ルクノス ~ともし火~

日本聖公会 北関東教区 宇都宮聖ヨハネ教会のブログです。

聖霊降臨後第3主日

2015年01月25日 | ショートメッセージ
<マルコによる福音書1:14-20>

マルコによる福音書は、イエスが二組の漁師兄弟を弟子にした話を淡々と語ります。
本人や家族の心情などを語れば深い思いもあったことでしょう。
それでも、イエスが召し出し弟子になる者たちがそれに応じたという
大切な一点を外すことなく際立たせて福音記者はこの話をしるしているのです。
わたしたちの信仰の応答もそうです。
「イエスに招かれわたしたちはそれに従う」という
信仰の基本を今日の福音書から確認しましょう。

司祭 ヨハネ小野寺達
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顕現後第2主日

2015年01月18日 | ショートメッセージ
<ヨハネによる福音書1:43-51>

ナタナエルは実際にイエスに会うまで、
ガリラヤから救い主が現れ出ることなど信じられませんでした。
しかし、ナタナエルはイエスに会った時、
自分がイエスを知っている以上に
イエスに知られているている者であることを知り、
イエスを救い主として受け容れるのです。
わたしたちも自分で神を選んだのではなく、
神の大きな御手の中に生かされている者であり、
その自覚がわたしたちを信仰から信仰へと導くのです。

司祭 ヨハネ小野寺達
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顕現後第1主日(主イエス洗礼の日)

2015年01月11日 | ショートメッセージ
<マルコによる福音書1:7-11>

イエスは洗礼者ヨハネから
「罪の湯寿司を得させる悔い改めの洗礼」を受けました。
罪の無いイエスがその洗礼を受けたのは、
イエスが罪人の側にまわり罪人を贖うためでした。
十字架の上で障害を閉じるイエスの公生涯の始まりが
その洗礼だったのです。
やがて教会は罪の赦しに止まらず、
人を神の子とするための洗礼を
「父と子と聖霊の名によって」授けるようになるのです。
イエスが人となって罪人と同じように生きてくださった恵みを感謝し、
イエス・キリストの体である教会に結び合される者でありたいと思います。

司祭 ヨハネ小野寺達
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