ルクノス ~ともし火~

日本聖公会 北関東教区 宇都宮聖ヨハネ教会のブログです。

聖霊降臨後 第10主日

2006年08月14日 | ショートメッセージ
15日は、「主の聖母マリア日」ですが、
元はといえば、カトリックの「聖母マリア被昇天の日」に由来しています。

ご存知の通り、日本に初めてキリスト教を伝えたのは
イエズス会宣教師のフランシスコ・ザビエルですが、
彼が鹿児島の海岸に上陸した日(1549年8月15日)が、
ちょうど「聖母マリアの被昇天の日」に当たっていたので、
彼は、日本の国民の幸せを願って、日本を聖母マリアに捧げました。

そのせいでしょうか、日本の歴史的な出来事は、
不思議と聖母マリアの祝日と重なっています。

太平洋戦争の開始は、1941年12月8日で、
その日は聖母マリアが、その母、聖アンナの体内に宿ったことを記念する
「無原罪の聖マリアの祝日」です。
そして、太平洋戦争が終わった、1945年8月15日。
この日は、前述のとおり、「聖母マリア被昇天の日」です。
そして、サンフランシスコ講和条約が、
サンフランシスコで調印されたのは、1951年9月8日。
この日は、「聖母マリアの誕生日」」に当たります。
さらに日本の建国記念日であり、
日本聖公会の組織成立記念日を祝う2月11日は、
「ルルドの聖母の祝日」となっています。

これは、単なる偶然かもしれません。
しかし、こんなにもたまたまが重なるのでしょうか。
なにか、不思議なお導きを感じずにはいられません。

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