先日息子が、自分のパソコンのRAMを256MBから1GB 増強して1.256MB にした。大変簡単でドライバー1本あれば良いと言う。結果はすばらしく、劇的に性能が向上したと言うのである。
小生のパソコンはそれより少し新しいのだが、WORDとインターネットなど複数の作業を同時に行おうとすると、しばしば片方が動かなくなるという困った状態になっていた。
Ctr+Alt+Delの三つのキーを同時に押さえると「タスクマネジャー」が表示される。これで見ると、使用しているメモリーが800MB を越える事もあり多々あり、この種の傷害が起きていると考えた。
小生のパソコンのRAMは256MBx3枚=768MB と少し大きいが、CPUの性能はセレロン1.5GHという息子の物より数段低いものである。
マニュアルを読むと、「同容量のRAMボードを2枚取り付けると、デュアルチャンネルのメモリアクセスに対応しており、より高速な動作が可能です」とあった。
最大増設可能容量は、1GBx2であるため、思い切って最大まで増設する事にした。 さて手順をご紹介する。
1GB RAMボード2枚購入;
この機種に適合するボードを選ぶ事ができないので、息子にマニュアルを渡し、電気店で選んでもらい購入するように依頼した。 これからが、本当の交換作業手順である。
1. パソコンの電源を切る
2. 電源コードやその他の全ての接続コードを外す
3. パソコンを裏返す
4. バッテリーアンロックのレバーをスライドさせ、バッテリーパックを取り外す
5. メモリースロットのカバーを小さいドライバーでねじを緩め外す
6. スロットに256MBのRAM2枚が付いていたので外す
7. 新しく購入した1GBのRAM2枚を取り付ける
8. 確実に取り付けられている事を目視で確認して、メモリースロットのカバーを取り付け、ドライバーでねじを締め固定
9. バッテリーパックを再び挿入
10. 全てのコードを接続
11. 電源を入れ、作動を確認する。
所要時間は、10分以内、これで完了、大変簡単だった。 小生の物は、2,256GBのRAMになった。その結果、性能はやはり劇的にと言えるほど向上した。しかし、大枚17800円x2=35600円の出費となった。
最近になって、パソコンは、5年が使用限界と言われていた事の意味が判ったような気がしてきた。
「壊れて使えないというよりも、性能的に使えなくなってしまうということであると」
今回の処置は、小生のパソコンの使用限界を数年伸ばすことには成りそうである。