ルクノス ~ともし火~

日本聖公会 北関東教区 宇都宮聖ヨハネ教会のブログです。

復活日

2013年03月31日 | ショートメッセージ
<ルカによる福音書24:1-10>
十字架上で死んだイエスを百人隊長は
「本当に正しい人だった」と言いましたが、
神はこの「正しい人」を捨て置かれず復活させたのでした。
私たちはここに神の「正しさ」を見ることができます。
この「正しさ」は教会の働きとなって広がりますが、
当時の時代状況を考える時、
教会の広がりはどう考えても説明しきれない勢いがありました。
歴史学者たちはこの勢いこそ
イエス・キリストの復活の力であると説明するのです。

司祭 ヨハネ小野寺達
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大斉節第4主日

2013年03月10日 | ショートメッセージ
<ルカによる福音書15:11-32>

今日の聖書日課福音書は「放蕩息子」の譬えの箇所です。
この譬えの中で、父と家を否定して出て行った放蕩の帰還を待つ父の姿に
神の愛を見ることができます。
実は、神の愛を否定しているのは落ちぶれた弟息子ではなく兄息子の方なのです。
地上の教会をこの世に見える姿で現す存在(しるし)であり、
例え不完全不十分であっても、私たちは教会をとおして
神との交わりを保ち人々が神と結びつけられるようにと遣わされます。

司祭 ヨハネ小野寺達
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大斉節第3主日

2013年03月03日 | ショートメッセージ
<ルカによる福音書13:1-9>

イエスは今日の福音書の中でイスラエルの指導者層の頑なさを批判しています。
そして実の結ばないイチジクを抜き取ろうとする管理者と
取りなす園丁の譬えを話しました。
取りなすことは単に間に入って管理者を思い止まらせることだけでなく、
実を結ばない結果を自分で引き受けることでもあります。
イエスはこうして人々の購いのために十字架に架けられるのです。

司祭 ヨハネ小野寺達
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