大斎節第3主日

＜ヨハネによる福音書4:5-26、39-42＞

サマリアのシカルの井戸端で一人の女がイエスに出会いました。
朝夕の仕事である水汲みのため、
彼女は人目を避けて昼日中に町の井戸に水汲みに来たのです。
ここで彼女はイエスに言葉をかけられ、
会話の中で本当の自分を見つめ、
やがて町の人々のイエスとの出会いを告げ知らせるように
変えられます。
私たちも主イエスの命の水を受け、
本当の自分になる恵みにあずかることができますように。

司祭 ヨハネ小野寺達
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ルーテルとなりびと

日本福音ルーテル社団さんからこんなお知らせがきました。

日本福音ルーテル教会の牧師先生4名が
救援物資を持って仙台に行かれています。
今後の支援方法を模索するための視察です。
ブログを立ち上げられたので見てみてください。

ブログ：ルーテルとなりびと

活動の内容や現地の様子などが書かれています。
こうして現地に足を運ばれて活動されている方たちに敬意を払います。
本当にありがとうございます。

北関東教区・東北教区の様子

日本聖公会北関東教区、東北教区ホームページより
それぞれの教区震災の様子がわかります。

【日本聖公会北関東教区】

【日本聖公会東北教区】より「東日本大震災について」をご覧ください。

大斎節第2主日

＜ヨハネによる福音書3:1－17＞

ニコデモは、ヨハネによる福音書の中で3度登場します。
一度目が今日の福音書の箇所、
二度目は議員の中で真理の立って発言したために
他の議員からかえって批判を浴びる場面であり、
三度目は十字架につけられたイエスをお墓に納める場面です。
夜こっそりイエスを訪ね、
イエスの言葉を理解できなかったニコデモも
イエスに触れ遂には信仰の証しとして
イエスの遺体を墓に納める働きをするようになるのです。
主イエスとの交わりによって導かれますように。

司祭 ヨハネ小野寺達
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大斎節第1主日

＜マタイによる福音書4:1-11＞

悪魔とは人の神の心から引き離す働きをします。
その手口は一見
尤（もっと）もらしく心地よくさえ感じられるものですが、
神の言葉を忘れた物的豊かさや御心から離れた権力は
これまでにどれほど世界を分裂させたり
人を私利私欲の陥穽（かんせい）に引き入れたりしてきたかは
多くの人が認識しているところです。
神の口から出る一つひとつの言葉は、
腹を満たすものではなく、私たちが生きる指針です。
神の言葉を宿し悪魔の策略に打ち克つ歩みへと導かれましょう。

司祭 ヨハネ小野寺達
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大斎節前主日

－特祷－
神よ、あなたはその独り子の受難の前に、
聖なる山の上でみ子の栄光を現されました。
どうかわたしたちが、信仰によってみ顏の光を仰ぎ見、
自分の十字架を負う力を強められ、
栄光から栄光へと、主と同じ姿に変えられますように、
主イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン
「聖公会祈祷書より」

＜マタイによる福音書17-1-9＞
特祷の言葉のとおり、主イエスは受難のためエルサレムへ向かう前に、
山の上で白く目映くその姿を示されました。
これはイエスの輝きと受難が不可分であることを示します。
私たちの周辺にも輝かしいことや目映いことがたくさんありますが、
私たちは何のまた何処に、輝かしさや目映さを見るのでしょう。
神と人に徹底的に仕えた末に
ゴルゴダで十字架に架けられたイエスの中に
私たちは神の栄光の姿を見ることができるでしょうか。

司祭 ヨハネ小野寺達
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