「マラソンはゆっくり走れば3時間を切れる！」

「マラソンはゆっくり走れば3時間を切れる！」（田中猛雄著）を読了（平成29年11冊目）。

超スロージョグをすることで、脚が疲労回復する旨書いてある。さっそく試してみると、なるほど筋肉痛を軽減できる感触は得られた。

ただ、「3時間を切れる！」ことに関しては、類まれな才能の持ち主にこそ可能であって、真に受けて頑張りきれる人がいたなら（ハイスピードのトレーニングメニューを）、その人は素人マラソン道における「秀才」である。誇っていい。

そして将来にわたって故障もなく、年をとっても病院やら何やらの世話になることなくピンピンコロリ出来るようなら、自分も心より憧れるが・・・。

まあよくよく考えれば、著者は患者ウェルカムな立場の人。みんなポジショントークしているのだ。ある意味で。売ってなんぼの新書。万馬券のパターンを紹介する馬券本的な側面もあっていい。

とはいえ、超スロージョグの提唱に関する部分は目からウロコ。