聖霊降臨後第9主日

＜ルカによる福音書10:38－42＞

イエスはマルタの家に迎え入れられました。
マルタはもてなしのためにせわしく働きますが
マリアはイエスの足もとでイエスの話に聞き入っていました。
マルタはマリアにももてなしの手伝いをすることを求めますが、
イエスは「必要なことを選んだ。それを取り上げてはならない」と
マルタを諭しました。
私たちも教会生活と自分の信仰生活の中心に
主イエスご自身をしっかりと据え置くことができますように。

司祭 ヨハネ小野寺達
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聖霊降臨後第8主日

＜ルカによる福音書10:25－37＞

ファリサイ派の人はイエスに
「わたしの隣人とは誰ですか」と問いました。
隣人は誰かを決めてその隣人を愛するのは本当に愛ではありません。
イエスは、「良いサマリア人」に例えの中で、
倒れた旅人の身になって介抱した他国人が
旅人の隣人になったことを例にして、
自分の枠組みで他者を用いるのではなく
他者に仕えることを教えておられます。
永遠の命のために行動するところに永遠の命ではなく、
他者のために自分を捧げるところに永遠の命があるのです。

司祭 ヨハネ小野寺達
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聖霊降臨後第7主日

＜ルカによる福音書10:1－12,16－20＞

主イエスは弟子たちを宣教の働きのために遣わすに当たり
「財布も袋の履物も持っていくな」と教えました。
羊を狼の中に送り出すように弟子たちを送り出すとき
敢えて丸腰で行かせておられます。
宣教は方法や技術が先にあるのではなく
神に生かされている人そのものの働きが証となるのではないでしょうか。

司祭 ヨハネ小野寺達
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