聖霊降臨後20主日

＜マタイによる福音書23:1－12＞

主イエスは神殿でユダヤ教指導者たちと激しい論争をした後、
群集や弟子たちに教えました。
権威が権力と化し神に愛され生かされていることを
感謝して喜ぶ謙虚さを欠いたユダヤ教指導者たちを批判しながら
イエスは信仰者としての在り方を教えています。
本来は信仰のしるしである「聖句の小箱」や「衣服の房」が権力者たちの
自己顕示の徴になっていることを指摘し、
弟子たちには遜って仕える者になるように教えておられます。

司祭 ヨハネ小野寺達
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チャーチコンサート（宇都宮聖ヨハネ教会）

日本聖公会 北関東教区 宇都宮聖ヨハネ教会
チャーチ コンサート
「宇都宮聖ヨハネ教会聖堂修復のため」　「地元宇都宮市の被災者のため」
～収益金は、聖堂修復と宇都宮市保健福祉総務課を通して
地元被災者のために使われます。～

2011年10月29日（土）14:00開演（13:30開場）　　　　　　　　　　　
会 場：宇都宮聖ヨハネ教会 聖堂
チケット：1,000円

演奏曲目
主よ、人の望みの喜びよ/バッハ
神の子羊/モーツアルト
アヴェ・マリア/バッハ・グノー
アメイジンググレイス
聖歌　ほか

合唱 ： 宇都宮聖ヨハネ教会　クワイヤーアイノス

主催 宇都宮聖ヨハネ教会/愛隣幼稚園
問い合わせ 宇都宮市桜2-3-27　028-622-0335

宇都宮聖ヨハネ教会（愛隣幼稚園）
バス：JR宇都宮駅西口より 関東バス【新川】
【桜小学校入口】または【桜通十文字】下車
徒歩５分

ご来場の際は、駐車場がございません。
公共の交通機関をご利用いただくか、
お車でいらっしゃる場合は、最寄の駐車場をご利用ください。

聖霊降臨後19主日

＜マタイによる福音書22:34－36＞

イエスはファリサイ派の問いに答えて
「最も大切な掟は全身全霊で神を愛することと
自分のように隣人を愛することで、
この二つに旧約は集約される」（意訳）と考えています。
神に愛されていることに基づいて他者を愛することができ、
これを十字架の縦棒と横棒に譬えれば
双方が交差するところにイエスが磔となり
私たちに対する神の愛を示していると考えることができます。

司祭 ヨハネ小野寺達
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聖霊降臨後18主日

＜マタイによる福音書22－15－22＞

イエスはファリサイ派の問いに
「皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい」と答えました。
この言葉は単に「巧く答えた」ということではなく、
「それでは他ならぬあなたは誰に返されるべきなのか」と
厳しく迫る問いにもなっているのです。
すべてを神に帰せるはすの私たちは
それに相応しい生き方をしているでしょうか。
神に帰せるべき生き方とは、
絶対的な神の愛が他ならぬ私にも及んでいることを受け入れ、
その愛に応答して感謝して生きる信仰なのです。

司祭 ヨハネ小野寺達
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聖霊降臨後17主日

＜マタイによる福音書22:1－14＞

神への宴への招きは選ばれた特定の人のものではなく、
すべての人に及んでいます。
しかし、すべての人がその招きに相応しい
感謝と喜びをもって生きているとは限りません。
「礼服」も招く者が用意した時代に、
用意されている「礼服」を身につけずそこにいるのは、
神の御心とは違う下心があるからなのではないでしょうか。
私たちも神の宴に招かれていますが、
その喜びをもって招きにふさわしくお応えしているでしょうか。

司祭 ヨハネ小野寺達
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聖霊降臨後16主日

＜マタイによる福音書21:33－43＞

今日の聖書日課福音書は、神がこの世界にどのようにお働きになり
人はそれにどのように応じてきたかの歴史が端的に記されています。
特権階級が利権を独り占めにして御心から離れ、
それに異議を申し立てる者を排斥し弾圧を加えてきた歴史は
現代も変わりありません。
イエスは「家を建てる者の捨てた石、これが隅の親石となった」のですが、
現代にも神の御心を顕現させるために尽くして命を懸けている人は沢山います。
私たちは信仰者としての感性を研ぎ澄まし、
その人々をイエスと重ね合わせて「隅の親石」として見る目を持てるように
導かれたいものです。

司祭 ヨハネ小野寺達
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