Yoz Art Space

エッセイ・書・写真・水彩画などのワンダーランド
更新終了となった「Yoz Home Page」の後継サイトです

一日一書 1549 夏山は明けつつ月は野を照す・水原秋桜子

2019-07-07 14:54:16 | 一日一書

 

水原秋桜子

 

夏山は明けつつ月は野を照す

 

 

大分前に凝っていた書と写真との融合。

名付けて「コラ書」。

久しぶりにやってみました。

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一日一書 1548 桜桃

2019-07-04 09:09:49 | 一日一書

 

桜桃

 

半紙

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一日一書 1547 滝落ちて群青世界とどろけり・水原秋桜子

2019-07-03 14:08:12 | 一日一書

 

水原秋桜子

 

滝落ちて群青(ぐんじょう)世界とどろけり

 

半紙

 

 

季語「滝」夏

「帰心」昭和29年刊所収。

 

 

高校国語の教科書にもよく載っている有名な句です。

秋桜子晩年の傑作と言われます。

 

なんといっても、「群青世界」の語が印象的。

この語は、中尊寺の僧から聞いた「金色世界」からの連想での造語ということです。

「群青」は日本画の顔料ですが、もちろん青色。

むかしクレパスの色で「ぐんじょういろ」というのがありましたね。

なつかしい。

 

この滝は、4月に那智の滝を訪れた際に作られたのですが

「滝」が夏の季語であるために、「夏の俳句」となっています。

こういうところがまた俳句の面白いところですね。

 

実際の風景が、俳句という「装置」の中で、変換するわけです。

 

 

 

 

 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一日一書 1546 みづうみをこえくる雨や初蕨・水原秋桜子

2019-07-02 10:27:58 | 一日一書

 

水原秋桜子

 

みづうみをこえくる雨や初蕨

 

半紙

 

 

季語 初蕨 春

「新樹」昭和8年刊所収。

 

 

なんとも爽やかな句。

 

湖を渡ってくる風にのって春の雨が、

芽を出したばかりの蕨に降りかかる。

 

西洋画のような遠近感と

映画のような雨の動き。

そして鮮やかで透明な色彩感覚。

 

秋桜子の句は、明るく近代的です。

 

 

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一日一書 1545 来し方や馬酔木咲く野の日のひかり・水原秋桜子

2019-07-01 14:03:08 | 一日一書

 

水原秋桜子

 

来し方や馬酔木咲く野の日のひかり

 

半紙

 

 

季節はずれですが、それとは関係なく

近代の俳句をしばらく書いてみようかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする