◆第1部◆
「オープニング」
振付:ペタル・ミラー=アッシュモール 音楽:アレクサンドル・グラズノフ
アリーナ・コジョカル
オヴィデュー・マテイ・ヤンク、ロベルト・エナシェ、
堀内尚平、クリスティアン・プレダ、ルーカス・キャンベル
オープニングはコジョカルと男性陣で
ローズアダージオ的な、ショーダンスっぽい、
オシャレでリリカルな作品。
コジョカルはほんのりピンクのチュニックで
男性陣は黒の長袖シャツに黒パンツ。
キラキラ光るコジョカルがふんわり宙を舞い
イケメン達が支える図で、とても楽しかった。
「眠れる森の美女」より グラン・パ・ド・ドゥ
振付:マリウス・プティパ 音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー
ローレン・カスバートソン、ワディム・ムンダギロフ
カスバートソンは真面目な顔立ちなので、
リラだよなとも思うし、だからこそ貴重だとも思うし。
ムンタギロフは王子なビジュアル。
2人とも技術はいいけど少々野暮ったいかな。
「HETのための2つの小品」
振付:ハンス・ファン・マーネン 音楽:エリッキ=スヴェン・トゥール、アルヴォ・ペルト
ユルギータ・ドロニナ、イサック・エルナンデス
前半はインザミドル系。
スピーディでシャープで良かったのに、
後半がまったりすぎて、ちょい長かった。
前半のままのテンションだったら良かったなあ。
「エスメラルダ」
振付:マリウス・プティパ 音楽:チェーザレ・プーニ
日高世菜、ダヴィッド・チェンツェミエック
後半がややリズムに乗り切れなかったかな。
もうちょい押し出しが強いといいかも。
ソツはないし、美男美女ではあるけど
インパクトが薄め。
「ラプソディー」より
振付:フレデリック・アシュトン 音楽:セルゲイ・ラフマニノフ
吉田都、スティーヴン・マックレー
都ちゃんとマックレーは段違いに素晴らしい。
世界的スターは格が違う。
音楽の中でゆらめく、ぬばたまの光。
2人とも輝いていました。
〈本日の特別プログラム〉 「5つのタンゴ」よりソロ
振付:ハンス・ファン・マーネン 音楽:アストル・ピアソラ
イサック・エルナンデス
日替わり演目はアップテンポなタンゴ曲の男性ソロ。
エルナンデスは身体がよく動くが、
作品的にはそれほど目新しさはない。
「リリオム」より ベンチのパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:ミシェル・ルグラン
アリーナ・コジョカル、カーステン・ユング
いかにもノイマイヤーな振付。
おじさんと少女の邂逅ぐらいに思うといいのかな。
ここだけ取り出して見せられても
どう受け取ればいいのかなあ。
1幕終わりにカーテンコールあり。
◆第2部◆
「白鳥の湖」 第2幕より
振付:レフ・イワーノフ 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
アリーナ・コジョカル、ヨハン・コボー
東京バレエ団
コジョカルの白鳥は肩幅が目立つ。
もう少し首が長ければなあ。
それより技術的見せ場を無理やり入れ込もうとするのはやめてほしい。
音楽をたっぷり使って欲しい。
バランスとか、サービスは他の演目でもいいんじゃないかな。
突然現実に引き戻されるようで私は好きじゃない。
顔立ちは可愛いんだけど
なんでだか、黒鳥の方が似合いそう、と思う。
コボーの王子が貴重。
東バのソリストは2階7列からだと
よくわからない。
3羽の方に矢島さんと川島さんがいたような・・・。
◆第3部◆
「海賊」 ディヴェルティスマン
振付:マリウス・プティパ 音楽:リッカルド・ドリゴ
アリーナ・コジョカル、ユルギータ・ドロニナ、日高世菜、ローレン・カスバートソン
ヨハン・コボー、スティーヴン・マックレー、ダヴィッド・チェンツェミエック、
ワディム・ムンタギロフ、イサック・エルナンデス
最初はコジョカル&コボー。
アジト到着あたりの踊りかな。
寝室の踊りだったかな。
ラブラブな2人。
続いてドロニナ&マックレーで奴隷の踊り。
合間に日高さんのソロ。
花園のギュルナーラのソロかなあ。
グラン・パ・ド・ドゥは、メドーラがコジョカル、
コンラッドがムンタギロフ、アリがエルナンデス。
合間にチェンツェミックがコンラッド?のソロ。
カスバートソンがメドーラの一番ポピュラーなヴァリエーションを踊る。
コジョカルのヴァリエーションはドン・キでも使われる音楽の方。
32回転がきて、女性みんなで回って、男性みんなで回って、
最後は全員で回って終了。って流れ。
これは適材適所。
皆さんの得意分野にハマり、実に見応えがあった。
楽しかった!
今回はマックレーがダントツで良い。
もともとすごいダンサーだったけど、
さらに磨きがかかっている。
正確さ精密さと、音楽性が上手く融合している。
高い技術をこれでもかと繰り出しているのに
詰め込み感は皆無でとても自然な当たり前の動きになっている。
感服。
エルナンデスは音楽に合わせて踊り、
ムンタギロフは音楽と一体化し、
マックレーは身体から音楽を発している。
エルナンデスはダンサーでマックレーはアーティスト。
ムンタギロフは境界線かな。
とにかくマックレーが旬!
コジョカルは前回ほどじゃないかな。
やっぱりコボーとガッツリじゃないと厳しいか。
メドーラの衣装は白のキラキラじゃなく
パンフレットの水色の方が海賊らしいのにな。
「オープニング」
振付:ペタル・ミラー=アッシュモール 音楽:アレクサンドル・グラズノフ
アリーナ・コジョカル
オヴィデュー・マテイ・ヤンク、ロベルト・エナシェ、
堀内尚平、クリスティアン・プレダ、ルーカス・キャンベル
オープニングはコジョカルと男性陣で
ローズアダージオ的な、ショーダンスっぽい、
オシャレでリリカルな作品。
コジョカルはほんのりピンクのチュニックで
男性陣は黒の長袖シャツに黒パンツ。
キラキラ光るコジョカルがふんわり宙を舞い
イケメン達が支える図で、とても楽しかった。
「眠れる森の美女」より グラン・パ・ド・ドゥ
振付:マリウス・プティパ 音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー
ローレン・カスバートソン、ワディム・ムンダギロフ
カスバートソンは真面目な顔立ちなので、
リラだよなとも思うし、だからこそ貴重だとも思うし。
ムンタギロフは王子なビジュアル。
2人とも技術はいいけど少々野暮ったいかな。
「HETのための2つの小品」
振付:ハンス・ファン・マーネン 音楽:エリッキ=スヴェン・トゥール、アルヴォ・ペルト
ユルギータ・ドロニナ、イサック・エルナンデス
前半はインザミドル系。
スピーディでシャープで良かったのに、
後半がまったりすぎて、ちょい長かった。
前半のままのテンションだったら良かったなあ。
「エスメラルダ」
振付:マリウス・プティパ 音楽:チェーザレ・プーニ
日高世菜、ダヴィッド・チェンツェミエック
後半がややリズムに乗り切れなかったかな。
もうちょい押し出しが強いといいかも。
ソツはないし、美男美女ではあるけど
インパクトが薄め。
「ラプソディー」より
振付:フレデリック・アシュトン 音楽:セルゲイ・ラフマニノフ
吉田都、スティーヴン・マックレー
都ちゃんとマックレーは段違いに素晴らしい。
世界的スターは格が違う。
音楽の中でゆらめく、ぬばたまの光。
2人とも輝いていました。
〈本日の特別プログラム〉 「5つのタンゴ」よりソロ
振付:ハンス・ファン・マーネン 音楽:アストル・ピアソラ
イサック・エルナンデス
日替わり演目はアップテンポなタンゴ曲の男性ソロ。
エルナンデスは身体がよく動くが、
作品的にはそれほど目新しさはない。
「リリオム」より ベンチのパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:ミシェル・ルグラン
アリーナ・コジョカル、カーステン・ユング
いかにもノイマイヤーな振付。
おじさんと少女の邂逅ぐらいに思うといいのかな。
ここだけ取り出して見せられても
どう受け取ればいいのかなあ。
1幕終わりにカーテンコールあり。
◆第2部◆
「白鳥の湖」 第2幕より
振付:レフ・イワーノフ 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
アリーナ・コジョカル、ヨハン・コボー
東京バレエ団
コジョカルの白鳥は肩幅が目立つ。
もう少し首が長ければなあ。
それより技術的見せ場を無理やり入れ込もうとするのはやめてほしい。
音楽をたっぷり使って欲しい。
バランスとか、サービスは他の演目でもいいんじゃないかな。
突然現実に引き戻されるようで私は好きじゃない。
顔立ちは可愛いんだけど
なんでだか、黒鳥の方が似合いそう、と思う。
コボーの王子が貴重。
東バのソリストは2階7列からだと
よくわからない。
3羽の方に矢島さんと川島さんがいたような・・・。
◆第3部◆
「海賊」 ディヴェルティスマン
振付:マリウス・プティパ 音楽:リッカルド・ドリゴ
アリーナ・コジョカル、ユルギータ・ドロニナ、日高世菜、ローレン・カスバートソン
ヨハン・コボー、スティーヴン・マックレー、ダヴィッド・チェンツェミエック、
ワディム・ムンタギロフ、イサック・エルナンデス
最初はコジョカル&コボー。
アジト到着あたりの踊りかな。
寝室の踊りだったかな。
ラブラブな2人。
続いてドロニナ&マックレーで奴隷の踊り。
合間に日高さんのソロ。
花園のギュルナーラのソロかなあ。
グラン・パ・ド・ドゥは、メドーラがコジョカル、
コンラッドがムンタギロフ、アリがエルナンデス。
合間にチェンツェミックがコンラッド?のソロ。
カスバートソンがメドーラの一番ポピュラーなヴァリエーションを踊る。
コジョカルのヴァリエーションはドン・キでも使われる音楽の方。
32回転がきて、女性みんなで回って、男性みんなで回って、
最後は全員で回って終了。って流れ。
これは適材適所。
皆さんの得意分野にハマり、実に見応えがあった。
楽しかった!
今回はマックレーがダントツで良い。
もともとすごいダンサーだったけど、
さらに磨きがかかっている。
正確さ精密さと、音楽性が上手く融合している。
高い技術をこれでもかと繰り出しているのに
詰め込み感は皆無でとても自然な当たり前の動きになっている。
感服。
エルナンデスは音楽に合わせて踊り、
ムンタギロフは音楽と一体化し、
マックレーは身体から音楽を発している。
エルナンデスはダンサーでマックレーはアーティスト。
ムンタギロフは境界線かな。
とにかくマックレーが旬!
コジョカルは前回ほどじゃないかな。
やっぱりコボーとガッツリじゃないと厳しいか。
メドーラの衣装は白のキラキラじゃなく
パンフレットの水色の方が海賊らしいのにな。