ルクノス ~ともし火~

日本聖公会 北関東教区 宇都宮聖ヨハネ教会のブログです。

降誕後 第1主日

2009年12月27日 | ショートメッセージ
<ヨハネによる福音書1:1-18>

福音記者ヨハネは「言(ロゴス)=神の理法」が
イエスによって示されたと記しています。
私たちがヨハネの言葉に応答しようとするのなら、
ヨハネの伝える聖書の中身を理解し
それに共感できるかどうかが課題となります。
私たちの聖書理解とその中のイエス理解が問われるのです。
聖書に親しむ信仰生活へと歩みましょう。
み言が私たちを導いてくださいます。

司祭 ヨハネ小野寺達
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降誕日 聖餐式

2009年12月25日 | ショートメッセージ
<ルカによる福音書2:1-20>

救い主は家畜小屋に生まれました。
神は人の貧しさを知り、小さく弱い人々とも心をつなげ、
人を決して見捨てないしるしとして救い主は十字架に架かり、
人の罪を贖い、よみがえってくださいました。
その救い主が与えられたことを覚え、
その喜びを分かち合う日がクリスマスです。
この救いを他ならぬ自分に与えられた事として受け入れ、
クリスマスの喜びを分け合うことができますように。

司祭 ヨハネ小野寺達
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降誕日 第1聖餐式

2009年12月24日 | ショートメッセージ
<マタイによる福音書1:18-25>

暗き闇を照らして下さる神の子の御降誕を感謝しお喜び申し上げます。
神の御子を心深く迎えられますように。

神のみ使いはヨセフに心配せずマリアを迎えいれるように夢で告げました。
み使いはその時「神は私たちと共におられる(インマヌエル)」ことを教えています。

神が私たちといつも一緒にいてくださることはクリスマスの大切なメッセージです。
インマヌエルを迎え入れることができますように。

司祭 ヨハネ小野寺達
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クリスマス礼拝(降誕日)

2009年12月20日 | ショートメッセージ
<ヨハネによる福音書1:1-14>

ヨハネ福音書はイエスをしばしば「光」に例えます。
人は暗闇で小さな光で自分の進むべき方向を確認できます。
光を見つけることのできた人、光に導かれる人は幸せです。
その光が救い主イエスであると聖書は伝えています。
イエスが光となって私たちを照らし導いてくださいます。
救い主イエスを迎え入れることができますように。

司祭 ヨハネ小野寺達
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降臨節第3主日

2009年12月13日 | ショートメッセージ
<ルカによる福音書3:7-18>

セファニアは、イスラエル史の最も暗い時代と言われる
紀元前6世紀に神来臨の喜びを告げました。
ゼファニアは、いくつも「恐れるな、喜べ」「心の底から喜び踊れ」
という言葉を用いてイスラエルの民を鼓舞しています。
やがて、ルカによる福音書において、
天使ガブリエルもゼファニアと同じ言葉を用いて
イエスの来臨の喜びの知らせをマリアなどに知らせるときが来るのです。
私たちも、救いの見えにくい世の中ですが、
救い主来臨の喜びを希望として持ち続けたいと思います。

司祭 ヨハネ小野寺達
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降臨節第2主日

2009年12月06日 | ショートメッセージ
<ルカによる福音書3:1-6>

今日の福音書によれば、「罪の赦し」を得るための前提は「悔い改め」です。
洗礼者ヨハネは人々に悔い改めの洗礼を説きました。
パウロも自分の罪の自覚が増し加わるところに恵みも溢れたと言います。
また、主イエスは「罪がない」と言うことは自分を欺くことだとも言いました。
もし「罪なし」と豪語して自分を誇る人がいれば、
その人はよほど自分の罪に気付けない鈍感な人なのかもしれません。
罪の自覚を通路に神の愛の恵みをいただくことができますように。

司祭 ヨハネ小野寺達
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