聖霊降臨後第20主日

＜マタイによる福音書22:34－46＞

神と人を愛することは分けられない一つのことです。
このことをイエスは十字架によって示してくださいましたが、
それと同時に十字架は神が私たちを愛していてくださることを
神の子が具体的に示す出来事でもあったのです。
イエスは、ファリサイ派が形式化したユダヤ教の中で保身する姿を厳しく批判し、
神の愛に基づいて神と人を愛するように訴えたのでした。
それは私たちへの時代を超えたメッセージでもあるのです。

司祭 ヨハネ小野寺達
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教会コンサート

栃木県内にある聖公会の教会で行われるコンサートのお知らせです。

【教会コンサート】
♪日時/2014年10月25日（土）14:00開演（13:30開場）
♪入場無料
♪場所/栃木聖アルバン教会
　栃木県栃木市入舟町4-12
♪演奏曲目/タイスの瞑想曲（マスネー）
　　　　　 シチリアーノ（フォーレ）
　　　　　 ハンガリー田園幻想曲（ドップラー）他
♪出演/さかはし矢波（フルート）
　　　 福田素子（ピアノ）

・JR栃木駅から徒歩16分　
・栃木ICから車で15分
※お車でご来場の方は、教会西側の旧栃木市役所駐車場をご利用ください。

お問い合わせは、下館聖公教会（0296-25-2311）矢萩司祭まで。

聖霊降臨後第19主日

＜マタイによる福音書22:15－22＞

イエスの言葉尻を捉えて罠にかけようとする者
（普段は対立するファリサイ派とヘロデ派）が、
皇帝に税を納めることへの可否についてイエスに尋ねました。
どう答えても批判するためです。
イエスは「皇帝のものは皇帝に、神のものは神に」と答えました。
これは単に頓智が有るか無いかのことではなく、
その背景にイエスが「それではあなたはどう答えるのか」と
問いかけていることを忘れてはならないのです。
私たちは洗礼の折に額に十字の徴を刻まれていることを覚え、
神に帰せられる者であることに誇りと喜びを持てますように。

司祭 ヨハネ小野寺達
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聖霊降臨後第17主日

＜マタイによる福音書21:33-43＞

神はこの世に幾度も預言者を遣わして
御心に立ち返るように促しますが、
民は従わず神はとうとう独り子を遣わします。
しかし、民はその息子を殺して捨て去りました。
その独り息子の死がそれまでとは違う新しい救いの家（教会）を
建て上げることになるのです。
神がこの世界に働きかけてきたこの歴史を「救済史」と呼んでいます。
今日の聖書日課福音書はこの「救済史」を教えています。
そして私たちがこうして生かされている背後にも
神の独り子が見えない土台となっていてくださることを覚え、
感謝したいと思います。

司祭 ヨハネ小野寺達
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