ルクノス ~ともし火~

日本聖公会 北関東教区 宇都宮聖ヨハネ教会のブログです。

聖霊降臨後第3主日

2014年06月29日 | ショートメッセージ
<マタイによる福音書10-34-42>

私たちが愛するのは相手が自分の好みであったり
都合が良いからですが、
神の愛はそのような条件によらないのです。
完全な愛は人に必ずしもいつも都合よく働くとは限らず、
人はその愛を排除したり拒否したりもしました。
何故なら、神の愛は時に「剣」として働き、
私たちのうちにある罪や悪にとって、
平和をもたらす剣として愛は疎ましいものですが、
誰もが無条件の愛に生かされていることを覚え、
その愛に応える道を歩む者でありたちものです。

司祭 ヨハネ小野寺達
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聖霊降臨後第2主日

2014年06月22日 | ショートメッセージ
<マタイによる福音書10:24-33>

主イエスは、1羽では値のつかない雀でさえ
主なる御手にあるのであれば
人はなおさらであると言われます。
その一方、イエスを知性と感情を伴って知る人間は
イエスを拒むこともあり、イエスはその者を天の国で拒むとも言われます。
この言葉から多くの人はイエスが捕えられたる時にペトロが大司祭の館で
イエスを否認したことを思い出すのではないでしょうか。
この後ペトロは復活したイエスに拒まれませんでした。
イエスのこの言葉は脅しの言葉ではなく
招きの言葉であることを覚えましょう。

司祭 ヨハネ小野寺達
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三位一体主日・聖霊降臨後第1主日

2014年06月15日 | ショートメッセージ
<マタイによる福音書28:16-20>

教会は、天地を想像され「良し」とした父なる神、
離反してしまった人間にも神からの愛は永遠であることを
十字架の上から示してくださった子なる神、
そして、いつも私たちを生かして働く神の愛の力である聖霊なる神は
分離することも混合することもない一人の神であることを伝えてきました。
この大きな神の愛と恵みの中に私たちが生かされていることを感謝し
上への応答としてそれぞれの働きに生きることができますように。

司祭 ヨハネ小野寺達
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復活節第7主日(昇天後主日)

2014年06月01日 | ショートメッセージ
<ヨハネによる福音書17:1-17>

イエスが天に昇ったということは、ある特定の地や民族の救い主ではなく、
いつどこにいても私たちを祝福する救い主になられたということを意味します。
キリスト教がユダヤ教の枠を超えた普遍宗教となって世界に広がる過程には
神の御業としか表現できない大きく不思議な力が働いているのです。

司祭 ヨハネ小野寺達
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