昨日より今日を!今日より明日を! 夢と希望がある限り命輝かせて生きていこう!

「夢を描こう!」「 夢を語ろう!」 「夢を形にしよう!」 楽しもう76歳を!

姜尚中さん。

2012-01-20 20:58:11 | 輝いて生きる
日経新聞の夕刊に「人間発見」というコーナーがある
各界で活躍中の著名人が生い立ちから今日までのとって
おきの話を一週間にまとめたもので、その人の知られざ
る一面が紹介されるのでいつも楽しみにして読んでいる

朝刊の「私の履歴書」とは一味違った興味深さがある
まさに「人間発見」、いいテーマだと思う


今週は、東大大学院教授で政治学者の姜尚中さんが登場
今夜で終わりになるがどんな内容やら
いま仕事場なので夕刊は帰ってからだ

姜尚中さんについては、いまさら紹介をする必要もない
多くの著書やテレビ出演でよく知られている

とくに一昨年だったか著書の「悩む力」はベストセラー
になり、いまでも書店でよく見かける

姜尚中さんを有名にしたのは、在日韓国人として外国人
指紋押なつを拒否したことからだろう

そして在日で初めて東大教授、あの独特の語り口が受け
たのか、マスコミに登場する機会が増え、去年の春まで
NHK教育のテレビ「日曜美術館」の司会まで務めた

その姜尚中さんが、韓国の元大統領として日本人に最も
よく知られているかもしれない金大中さんとのことが昨
夜の記事に多く紹介されている

何度も金大中さんに会ったそうだが、ある時、在日問題
の悩みを金大中さんに相談したそうだ

その時「当事者が動かずして誰が助けてくれるのですか」
と語りかけられ「「まず君たちが行動することが大事だ」
と勇気づけられたという

金大中さんが生命の危機に何度も遭いながら諦めず、復
活してノーベル平和賞を受賞するまでの道はまさにその
言葉通りの人生だったのだと思う

夕刊の記事の片隅にあった金大中さんのこのことば
「当事者が動かずして誰が助けてくれるのですか」
「まず君たちが行動することが大事だ」

自分に突き付けられたような気がして思わずノートに書
き写し、新聞を切り抜いた

かって自分も若い頃は、言うことは言うが、後は人任せ
”ここまで言えばだれかがやるだろう”と人頼りすると
ころがあった

しかし一人で仕事を創めて今日まで、自分が動かないで
物事はすすまなかったし今もそうだ
だから当事者意識のない人は選別してしまう

これは今の日本人に言われていることかもしれない
政治家さんたちこそ、このことばを大事にしてほしい

あの姜尚中さんが高校球児だったというのだから面白い
それもプロの選手を目指していたというのだから面白い
甲子園で優勝している熊本の文武両道の名門校で・・・

二年前のブログに姜尚中さんの著書を紹介したが
その本に金大中さんのことが多く書かれている