きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「テンペスト」

2011年06月18日 | 映画
ジュリー・テイモア監督作品。
彼女の作品は、色合いがとても好き。
今回も期待以上に美しい映像だった。
大満足。
「タイタス」ほど、ぶっとんだ映像じゃない
と思っていたら、
衣装の飾りはファスナーだった。
うひゃー。
やっぱ、すごい人だわー。

エンドロールもお洒落。

ヘレン・ミレンは貫禄ある演技。
私のイメージは「ホワイト・ナイツ」なんだけどね。
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「荒野の七人」(第2回午前十時の映画祭 青の50本)

2011年06月18日 | 映画
午前十時の映画祭。
通勤定期がかなり使えるので六本木に行くことが多いのですが
見たい作品と六本木の上映スケジュールが合わないのが
あらかじめわかっている場合は
2週早く上映される市川に行きます。
通勤定期はまったく使えないけど
実は市川の方が近いです。
(見逃した場合は六本木から2週遅れの海老名という手段もありますが
 そこまではまだやったことがないです)

そんなわけで、本日は市川へ。

「荒野の七人」(第2回午前十時の映画祭 青の50本)
メキシコ。
国境近くの小さな村に、
毎年収穫時期になると盗賊がやってきて
村の食料等を強奪していく。
立ち向かうことを決意した数人は長老に相談しに行く。
長老は、アメリカで銃を買え、と教える。
村人達は、銃を買いに行った町で
凄腕のガンマンを見つけ、村に来るように頼む。
ガンマンは仲間を引き連れ、村へ行く。
ガンマン達の尽力で、一度は盗賊達を追い払う。
だが、盗賊達の報復を恐れた他の村人達に
ガンマン達は追放される。
しかし・・・


「七人の侍」のリメイク版。
荒野でガンマン達が盗賊と戦うのは
最終的には「義」のため。
カッコイイ!

盛り上がりポイント、
しんみりするポイントの流れも良く、
七人の描き分けも上手い。
特に、こちらの版のオリジナル二人が
いい味を出している。
金儲けのために来た男と
力を失った賞金稼ぎ。
特に後者は、
いつもパリっとしたシャツを着ているのが印象的。

仲間が増えていくとき、
ユル・ブリンナー(なぜかフルネームで書いちゃうんだよね)と
マックイーンが、「一人増えたな」って
目を見交わすところが、
すごくス・テ・キ!!
言葉にしなくてもわかるんだよねー。

ただ、ユル・ブリンナーが、
どうしても「西部の男」に見えない。
剃髪のガンマンは怪しい。
かといって、ヅラでも怪しいだろうなあ。
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「白鳥の湖」上野水香&ゴールディング/東京バレエ団

2011年06月17日 | バレエ・ダンス
水香ちゃんは良かったよ!
最近見たのが、ナタリー・ポートマンだったから
スタイルの良さが目に染みた。
綺麗で長い手足。
ビューティホー。
踊りもかなり好みになってきた。
やりすぎなところも、個性だと思えるようになってきたし。
どちらかというと黒鳥の方が好きだな。
「魔性」じゃないです。
「魔物」ですね。
さらに言えば、「妖怪変化」の方に近いかも。
オディールは、ロットバルトの娘という説もあるけれど
私は、基本的には、ロットバルトが
ジークフリートを惑わすための「幻」だと思っています。
肉体を持っていない存在、
ロットバルトの魔術で生み出された
悪意の塊のようなイメージ。
そんな私でも納得しちゃう、実在する妖怪、
みたいなカンジでした。
ときどき王子の顔をしたから覗き込むところが
もう、媚び媚びで。
嫌味に思う人もいるかもしれないけれど
あれじゃウブな男は落ちるよ!と思わせて
私はイイと思うよ。
32回転は、基本はシングル・シングル・ダブル。
(トリプルもあったらしい)

