ルクノス ~ともし火~

日本聖公会 北関東教区 宇都宮聖ヨハネ教会のブログです。

降臨節第1主日

2009年11月29日 | ショートメッセージ
<ルカによる福音書21:25-31>

天変地異は神の出現を思わせ、「終わりの時」を感じました。
それは、多くの人にとって破滅や終局を感じさせ恐れを抱かせました。
しかし、主イエスは「終わりの時」とは、むしろ「開放の時」であり
神の働きが完成するときであると教えました。
罪ある者には「終わりの時」は恐れにつながりますが、
主イエスによって罪が贖われていると信じる者にとって
「終わりの時」は開放の時なのです。
さて、私たちにとって「終わりの時」とはどのような時なのでしょうか。

司祭 ヨハネ小野寺達
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降臨節前主日

2009年11月22日 | ショートメッセージ
<ヨハネによる福音書18:31-37>

年間最終主日に当たる今日は「王なるキリスト」を覚える主日です。
「王」とは、私たちを治め導く存在です。
私たちは何を「王」とするのでしょうか。
私たちを治め導くお方の違いによって
私たちは自由を得ることもあれば、
弾圧され、ものも自由に言えなくなることもあるのです。
私たちは一人一人を根底から支えて
その命を輝かせるイエスを受け入れ、
そのお方を自分の「主である」と信じて
公に信仰を告白する者の集まりなのです。

司祭 ヨハネ小野寺達
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チャーチコンサート報告

2009年11月18日 | 宇都宮聖ヨハネ教会


去る11月15日に「チャーチコンサート~愛隣幼稚園改築のため~」が行われました。
約100名ほどのお客様が聖歌や世界の名曲を楽しみました。

ニコニコ笑顔で歌を聴いてくださったり、聖歌隊と一緒に口ずさんでいたり、
あたたかい雰囲気の中、コンサートを終えることができました。

アンコールの「そらの鳥は」では、幼稚園の子どもたちが元気に歌ってくれて、
私たちも元気をいただいたようでした。

みまさまのご支援・ご協力により146,120円を愛隣幼稚園のために
募金することができました。ありがとうございました。

聖霊降臨後第24主日

2009年11月15日 | ショートメッセージ
<マルコによる福音書13:14-23>

今日の福音書は「小黙視」と言われる部分で、
当時の歴史理解に基づいて「終わりの時」が来る前に
どんな出来事があるかに触れながら、
耐え忍んで生きることの大切さを教えています。
現在では、今から2000年前のユダヤの歴史と認識に基づいて
行動する必要は無いと思いますが、
いつの世にも「今ここに神の御心を現すために」ということを念頭に置いて
その一瞬を終わりの時と認識していきることは
大切なことではないでしょうか。
私たちの生活のひとつひとつの決断を
目の前で神から決断を迫られていつと考えながら
神に応えて生きていきたいものです。

司祭 ヨハネ小野寺達
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チャーチコンサート~愛隣幼稚園改築のため~

2009年11月15日 | 宇都宮聖ヨハネ教会
※11月15日まではこちらがトップ記事となります。最新の記事は、この下からになります。

 
チャーチコンサート ~愛隣幼稚園改築のため~


2009年11月15日(日) 15:00開演(14:30開場)
会 場:宇都宮聖ヨハネ教会 聖堂
チケット:1,000円




演奏曲目
バッハ/グノー:アヴェ・マリア
チャイコフスキー/アンダンテ・カンタービレ
ウェルナー:野ばら 聖歌 他

合唱 : 宇都宮聖ヨハネ教会 クワイヤーアイノス


主催 宇都宮聖ヨハネ教会
共催 愛隣幼稚園

後援 朝日新聞社宇都宮総局 産経新聞社宇都宮支局

問い合わせ:宇都宮聖ヨハネ教会
028-622-0335


♪愛隣幼稚園について
愛隣幼稚園は、日本聖公会宇都宮聖ヨハネ教会の付属幼稚園として明治44(1911)年に創設された
宇都宮市内で最初に設立された幼稚園です。
昭和58(1983)年に、同じ日本聖公会北関東教区の幼稚園と共に学校法人聖公会北関東学園を形成、
キリスト教の精神を基盤にした幼児教育に努めています。
卒業生は、市内外の各分野で活躍しており、
親子孫3代にわたる園児も珍しくありません。
私たちの幼稚園の名称である「愛隣」とは、
聖書の中の「隣人を自分のように愛しなさい」(マタイによる福音書 第22章39節)
というイエス・キリストの言葉に由来します。
「愛する」ということは、別の新約聖書の記事によれば、
「信ずる」ことであり「待望する」ということでもあります(コリントの信徒への手紙 第12章13節)。 
愛隣幼稚園は、このような信仰に基づいて、
子どもたちが豊かで健やかに成長することができるように仕えたいと願っています。
ここ数年、園舎の劣化が急速に進み、
安全に保育を行う上での問題も生じておりました。
そこで、愛隣幼稚園設立100周年に先立ち、園舎改築を行いました。
これからも地域の方たちに愛され、
さらに幼稚園教育の内容を向上させていきたいと私たちは考えています。
そのためにも、皆さま方の祈りと募金による支援をお願いいたします。

聖霊降臨後第23主日

2009年11月08日 | ショートメッセージ
<マルコによる福音書12:38-44>

レプトンは最小の貨幣単位ですが、
持っていたレプトン2つを2つとも献げたやもめをイエスは
「全財産を献げた」と言って褒め称えました。
お金に限らず自分の持っているものを
神のために用いていただくために差し出すことが
神にお応えすることの基本です。
自分を過小評価せず、出し惜しみせず、祈ること、賛美すること、
用いられることに積極的になることで、
天の国は小さな事から具現していくのではにでしょうか。


司祭 ヨハネ小野寺達
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諸聖徒日

2009年11月01日 | ショートメッセージ
<マタイによる福音書5:1-12>

教会では古くから11月1日を諸聖徒日、11月2日を諸魂日として
逝去者を覚え命と信仰の継承を感謝してきました。
今日の福音書は、主イエスが山上の説教の冒頭で
「8つの幸い」を説いた箇所です。
同じ形式で幸いを説く教えはイザヤ書にもありますが、
そこでは掟を守り忠実に生きる者の幸いが説かれています。
しかし、イエスは貧しい者や泣く者の幸いを説き、
神を知る通路が何処にあるかを教えました。
私たちは、神と結びつく幸いを何処に求めるのでしょう。

司祭 ヨハネ小野寺達
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