河谷さんの怪我による降板のため
岸本さんが主役デビューです。
岸本さんがすごく頑張っているのはわかるけど、
踊りで役を表現するにはまだまだ。
岸本さんが振付を踊っているな、と見える。
香奈子ちゃんやブシェはジュリエットだったけど
岸本さんは岸本さん。
1、2幕は堅さもあったけど
だんだんほぐれていったようで
踊りは後半に向けて良くなっていった。
ただやっぱり「演技」の経験値が圧倒的に足りないので
1階S席で見れば納得の表現かもしれないけれど
2階L席では届かなくて、
ラストの、ロミオが死んでいる→自殺までが
簡単すぎで、また、演技も小さかった。
もっと大きく動いて欲しいな。
金が無いのが悪いと言われそうだけど
実際には5階席までチケットを売っていて
そこに座るお客さんもいるのだから
そこまで届くように動いて欲しいな。
可愛かったけどね。
晴雄くんもやっぱり晴雄くんで、
恋に浮かれた演技はとても良いんだけど
踊りの詰めの甘さとリフトの不安定さが目に入った。
即席ペアだから仕方がないかね。
晴雄くんはジュリエットの唇にキスをするより、
ジュリエットの髪に自分の顔をすりすりするとか、
そういう表現の方が自然で絵になるな。
恋する気持ちがわき上がりすぎて
身体の外に出ちゃっているのがわかる。
情熱的だね。
沖&柄本のリフトは「ぎこちなさが残る」だけど
、岸本&後藤のリフトはデンジャラス。
不安定さにドキドキしっぱなし。
それを考慮しても、東バファンとしては、
ハンブルク組を2回にするのはなく、
アンダーの岸本さんを主役デビューさせてくれたことを
嬉しく思います。
ギャラとかいろんな大人の事情があったにせよ
若手にチャンスをくれたことに
ノイマイヤー氏をはじめ、スタッフ陣に大感謝。
松野くんは、ノイマイヤーの振付を
踊り慣れていないのがわかるけど、芝居は良い。
後藤&木村&松野の並びは、
年齢格差はあるけど
主演経験有りのダンサーの「格」は揃っている、と思わせる。
学年が上のみっきいベンより
若いまこっちゃんベンの方が
ちえロミオに釣り合っていたのを思い出した。
3人の音の取り方がマイルール過ぎるけど
それが彼らが「自由に生きている」ことに
説得力を与えていたような気がする。
和田さんティボルとのビジュアルは良い。
予想以上に髭も衣装も似合っていた。
やさぐれた雰囲気も良い。
ちょっと小物感があるけど、
彼なりのティボでいいと思うわ。
ただ、こうして比べると森川くんには
メインキャストの華があるんだな。
杉山さんの神父も良い演技。
ロミオのことを思いすぎだね。
岸本くんはもっと楽観的なかんじがあったけど
杉山さんはちょっと厳格なところがあったかな。
今日は前2回より舞台に近い席だったので
皆さんの表情もしっかり見ました。
木村さんの表情豊かな演技が楽しかった。
脚を痛めていたそうですが
見ている限りはそれは感じませんでした。
誰よりも美しく踊っていましたよね。
4回公演のうち、3回しか行けなかった。
近い時期の再演を期待しています。
【配役】
モンタギュー家
モンタギュー夫人:山岸ゆかり
モンタギュー公:森田雅順
その息子、ロミオ:後藤晴雄
ベンヴォーリオ、ロミオのいとこ:松野乃知
バルサザール、ロミオの小姓:田中夏輝※
[モンタギュー家の使用人]
アブラハム:氷室友
アンジェロ:安田峻介
マルコ:岩村暁斗
[モンタギュー家のメイド]
シルヴィア:金子仁美
フランチスカ:中川美雪
マルガレータ:片岡千尋
ポーリーナ:上田実歩
リヴィア:浦由美子
マリア:市村紗也華
モンタギュー家の護衛:竹本悠一郎、山田眞央
キャピュレット家
キャピュレット夫人:奈良春夏
キャピュレット公:高岸直樹
その娘、ジュリエット:岸本夏未
[ジュリエットのいとこ]
ロザリンデ:川島麻実子
ヘレナ:吉川留衣
エミーリア:二瓶加奈子