マシュー君も素晴らしかった。
1幕前半は、まだ緊張感があったかな。
初めての版だろうし。
特に、高村さんとは、身長のせいか
サポートが難しそうだった。
オデットが現れてからは
王子の踊り・芝居はオーソドックスな流れに入れるので
調子が出てきたみたい。
彼は顔に似合わず(失礼でゴメンね)、
踊りにしろ、芝居にしろ、
「やりすぎない」んだよね。
顔や雰囲気が濃いので、
いろいろな部分が、やや控えめで、
それが気品に繋がっていると思う。
例えばだけど、否定を表すのに、
顔をブンブン振って全否定しそうな顔なのに、
実際は、片手を静かに横に上げるだけとか。
それだけの動作でもちゃんと伝わる。
そういうところ、好きだなー。
もちろん踊りも良いよ!
手足が綺麗に伸びているし、正確。
前述のように、飛びすぎてバランスを崩す系じゃないので
安心して見てられる。
キメ、綺麗に決まるけど、
これ見よがしじゃないのが好印象。
水香ちゃんとは身長的なバランスも
演技面でも合うので、また来て欲しいなあ。
あ、ツイッター等で告知されていたとおり髭無しです。
若いです。
パ・ド・ドゥのヴァリは
チャイパドじゃない方。
衣装は前半は、白地にゴールドっぽい模様の上着に白タイツ。
後半は黒地に百合っぽい柄、腰回りはベルト風に灰色タイツ。
お着替えがあって良かった。
フォーゲルくんは一着だけだったから。

ロットバルトの弾くん。
湖畔ではマスクをしていても若さが目立つ。
が。
舞踏会では。
髭付き、兜無しでした。
恐いメイクも似合っていて、
いい具合に胡散臭かったです。
胡散臭い顔にアップリケ。
この組み合わせがたまらんね。

道化は松下くん。
化粧はそんなに濃くない?
大嶋くんや古川くんがいたときは
若い子がようやく道化に上がってきたなあ、
と思ったけど、
いまや堂々とした中堅ですね。
踊りも芝居も盤石。

トロワは、、、
んーと、
衣装のせいか、精彩無し。
雨だから舞台がどーとかなのかな、と思うぐらい。
3人とも舞踏会ではイキイキとしていたので
体調とかではないと思うんだけど。
音楽にあまり合っていなかったイメージ。

スペインは、
えーと、
木村さんの髪型ばかり見てました。
なんでしょ。
微妙なオールバック的な?
ちょいと分け目が、うーんと、、、
まあ、見てみてください。
後藤さんの髪は短め。王子仕様かな。
川島さんは、井脇さんとはまた違う妖艶さ。
井脇さんは大人の女の魅力を振りまいてました。
マズルカ隊、髭は一律だと思っていたけど
2パターンぐらいある???
マールイほど、各自の個性にあわせているわけではなさそうだね。

白鳥は、ソリストは良かった。
特に3羽の白鳥はみな綺麗。
しっとりとした踊りでした。
コールドはいまいち揃わず。
揃わなくても気にならないフォーメーション・振付だけど。
宮廷の女性も、いまみっつぐらい。
ドレスでの動きも綺麗じゃないし、
華やかな雰囲気もない。

それを言うなら王妃がねー。
どこの小娘だよ、ってぐらい若い。
若いマシューくんより、若い。
なんで、こんなキャスティング???
若くても雰囲気によっては
王の後妻、王子の義理の母、と脳内変換できるけど
松浦さんでは、それも無理だった。
こここそ井脇さんとか入れればいいのになー。

音楽が遅めの時があり、
なんとなく、舞台全体にバラバラ感が漂っているときがあった。
たぶん明日以降は、
もっと一体感が出てくるんじゃないかな。
希望。

ラストの、ロットバルトから王子への
オデット引き渡し、
ちゃんとできていました。
良かった。
ボッレの時は千春ちゃんが落っこちちゃったからなあ。
いまだにちょいとトラウマ。


オケはあんまり良くない。
ハズしたところもいくつか。


カーテンコールの時、
(まだ幕が全開のとき)
水香ちゃんは花束から薔薇を一本抜き、マシューへ。
マシューも同じことをしようとしたら
幕が閉まっちゃいました。
そのあとの幕前のアンコールで
無事、水香ちゃんへ渡せました。


【配役】
オデット/オディール:上野水香
ジークフリート王子:マシュー・ゴールディング
王妃:松浦真理絵
悪魔ロットバルト:柄本弾
道化:松下裕次

【第1幕】
家庭教師: 佐藤瑶
パ・ド・トロワ:高村順子-佐伯知香-長瀬直義
ワルツ(ソリスト):
 西村真由美、乾友子、高木綾、
 奈良春夏、田中結子、矢島まい

【第2幕/第4幕】
四羽の白鳥:佐伯知香、森志織、岸本夏未、阪井麻美
三羽の白鳥:高木綾、奈良春夏、田中結子

【第3幕】
司会者:佐藤瑶
チャルダッシュ
(第1ソリスト):乾友子-長瀬直義
(第2ソリスト):森志織、阪井麻美、氷室友、小笠原亮
ナポリ(ソリスト):高村順子-松下裕次
マズルカ(ソリスト):奈良春夏、田中結子、宮本祐宜、梅澤紘貴
花嫁候補たち:
 西村真由美、佐伯知香、村上美香、
 吉川留衣、岸本夏未、渡辺理恵
スペイン:井脇幸江、川島麻実子-木村和夫、後藤晴雄


