12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

バカンスの続き

2008年07月29日 06時08分03秒 | Weblog

NHKのラジオで、海外在住者からのレポートを聞く機会があった。オランダ人とご結婚された日本女性の発言であった。

1. バカンス期間中は、医者も不在で緊急の医療機関の窓口が開設される。

2. 泥棒が増える時期でもあるので、新聞や郵便が玄関周りに沢山溜まらないような対策や、カーテンが締め切ってあって夜間点灯しないなど、空き家であることを察知されないような対策(夜間タイマー点灯するや、あるいは、ご近所や知り合いに頼む)が必要である。

3. また、欠かせない作業である庭の草木への散水もご近所や知り合いに依頼しておかねばならない。

そして、場合によっては、自宅を留守中他人に貸して、空き巣対策とし、またその賃料をバカンスの足しにするということもあるのだそうである。

自宅を丸ごと知らない他人に数週間貸すなど、日本人にはなかなか出来ない事である。いったいどのような整理整頓をしておけば、こんなことが可能なのか知りたいと思っている。

日本はどちらかと言うと、祭り漬けの感がある。あちらこちらのお祭りやイベントに出かけるのも気分転換であり非日常を手軽に楽しむための大変良い方法であると改めて感じた。

意外なことに、日本人は賢いバカンスを昔から行っていたのである。

しかし、この自宅丸ごと貸し出しが日本で実現するためには、やはりかなりの纏まった休暇がとれるような社会になる事が必要なように思える。

思いつき:
日本人は、大変大切に綺麗に借りた物を使う国民である、この種の家の貸し借りが出来る時代が来ると、日本の夏休みも様変わりする可能性があるような気がする。

これから高齢化過疎化が急速に進行すると予想される、頭の良い人がその内、休暇用の短期の空家斡旋事業を始める時代が来るような気がする。

(この主のサービスのためには、なんと言ってもインターネットは強力な道具と成ることであろう)