ルクノス ~ともし火~

日本聖公会 北関東教区 宇都宮聖ヨハネ教会のブログです。

大斎節第5主日

2012年03月25日 | ショートメッセージ
<エレミヤ書34:31-34>

エレミヤは「新しい契約」と言います。
律法となった「古い契約」は
人を生かすことなく不自由にしました。
イエスはその「古い契約」を
十字架の死と復活によって打ち破り、
「イエスは救い主である」と信じる者は誰でも救いに至る
「新しい契約」を成就させてくださいました。
人は律法を全うして義とされるのではなく
イエスを信じることで義とされるのです。

司祭 ヨハネ小野寺達
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大斎節第4主日

2012年03月18日 | ショートメッセージ
<ヨハネによる福音書2:13-22>

イエスが僅かなパンと魚で5000人を養った物語は
全ての福音書に載っています。
この物語はそれだけ多くの人に親しまれ
継承された出来事なのです。
この奇跡はイエスが飼主のない羊のような群集を
深く憐れんだことから起こります。
私たちは、奇跡の表面的な出来事に目を奪われるのではく、
その根底にあるイエスの精神に目を向けたいと思います。

司祭 ヨハネ小野寺達
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大斎節第3主日

2012年03月11日 | ショートメッセージ
<ヨハネによる福音書2:13-22>

イエスは、エルサレム神殿で商売をする人々を追い出し、
祈りの家のあるべき姿を回復されました。
これは単に神殿の建物を清める放しではなく、
「聖霊を宿す宮」であるべきわたしたち自身を
神の似姿に回復するイエスの働きを表す物語なのです。
「宮清め」はわたしたちの人間としてのあるべき姿を
主イエスが厳しく問いかける物語であることを
心に留めましょう。

司祭 ヨハネ小野寺達
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大斎節第2主日

2012年03月04日 | ショートメッセージ
<創世記22:1-14>
アブラハムは神から一粒種のイサクを
生け贄として献げるように命じられます。
アブラハムがその命令に従う信仰を確かめた神は、
アブラハムの義を認め、身代わりの小羊を備え
イサクを生かしました。
やがて神は人類に神の子イエスを与え
神の義を示してくださいました。
私たちはこうして神の側からの「義」を
十字架による完全な愛と赦しによって示されたのです。

司祭 ヨハネ小野寺達
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