聖霊降臨後第14主日

＜ルカによる福音書13:22－30＞

イエスは「狭い戸口（門）」から入ることを勧めておられます。
これは競争倍率が高くて獲得しにくいことを意味するのではなく、
多くの人がそこに救いがあるとはきづかない
救いの端緒を意味しています。
人々は経済的社会的に他者より多くを得て
高い地位に着くことに救いを求めます。
イエスがエルサレムに上がっていくことについても
多くの人がそのような目で見ていましたが、
イエスは貧しく弱い人に仕え抜く姿を示し
ご自身が「狭い戸口」となる働きを全うなさったのです。

司祭 ヨハネ小野寺達
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