指揮:井田勝大
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
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「アンタッチャブル」

2011年06月15日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
禁酒法時代のシカゴ。
ギャングのボス、アル・カポネは
酒の密売で大儲けしていた。
裏から街を支配し、
尻尾を掴まれることはない。

腐敗した上層部をよそに、シカゴ警察に、
ワシントンから一人の財務官が送り込まれてきた。
彼の名はエリオット・ネス。
カポネを、密売面からではなく、
脱税面から攻めようとする。

一方、カポネは、引退を考えていた。
弟が経営する酒場で、
弟にそのことを告げようとしたとき、
ショー・ガールを夢見るマリアに一目惚れ。
身分を隠し、店のガードマンの面接に来たと嘘をつく。
マリアの傍にいたいため、
弟の店のガードマンになる。
組織には影武者を立てさせる。

そこへ、ネスがやって来る。
なんと、マリアは、ネスの妹だった!
さらにネスは、ガードマンの彼に
カポネ逮捕の協力を頼む。


身分を偽る恋の物語の、ある意味、王道。
正直なところ、一幕のテンポがものすごく悪くて
どうしようかと思っちゃいました。
もっとサクサク進まんかーーっ!と
ちょいとイライラ。
イライラのおかげで眠らなかったともいうか。

二幕になってからは、テンポアップ。
あー、それ、伏線だったのかー、ってネタもあって。
カーチェイスの演出も面白かった!!
そして、白馬!上様が!!!白馬に!!!!

カポネの心情の書き方も丁寧だったし、
オチも、いいところにハマった。

最終的には大満足!!

上様は、やっぱすごいなー、と。
不器用でやせ我慢。
それが男の美学。
ラストの決め方がすごかった。
泣けたわ。

ヒロインのマリアはアリスちゃんでした。
舌っ足らずな台詞回しは相変わらずで
もう少しなんとなかならんかなー、と思わなくもない。
歌は普通なのにね。
でも、可愛いからいいか!

ネスは貴水さん。
この人は、ほんとに声の通りがよい。
台詞が明瞭で、とても聞きやすい。
20年ぐらい前には想像がつかなかったよ、
こんな良い役者さんになるとは。
コメディ部分の「間」も良いよね。

ショーガール三人は元ヅカ。
息のあった演技。

おみつは、カポネ若かりし頃のドンと
狂言回し的な酔っぱらい。
(イコールじゃないよね?たぶん)
存在感、バリバリ。
名高さんも憎めない悪役でした。
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月組「アルジェ」、星組バウ、宙組「ヴァレンチノ」再演など

2011年06月13日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
月組集合日です。
退団者は、
まなちゃん、きっしー、あんじちゃん、ゆかちゃん。
寂しい。
本公演、トリプルヒロインの残り二人は
りっちーとみくちゃん。
新公主演は、ゆりや!やったー!
歌はアレだけど、芝居とビジュアルはいいので
ちょっと期待しているんだ。
新公ヒロインはちゃぴ。
新公、2番手はちなつ、3番手はたまきち。
新公トリプルヒロイン、残り二人は、ちゅーとゆめちゃん。
他に名前が挙がっているのは
もりえちゃんの役のゆうき。

3月の震災で東京公演が中止になった
宙組「ヴァレンチノ」はお盆の時期に再演。
8月13日~19日。
場所は青年館。

星組バウ。
すでに発表されていた「ランスロット」とは別に、
中日劇場公演の裏でもう1本。
「おかしな二人」。
主演はトドさんとマヤさん。
共演はみきちぐなど。
9月15日~26日。
なんじゃ、こりゃ!
すごく見たいじゃないかー!
同時期大劇場公演は「仮面の男」。
食指は動かないなー。
組み合わせるなら中日の「ノバ」だよなー。
むー。

と、いうことは。
月組全ツの裏は、
理事主演バウじゃない、ってことだね。
みりお単独主演かな。

「宝塚舞踊会」は花組と星組。
専科はミエコ先生から。
御大は出演せず。
チャルさんの名前は久しぶり。
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「ブッダ」

