 | 赤坂・六本木・麻布
 六本木ミッドタウンに「DOG DAYS」という犬の店がある。
 今、中・高年の女性にとって生活の伴侶というか、欠かせない存在が「ペット犬」の存在。最近の商業施設では、ペットとフードの販売は勿論、グッズ、ケーキ、レストラン、ホテル…などに一段と広がっている。ミットタウン内の犬の店は、そればかりではない。エステ、クリニックまであるのには恐れ入ったという感じ。
 正に、江戸期・綱吉の「お犬様」時代の再来か!?と思わせる。一寸空恐ろしい感じもするが、それが現実なのである。人間様でも、そうそうはエステに通っている人は少ない。ペットまで富裕層扱いとは恐れ入りました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タウンウォッチング 柏の葉キャンパスタウン

2007-04-11 17:57:20 | ツクバXP沿線、羽田空港国際線ターミナル
 今年2月だったと思うが、「ツクバエキスプレス」(TX)が開通した。秋葉原と筑波学園都市を結ぶ私鉄で、早さと乗り心地の良さで話題となった。
 緑が広がる郊外の風景で、湾岸沿いの豊洲などと全く街の雰囲気が違う。沿線には、遙か遠いイメージだった筑波の学園都市は勿論、秋葉原の産学IT拠点のようなビルから、柏の葉キャンパス駅のように千葉大学、東大が進出するなど、ひと味違う新しい街が形成されつつある。
 その柏の葉キャンパス駅に「ららぽーと柏の葉」が出来たというので、タウンウォッチングコースに組み込んでみた。ららぽーとは、三井不動産開発のショッピングセンターに付けられた名前で、船橋ベイららぽーとに始まり、豊洲、柏の葉、横浜、川崎(名前は違えているが…)と相次いでオープンさせた。三井は、他に日本橋、六本木(ミッドタウン)にビッグプロジェクトを進め、首都圏に商業施設投資への増勢を強めている。
 ららぽーとは、準都心から郊外という住宅開発が進む立地で、団塊二世の30代ファミリーが多く、キッズを意識した施設や楽しめる場所を作っている。豊洲では子供のお仕事体験タウン「キッザニア東京」、柏の葉では「クライミングウォール」(壁登り・画像)など、爆発的人気のキッザニア東京は別格として、どこも人気を集めているようだ。

 この沿線は、住~産・学創造のエリアとしての発展が期待される一方、LOHAS」タウンとして新しい開発の方向性が注目されている。「ららぽーと柏の葉」は、自然との共生を目指す(こだわりスポット)が注目で、「屋上農園」、「屋上庭園」、喫煙者に心地よい空間「スモーキングラウンジ」、女性向けの「海のトイレ」、「風力発電」、「太陽光発電」…など、自然、健康、緑と環境に優しい施設が満載という感じで、その辺りがロハスタウンらしい処。
 最近、隣接する「流山おおたかの森」駅に、新しいショッピングセンターが出来て、高島屋の食品売り場が出来た。百貨店自慢のデパ地下出店という食料品・総菜売り場の郊外への進出という、かって想像できなかった贅沢な時代が来たということだろう。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする