10年近くの仙台赴任を終え、2015年5月から大阪へ赴任中のオヤジの日記です。
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よっぱのときどき日記




その5で書いた通り、再雇用社員(実際は正社員復活したシニア社員)に命ずるようなことかいな?とも思える業務で就労ビザを取っての半年間(以上)の長期中国出張を命じられた彼、その7の通り就労ビザは取得することができませんでした。
しかし、考えてみればその会社も、中国に生産会社と販売会社をいくつか作って、社員も数名送り込んでいるにもかかわらず、60歳になったらビザもとれないくらいのことわかってなかったのかいな… と思えますね。

これで外国への長期出張や転勤出向はなくなったと思ったのですが、
「中国が無理なら、そっちはもう少し若い管理職を生かせることにしたから、今度は韓国に2年間転勤で行ってくれ。」
と新しい指示が飛んできたとのこと。

いらすとやさんより


その話を聞いた僕はビックリするやらあきれるやら。
場当たり的決定?

元管理職とはいえ、一旦再雇用となってめっちゃ収入の減ったシニア社員に海外出向転勤?それもこの前の半年予定から一気に4倍の最低2年?多分半年くらいなら我慢しようと受けたはずだよ。
彼は今年の9月で62歳。これから64歳までの2年間を単身赴任で海外で暮らせと…?
どうやら海外赴任手当として8万円ほどもらえるらしいのですが、おそらく赤字となってしまうでしょうね。ということはまたまた実質減給となってしまうことが考えられます。

まだまだ働き盛りで、今後の出世のためにも国内や外国への転勤も単身赴任もどんとこい!という頃なら同情もしませんし、自分も長年単身赴任も経験していますが、昇給も昇格もしないことがわかりきっている残り3年のサラリ-マン生活の2年間を実質減給で韓国への単身赴任とは…

それでも彼は行くことにしたようです。
まだ高校生のお子さんも2人、辞めて新しいところを探しても正社員に復活した給料と同等の金額をもらえる勤め先はなかなか見つからないでしょうから

まさに、「雇ってもらえてるんだから感謝しろ!」という天の声が聞こえてきそうな…

彼はいま、今度は韓国への渡航手続きに走り回っているそうです。
月の変わったころには旅立つことになるのでしょうか。





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