2011年06月12日 | 映画
「ブッダ」というタイトルがついているけど、
どうも3部作の「その1」らしく、
「ブッダ」自体はそんなに出てきません。
話の大筋は、シッダルタの生まれたシャカ族の敵国、
コーサラ国のチャプラが奴隷の出自を隠して将軍に成り上がり、
それがばれて処刑されるまで、です。
チャプラ将軍の一代記、みたいなもんです。
タイトルに偽りありなように思います。
こういう話、70年代にはよくあったように思うけどいまさら、
金をかけて見ることになるとは思わなかったよ。

シッダルタの出番が少ないので彼がなぜ「ブッダ」になったのか、
よくわかりません。
高貴な身分に生まれた世間知らずな坊ちゃんが
自分は恵まれすぎー、と厨二病を発症して
考えなく家出しちゃったようにしか見えません。

謎なのは、役者陣。
なんで、声優じゃない人を使うの?
しかも年齢は全然合っていないし。
吉永小百合に若い役をさせるのは誰得?
吉岡くんも、あの風貌だからあの演技であって、
声だけだと、一本調子。
チャプラもさー。
絵の若さと、堺雅人がどうにも一致しなくて。
どういう狙いなんだかねー。

絵も、うーん、、、、ってカンジだ。
お姉ちゃん達、ケバいよ。

それとー。原作でもそうかもしれないんだけど。
タッタが10年ぐらい、年を取らないのも謎だよー。

いろんな面で、中途半端すぎ。
客入りは良かったけどねー。
みなさん、なんで来たんだろ。

一般料金が安いせいか
金券屋では450円のチケットもあるとか。
でも、そのお金を払うならキアヌ主演の「リトル・ブッダ」を観る方が良いと思う。
リトル・ブッダ 【HDマスター】 [DVD]
若き日のシッダルタが、ブッダとなり、入滅するまで。
西洋人が作った話だからこそ綺麗にまとまっています。
ぶっちゃけ、「ブッダ」もこれ系だと思っていたんだけどなあ
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「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」

2011年06月12日 | 映画
後付の序章だけど、ちゃんと本編に繋がっていた!
すごく面白かった!!
単独で見ても、説明臭くないのにそれぞれのキャラの書き込みが充分。
話もサクサク進み、見ていて爽快感。

チャールズが、なにかにつけ笑顔で「マイ・フレンド」と言う。
その先を知っていると、
もの悲しくもあり、
いやいや、やっぱり運命は二人を共存させないんだ、とも思う。

チャールズは善意だけの男じゃないけど
(鈍感だし)
エリックとは違う存在だと思うよ。

エリックの憎しみと、その方向性。
これが後のマグニートーに繋がるんだな。
感情の起伏がありつつも冷静に人を見ることができる。
のちに、彼に味方する者が多いのも頷ける。

ミスティークの過去も、なるほど!だった。

チャールズの「プロフェッサーと呼ばれると禿げそうだ」
とかいろんな小ネタがあったなあ。

「あの人」も出てきたよ。

ケヴィン・ベーコンも、とっても良かった。
これぞアメコミの悪役!!
とことん悪いヤツ!!

ミュータントという存在をキューバ危機に絡めて描く。
フィクションとリアルの混じり具合がとても良い。

「袂を分かつ」って、こういうことなんだなあ。
仲良く二人で「仲間捜し」をしている場面がとても切なかったよ。
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「ダーティ・ハリー」(第2回午前十時の映画祭 青の50本)

2011年06月12日 | 映画
44口径マグナムを持つ刑事・ハリー。
クリント・イーストウッドは若く、髪もふさふさ。
やりきれない大人の世界。
その中で「汚い」仕事ばかり担当する。

これで終わりー、と思ったところから2転3転。
重たいテーマとアクションの融合してとても面白い作品でした!

スコーピオンのような犯罪、いまの時代にもあるよね。
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「ノバ・ボサ・ノバ/めぐり会いは再び」(2回目)

2011年06月11日 | 宝塚(星組)
役代わり、本日は

 オーロ:真風 涼帆
 マール:紅 ゆずる
 メール夫人:夢乃 聖夏
 マダムガート:音花 ゆり

です。

前回より、ずっと良い!
オーロのゆりかちゃんは、
出てきたとき目をひく華がある。
まだ学年は下の方だけど、
男臭くて、ちょいエロい。
芝居の弱々しさからから想像つかない。
いーねー。
来るよ、彼女!!
ベニーの、悲劇の男も良い。
嫉妬の炎がメラメラ揺れているのがわかる。
ともみんのメール夫人も思いきった演技。
おばさん演技を楽しんでいるみたい。

