一期一会・・・鳥撮りの記 ４８２ オオタカの繁殖記録（２０２１）

開催是非の賛否両論の中、無観客で強硬開催された１年遅れの2020東京オリンピックが昨日閉幕しました。
在宅中はＴＶ観戦で１日を退屈することなく過ごせましたが、緊急事態宣言が続く今月いっぱい、さてどう過ごすか？
まずは、今シーズンのオオタカの繁殖とヒナの成長を追ってみることにしました。

４月６日・・・
そろそろ親鳥の繁殖行動や巣作りが始まるころかと、最初の訪問です。

ここを訪れ始めて４年、巣は毎年同じものをリフォームしています。巣にはメスの姿がありますが、産卵・抱卵にはまだまだ・・・


木とまりのメス・・・


４月２５日から５月末日まで、緊急事態宣言が発令。
５月３１日・・・
予めヒナ誕生の情報を得ていたので、１日フライイングで出かけてみると・・・まだ白い産毛を纏った３羽のヒナを確認。




給餌後、巣から飛び出すメス・・・


６月２８日・・・
巣立ちの時期を待って出かけてみると、ヒナは予想通り巣立っていました。
巣の中で餌を食べるヒナ。


別の枝で・・・


７月１０日・・・
兄弟３羽揃って・・・




このころには飛翔力もついて自由に飛び回っていました。


７月１９日・・・
さらに行動範囲も広がり、逞しくなっていました。


地面にも降りて来た！


飛び出し！


７月２６日・・・
３羽の兄弟は別々の行動が目立ったきたようです。そろそろここを離れるヒナもいるかと思います。
この日は暑い日で川に降りて水浴びシーンを見せてくれました。


飛び出し！


８月３日・・・
残っているヒナは１番成長が遅かったと思われるこの子１羽しか確認できず！
雨の中、カラスとのバトル・・・




今年生まれた３羽のヒナたちは無事に自分の居場所を求めて去って行ったようです。
来年もここで新しい命を育んで欲しいと思います。