ルクノス ~ともし火~

日本聖公会 北関東教区 宇都宮聖ヨハネ教会のブログです。

降誕後第1主日

2008年12月28日 | ショートメッセージ
<ヨハネによる福音書1:1-18>

闇はどんなに深くとも、光を覆い隠すことはありません。
福音記者ヨハネは、主イエスの働きは闇の中の光であったことを証しています。
小さな光が、道標となり希望となるように、
この世に暗闇が覆うときにこそイエスはご自身の光によって
私たちを導いてくださいます。
暗い闇の中で貧しくお生まれになったイエスは、
やがて「死」の暗闇を克服して私たちを永遠の命の世界に導いてくださいます。
改めて、主イエス・キリストの降誕を感謝し、
その喜びを分かち合いましょう。

司祭ヨハネ小野寺達

クリスマスの案内

2008年12月28日 | お知らせ
※12月28日まではこちらがトップ記事となります。最新の記事は、この下からになります。

信徒・未信徒を問わず、どなたでも出席できます。
ともに、主イエスキリストの降誕を感謝し礼拝しましょう。
どうぞ、クリスマスの礼拝においでください。




【宇都宮聖ヨハネ教会】
宇都宮市桜2-3-27 028-622-0335 

★12月21日(日)10:30より
クリスマス礼拝(聖餐式)

★12月24日(水)19:00より
クリスマス・イヴ礼拝
(聖書日課とキャロルのキャンドルサービス)
※キャンドルの灯りの中、イエス様降誕の聖書朗読と
クリスマスキャロルを次々と歌い次いで行く、
英国の伝統的なキャンドル礼拝です。

★12月24日(水)22:00より
降誕日第1聖餐式

★12月25日(木)10:30より
降誕日聖餐式

★12月28日(日)10:30より
降誕後第1主日 み言葉の礼拝


【日光真光教会】
栃木県日光市本町1-6 0288-54-3464

★12月21日(日)10:30宇都宮聖ヨハネ教会にて
         合同で聖餐式を致します。

★12月23日(火)18:00より
クリスマス・イヴ礼拝
(聖書日課とキャロルのキャンドルサービス)
※キャンドルの灯りの中、イエス様降誕の聖書朗読と
クリスマスキャロルを次々と歌い次いで行く、
英国の伝統的なキャンドル礼拝です。

★12月25日(木)10:30降誕日 み言葉の礼拝

★12月28日(日)10:30より
降誕後第1主日 聖餐式



降誕日

2008年12月25日 | ショートメッセージ
<ルカによる福音書2:11-20>

なぜ家畜小屋に生まれた貧しい幼子が救い主なのでしょう。
マザー・テレサは、インドの極貧の人の中にキリストがいると言っていました。
どのような光を当てるのかによって
そこから反射して見えるものは全く違ってきます。
私たちは、馬小屋にいる貧しい幼子の中に何を見るのでしょう。
自分の心の汚れや貧しさに蓋をして、
見ようとしない自分を認めるとき、
救い主の姿が見え始めるのかもしれません。

司祭ヨハネ小野寺達

降誕日第1聖餐式

2008年12月24日 | ショートメッセージ
<マタイによる福音書1:18-25>

暗きに宿り闇を照らして下さる神の子の御降誕を感謝し
お喜び申し上げます。
神の御子を心深く迎えられますように。

イエスの誕生日が12月25日であったことは不確定で、
最も古い降誕日礼拝は336年であった記録があります。
異郷の太陽神を祭る行事をキリスト教の意味づけを与えて
キリスト誕生祭として祝うようになったのです。
世俗の賑やかさに隠された御子を見出しましょう。

司祭ヨハネ小野寺達

クリスマス礼拝

2008年12月21日 | ショートメッセージ
<ヨハネによる福音書1:1-14>

「言(ロゴス)」とは、物事の根本原理のことです。
数学の難問が解けた時、
「そうだ、これが答えだ。確かに答えは初めからあったのだ。」という
経験を持つ人も多いことでしょう。
同様に、神の言は初めから存在しながらそれを理解せず、
イエスが命がけで示すことで人は
やっとそれを理解することができました。

今日の福音書は、イエスによって現された神の御心(言)を
賛美している箇所です。
私たちも復員記者ヨハネと共に神の言であるイエスの降誕を
感謝し賛美しましょう。

司祭 ヨハネ小野寺達
→説教はこちら

降臨節第3主日

2008年12月14日 | ショートメッセージ
<ヨハネによる福音書1:6-8,19-28>

今日の福音書は、
イエスの先駆けとして現れた洗礼者ヨハネを紹介しています。

洗礼者ヨハネは、イエスを指し示す働きをしましたが、
そのことを福音書では、
「彼は光ではなく、光について証をするために来た。」と言っています。

実は、わたしたちも自分から光る存在ではなく、
キリストの光を映し出す器です。
太陽の周りを回る惑星のように、
軌道(神の秩序)をしっかり保つことで
キリストの光を映し出すことが許されるのです。
己には、謙遜に且つキリストを映し出すことには
大胆に生きるよう導かれたいものです。

司祭 ヨハネ小野寺達
→説教はこちら

降臨節第2主日

2008年12月07日 | ショートメッセージ
<マルコによる福音書1:1-8>

今日の福音書は、マルコによる福音書の冒頭部分です。
ここでマルコは、イザヤ書を引用しながら神の子救い主を
迎え入れる備えをするように勧めています。
そして、その備えとは「悔い改め」です。
自分の罪や過ちを自覚する者にとって
その自覚は、神の恵みの働く通路になるのです。
マルコは、神の子イエス・キリストの福音が
どのように始まったのかを記すとき、
イエスの恵みと愛を受ける前提として
「悔い改め」を促していることを覚えたいと思います。

司祭 ヨハネ小野寺達
→説教はこちら