ルクノス ~ともし火~

日本聖公会 北関東教区 宇都宮聖ヨハネ教会のブログです。

聖霊降臨後第7主日

2011年07月31日 | ショートメッセージ
<マタイによる福音書13:24-30,36-43>

僅かなパンと魚で主イエスさまは五千人もの人を養い、
しかも残りは12の籠に満ちました。
深い憐れみに基づく主イエスの働きは
人の手の業を遥かに越えて小さな捧げ物を生かしました。
先主日の「からし種」の譬と同様に、
今は小さな可能性も主の御手の中で大きな出来事となるのです。
私たちも一人ひとりが小さい者ですが、
主の大きな御手の中で生かされる時、
永遠の命へと導かれるのです。

司祭 ヨハネ小野寺達
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聖霊降臨後第6主日

2011年07月24日 | ショートメッセージ
<マタイによる福音書10:34-42>

「からし種」とは背丈が3~4メートルになるアブラナ科の植物で、
種は砂粒のように小さいのですが、
育つとそこに鳥が来て実をついばみます。
実際に鳥が巣を作ることもあったでしょう。
たとえ小さくとも種には成長のプログラムが内在します。
私たちはこのプログラムを書き換えることはできず、
内在する力が十分に顕現するように働くのです。
私たちも神の大きなプログラムの中に用いられ
生かされるものであることを覚えましょう。

司祭 ヨハネ小野寺達
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聖霊降臨後第5主日

2011年07月17日 | ショートメッセージ
<マタイによる福音書13:24-30,36-34>

麦も毒麦(雑草)も一緒に生えるのを
神は「毒麦と一緒によい麦も抜いてしまうといけないから」といって、
収穫の時までそのままにしておくのです。
収穫の時になると実った麦は倉に納められ
雑草は火にくべられることになります。
私たちの生きる世界は善と悪が同居していますが、
終りの時に選り分けられる緊張感を持って
主にある実りのために
生き抜いていく者でありたいと思います。

司祭 ヨハネ小野寺達
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聖霊降臨後第3主日

2011年07月03日 | ショートメッセージ
<マタイによる福音書11:25-30>

イエスは「重荷を背負う者、疲れた者はわたしのもとに来なさい」と
招いておられます。
これは主イエスの招きであると同時に、
主イエスに従う共同体である教会がこの世界を招く言葉でもあります。
その招きのために私たちはそれぞれの重荷を負いますが、
この重荷は神の御心にそう限り苦痛ではなく喜びです。
感謝をもって主イエスの招きに応え、
この世の多くの人をイエスの招きへと導く者とされますように。


司祭 ヨハネ小野寺達
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