ジュリエットの乳母:坂井直子
その召使い、ピーター:佐藤文哉※
ティボルト、ジュリエットのいとこ:和田康佑
[キャピュレット家の使用人]
サンプソン:吉田蓮
グレゴリー:中村祐司
ポットパン:上瀧達也
[キャピュレット家のメイド]
ルチェッタ:加茂雅子
グラティアーナ:宮下加瑞
カミーラ:古閑彩都貴
ウルスラ:伝田陽美
ネル:加藤くるみ
スーザン:平松華子
キャピュレット家の護衛:原田祥博、宮崎大樹、石田悠馬、入戸野伊織
ロザリンデの召使い:升本有姫、中島理子、石川希
キャピュレット家の舞踏会の客:
乾友子-岡崎隼也-村上美香
政本絵美-安田峻介-小川ふみ
矢島まい-永田雄大-河合眞里
伝田陽美-和田康佑-崔美実
上田実歩-宮崎大樹-加藤くるみ
浦由美子-吉田蓮-青山萌美
安西くるみ-入戸野伊織-福田真理子
大森晶絵-原田祥博-小島千代
ジュリエットのいとこの護衛:上瀧達也、竹本悠一郎、山田眞央
エスカラス、ヴェローナ大公:飯田宗孝
マキューシオ、ロミオの友人:木村和夫
パリス伯爵:梅澤紘貴
僧ローレンス:杉山優一
イモーガン、娼婦:矢島まい
ヴィオレンタ、娼婦:高木綾
旅芸人の一座
イザベラ:河合眞里
ヴァレンティン:永田雄大
セバスティアン、その息子、曲芸師:竹下虎志
ルチアーナ:渡辺理恵
ラヴィニア:三雲友里加
アントーニオ:岡崎隼也
ほか、兵士、守衛、修道士、商人、花娘、元老議員、ヴェローナの市民など:
東京バレエ団、東京バレエ学校(Sクラス・少年科)の生徒※
指揮:ベンジャミン・ポープ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ
振付指導:ジョン・ノイマイヤー、ケヴィン・ヘイゲン、エドゥアルド・ベルティーニ、大石裕香
◆上演時間◆
【第1幕】 14:00-15:05
休憩 20分
【第2幕】 15:25-15:55
休憩 20分
【第3幕】 16:15-17:00
岸本さんが主役デビューです。
岸本さんがすごく頑張っているのはわかるけど、
踊りで役を表現するにはまだまだ。
岸本さんが振付を踊っているな、と見える。
香奈子ちゃんやブシェはジュリエットだったけど
岸本さんは岸本さん。
1、2幕は堅さもあったけど
だんだんほぐれていったようで
踊りは後半に向けて良くなっていった。
ただやっぱり「演技」の経験値が圧倒的に足りないので
1階S席で見れば納得の表現かもしれないけれど
2階L席では届かなくて、
ラストの、ロミオが死んでいる→自殺までが
簡単すぎで、また、演技も小さかった。
もっと大きく動いて欲しいな。
金が無いのが悪いと言われそうだけど
実際には5階席までチケットを売っていて
そこに座るお客さんもいるのだから
そこまで届くように動いて欲しいな。
可愛かったけどね。
晴雄くんもやっぱり晴雄くんで、
恋に浮かれた演技はとても良いんだけど
踊りの詰めの甘さとリフトの不安定さが目に入った。
即席ペアだから仕方がないかね。
晴雄くんはジュリエットの唇にキスをするより、
ジュリエットの髪に自分の顔をすりすりするとか、
そういう表現の方が自然で絵になるな。
恋する気持ちがわき上がりすぎて
身体の外に出ちゃっているのがわかる。
情熱的だね。
沖&柄本のリフトは「ぎこちなさが残る」だけど
、岸本&後藤のリフトはデンジャラス。
不安定さにドキドキしっぱなし。
それを考慮しても、東バファンとしては、
ハンブルク組を2回にするのはなく、
アンダーの岸本さんを主役デビューさせてくれたことを
嬉しく思います。
ギャラとかいろんな大人の事情があったにせよ
若手にチャンスをくれたことに
ノイマイヤー氏をはじめ、スタッフ陣に大感謝。
松野くんは、ノイマイヤーの振付を
踊り慣れていないのがわかるけど、芝居は良い。
後藤&木村&松野の並びは、
年齢格差はあるけど
