ルクノス ~ともし火~

日本聖公会 北関東教区 宇都宮聖ヨハネ教会のブログです。

降誕後第1主日

2010年12月26日 | ショートメッセージ
<ヨハネによる福音書1:1-18>

目には見えない神の意思(ロゴス)は人となってこの世に現れ出ました。
福音記者ヨハネはこれを「言の受肉」と意味づけました。
イエスの中に神の意思が完全に表れていると捕らえたのです。
言は世に来ましたが世はこれを拒み十字架へと押しやりました。
しかし神はこのイエスを復活させました。
ロゴスは弟子たちに受肉し、弾圧されながらも次第に世界に広がりました。
今日、私たちもこうして2000年前のロゴスの受肉を感謝して礼拝しています。
ロゴスを私たちのうちに受肉させ、
信仰を深める歩みを確かにすることができますように。


降誕日聖餐式

2010年12月25日 | ショートメッセージ
<ルカによる福音書2:1-20>

貧しいアウトローであった羊飼いのようになり、
もっと小さくもっと貧しくなって
救い主はこの世に来てくださいました。
それが私たちへの救いのしるしです。
わたしたちは、見返りや手応えを求めて愛することはできますが、
神は価無しに私たちを愛してくださっています。
羊飼いのようにそのしるしを受け入れて、
私たちも人を愛することができるように
育てられていきたいと思います。

司祭 ヨハネ小野寺達
→説教はこちら

降誕日第1聖餐式

2010年12月24日 | ショートメッセージ
<マタイによる福音書1:18-25>

救い主イエスさまの御降誕を感謝しお喜び申し上げます。

神のみ使いはヨセフに心配せず
マリアを迎え入れるように夢で告げました。
み使いは、その時「神は私たちと共におられる(インマヌエル)」
ことを教えています。

「共に生きる
とは、美しい言葉ですが、実際にそうすることは
とても大変なことであり難しいことです。
神はイエスを通して「インマヌエル」の喜びを
わたしたちに与えてくださいました。
感謝。

司祭 ヨハネ小野寺達
→説教はこちら


チャーチコンサート

2010年12月18日 | 宇都宮聖ヨハネ教会
※12月18日までは、こちらがトップ記事となります。

宇都宮聖ヨハネ教会
 チャーチ コンサート
愛隣幼稚園のため」 「ぶどうのいえのため」



■2010年12月18日(土)15:00開演(14:30開場)           
■会 場:宇都宮聖ヨハネ教会 聖堂
■チケット:1,000円
 (収益金は、愛隣幼稚園とぶどうのいえに寄付されます。)

■演奏曲目
もろびとこぞりて あらののはてに 
牧人ひつじを 神にはさかえ
クリスマスキャロル 他

■演奏
クワイヤーアイノス

主催 宇都宮聖ヨハネ教会共催 愛隣幼稚園
■宇都宮聖ヨハネ教会(愛隣幼稚園)
 バス:JR宇都宮駅西口より 関東バス【新川】
 【桜小学校入口】または【桜通十文字】下車徒歩5分

ご来場の際は、駐車場がございません。
公共の交通機関をご利用いただくか、
お車でいらっしゃる場合は、最寄の駐車場をご利用ください。


ぶどうのいえについて
NPO法人・聖テモテ愛の家「ぶどうのいえ」
日本聖公会の聖テモテ教会が母体の女子学生寮がその役目を終え、
新たに、病気で苦しむ子どもたちと家族の滞在施設として改築された。
難病とたたかう子供たちと家族が、
「もうひとつの、わが家」として安心して滞在できる部屋と施設を
提供する活動を行っている。
「難病と闘う子どもたちは、特別な治療を必要としています。
専門の医師や、特別な設備を備える病院が集中する東京には、
多くの子どもたちが治療のために訪れます。
子どもが東京の病院に入院しなければならなくなった時、
付き添う家族にも滞在施設が必要です。
しかし、ホテル、アパートなどを長期にわたって借りることは容易ではなく、
経済的にも大きな負担になっているのが現実です。
難病とたたかう子どもと家族が安心して、
しかも少ない負担で滞在できるところ、それが「ぶどうのいえ」です。
難病と向かい合うとき、子どもはもちろん、
その親たちも精神的に厳しい状況に置かれています。
「ぶどうのいえ」は単なる滞在施設ではなく、利用することで心が安らぎ、
励まされる場所となることを目的としています。
(ぶどうのいえホームページより )


愛隣幼稚園について
愛隣幼稚園は、日本聖公会宇都宮聖ヨハネ教会の付属幼稚園として
明治44(1911)年に創設された宇都宮市内で最初に設立された幼稚園です。
昭和58(1983)年に、同じ日本聖公会北関東教区の幼稚園と共に
学校法人聖公会北関東学園を形成、
キリスト教の精神を基盤にした幼児教育に努めています。
卒業生は、市内外の各分野で活躍しており、
親子孫3代にわたる園児も珍しくありません。

私たちの幼稚園の名称である「愛隣」とは、
聖書の中の「隣人を自分のように愛しなさい」
(マタイによる福音書 第22章39節)という
イエス・キリストの言葉に由来します。
「愛する」ということは、別の新約聖書の記事によれば、
「信ずる」ことであり「待望する」ということでもあります
(コリントの信徒への手紙 第12章13節)。 

愛隣幼稚園は、このような信仰に基づいて、
子どもたちが豊かで健やかに成長することができるように
仕えたいと願っています。
愛隣幼稚園設立100 周年に先立ち、
2009年に園舎の全面的な改装・改築を行いました。
これからも地域の方たちに愛され、
さらに幼稚園教育の内容を向上させていきたいと私たちは考えています。
そのためにも、皆さま方の祈りと募金による支援をお願いいたします。

降臨節第3主日

2010年12月12日 | ショートメッセージ
<マタイによる福音書11:2-11>

義に生きた施洗者ヨハネは、ヘロデに捕らえられてしまいます。
獄中から自分の弟子をイエスに遣わし
「来るべき方はあなたですか」と尋ねさせました。
ヨハネは自分の働きが無駄ではなかったことを
イエスの答えの中に見出すのです。
イエスを通して「救い主到来のしるし」は、
はっきりと表れています。
わたしたちが救い主を迎える備えをすることは、
どこに、何にそのしるしを見出そうとするのかについての養いを得ることと
深くつながっています。
良いクリスマスを迎えられますように。

司祭 ヨハネ小野寺達
→説教はこちら

降臨節第2主日

2010年12月05日 | ショートメッセージ
<マタイによる福音書3:1-12>

わたしたちが救い主にお会いする準備をするということは、
単なる遠い将来の一点を目指して生きることにとどまらず、
その時のビジョンを持って今を生きると言うことでもあります。
イエスに先立つヨハネは今ここで悔い改めることを
わたしたちにも迫っています。
その神の声に聞き従い、祈りをもって生きる日々瞬間が
天に国を来たらせることにもつながるのではないでしょうか。
良いクリスマスを迎えられますように。

司祭 ヨハネ小野寺達
→説教はこちら