主演経験有りのダンサーの「格」は揃っている、と思わせる。
学年が上のみっきいベンより
若いまこっちゃんベンの方が
ちえロミオに釣り合っていたのを思い出した。
3人の音の取り方がマイルール過ぎるけど
それが彼らが「自由に生きている」ことに
説得力を与えていたような気がする。
和田さんティボルとのビジュアルは良い。
予想以上に髭も衣装も似合っていた。
やさぐれた雰囲気も良い。
ちょっと小物感があるけど、
彼なりのティボでいいと思うわ。
ただ、こうして比べると森川くんには
メインキャストの華があるんだな。
杉山さんの神父も良い演技。
ロミオのことを思いすぎだね。
岸本くんはもっと楽観的なかんじがあったけど
杉山さんはちょっと厳格なところがあったかな。
今日は前2回より舞台に近い席だったので
皆さんの表情もしっかり見ました。
木村さんの表情豊かな演技が楽しかった。
脚を痛めていたそうですが
見ている限りはそれは感じませんでした。
誰よりも美しく踊っていましたよね。
4回公演のうち、3回しか行けなかった。
近い時期の再演を期待しています。
【配役】
モンタギュー家
モンタギュー夫人:山岸ゆかり
モンタギュー公:森田雅順
その息子、ロミオ:後藤晴雄
ベンヴォーリオ、ロミオのいとこ:松野乃知
バルサザール、ロミオの小姓:田中夏輝※
[モンタギュー家の使用人]
アブラハム:氷室友
アンジェロ:安田峻介
マルコ:岩村暁斗
[モンタギュー家のメイド]
シルヴィア:金子仁美
フランチスカ:中川美雪
マルガレータ:片岡千尋
ポーリーナ:上田実歩
リヴィア:浦由美子
マリア:市村紗也華
モンタギュー家の護衛:竹本悠一郎、山田眞央
キャピュレット家
キャピュレット夫人:奈良春夏
キャピュレット公:高岸直樹
その娘、ジュリエット:岸本夏未
[ジュリエットのいとこ]
ロザリンデ:川島麻実子
ヘレナ:吉川留衣
エミーリア:二瓶加奈子
ジュリエットの乳母:坂井直子
その召使い、ピーター:佐藤文哉※
ティボルト、ジュリエットのいとこ:和田康佑
[キャピュレット家の使用人]
サンプソン:吉田蓮
グレゴリー:中村祐司
ポットパン:上瀧達也
[キャピュレット家のメイド]
ルチェッタ:加茂雅子
グラティアーナ:宮下加瑞
カミーラ:古閑彩都貴
ウルスラ:伝田陽美
ネル:加藤くるみ
スーザン:平松華子
キャピュレット家の護衛:原田祥博、宮崎大樹、石田悠馬、入戸野伊織
ロザリンデの召使い:升本有姫、中島理子、石川希
キャピュレット家の舞踏会の客:
乾友子-岡崎隼也-村上美香
政本絵美-安田峻介-小川ふみ
矢島まい-永田雄大-河合眞里
伝田陽美-和田康佑-崔美実
上田実歩-宮崎大樹-加藤くるみ
浦由美子-吉田蓮-青山萌美
安西くるみ-入戸野伊織-福田真理子
大森晶絵-原田祥博-小島千代
ジュリエットのいとこの護衛:上瀧達也、竹本悠一郎、山田眞央
エスカラス、ヴェローナ大公:飯田宗孝
マキューシオ、ロミオの友人:木村和夫
パリス伯爵:梅澤紘貴
僧ローレンス:杉山優一
イモーガン、娼婦:矢島まい
ヴィオレンタ、娼婦:高木綾
旅芸人の一座
イザベラ:河合眞里
ヴァレンティン:永田雄大
セバスティアン、その息子、曲芸師:竹下虎志
ルチアーナ:渡辺理恵
ラヴィニア:三雲友里加
アントーニオ:岡崎隼也
ほか、兵士、守衛、修道士、商人、花娘、元老議員、ヴェローナの市民など:
東京バレエ団、東京バレエ学校(Sクラス・少年科)の生徒※
指揮:ベンジャミン・ポープ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ
振付指導:ジョン・ノイマイヤー、ケヴィン・ヘイゲン、エドゥアルド・ベルティーニ、大石裕香
◆上演時間◆
【第1幕】 14:00-15:05
休憩 20分
【第2幕】 15:25-15:55
休憩 20分
【第3幕】 16:15-17:00