芝居、ショーとも、
前回よりパワーアップしていました。
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「ノバ・ボサ・ノバ/めぐり会いは再び」(1回目)

2011年06月09日 | 宝塚(星組)


今回の「ノバ」は役代わりが3パターン有ります。
本日は

 オーロ:夢乃 聖夏
 マール:真風 涼帆
 メール夫人:紅 ゆずる
 マダムガート:毬乃 ゆい

です。

私は99年の公演を見ています。
99年の演出は草野先生で
今回は藤井くん。
前回はコッテリ昭和風味だったけど、
今回はさっぱり。
微妙につじつま合わせがあって、
現代に合わせてきたと思うんだけど
ギトギト・ギラギラ感が足りません。
ちょっと物足りない。
たぶん、こういった気持ちは
99年版を見たスータンさんファンも持ったんでしょうねえ。

コテコテ感が少ないため、
前半のノリは、いまいち。
「屑拾い」の歌は長すぎ。
聞いていて辛い。
でも、後半の物量作戦は、やっぱ大迫力。
燃えるわ!

衣装は豪華です。
オーロの紫の上着も地模様有り。

衣装の進化のせいか、
サンダルは少なめ。

レオン君は男臭くて良い。
ねねちゃん、首も脚も長いので
どの衣装も似合う。
中詰めの歌が弱めだけど、
まあ、それは檀吉もそうだったし。

すずみんのルーア神父はインパクト無く、
真面目すぎるので、
組長のシスターがすべり気味。

オーロのともみんは、、、
もうちょっとなにか欲しいなあ。
と思うのは、リカちゃんが基準だから?

マールのゆりかちゃんは
激情でいいよ。
「メイちゃん」の時より、歌が上手くなったかも。
れみちゃん、弾けている。
すごい勢いで踊って、飛んでいる。

メール夫人はベニー。
普通に綺麗なお姉さんだった。
若すぎてエストレーラの母には見えない。
けど、ソールがエストレーラに別れを告げいている場面で
ボーロに寄り添う背中には優しい母性があった。

ボールソのみやるり、ボーロのはるこちゃん、可愛いっす!
ラービオスはせあらちゃん。
ちょっと大人しいかなあ。
ミエちゃん比だと。

マダムXは柚長。
ゆらさんの時も思ったけど、
どーして女役なのに、
オカマっぽくなっちゃうんだろうねえ。
不思議。
マキさんの声は、ちょいと粘っこいかな。

配役は詳しくチェックしてなかったんだけど、
バトンがあったので、
ピエロの一人はどいちゃんだとわかりました。
ビーナスのまこっちゃん、
肌を露出しまくりなのにエロくないのが良いよ!!

この回(18時半)は、しょこたんが来てたらしく、
「屑拾い」のところで「ギザカユスー」のアドリブがありました。

99年版は仮設劇場で1階しかなかったので
2階から見下ろす八百屋舞台は新鮮。


芝居は、小柳ちゃんのデビュー作。
主役二人が恋に落ちるところの書き込みが足りないけど、
それ以外は特に破綻はなく、うまくまとまっていました。
役の振り分けも群舞の使い方も舞台セットも、まずまずOK。
今後に期待。
ただ、フランスが舞台で、歌詞も「エトワール」なのに
副題が「My only shinin’ star」なのはなぜ?
無理な英題はいらんでしょ。

レオン君、ねねちゃん、ベニー、れみちゃん、
2役をする4人に芝居のブレが無いので
入れ替わっても人格が変わることなく
わかりにくそうな話も、クリアで良くわかります。
組長はさすが。

ゆりかちゃんは、まっつとたもとどっちに似てるんだ?

ラテンの乗りの良い黒塗りショーと、
輪っかのドレスの軽い喜劇。
宝塚らしい良い組合わせですね。


芝居、ショーとも、すずみんが2番手各。
「ノバ」の中詰めもセンター左1。
階段もねねちゃんの前で降りてくる。
激しく違和感。
娘1不在より収まりが悪い。
いろんな事情はあると思うけど、
すずみんが2番手、はありえないでしょー。


公演デザート「カルナバル デ フルータ」

フルーツのカーニバル!!
リオの特産のフルーツをひとつの器に!!
マンゴープリンとココナッツミルクプリン。
フルーツは彩り豊かなオレンジとマンゴー、
フランボワーズのソースです。


プリンがさっぱりめで
フルーツは甘く煮てあります。
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『赤い靴 デジタルリマスター・エディション』予告編

2011年06月08日 | バレエ・ダンス
『赤い靴 デジタルリマスター・エディション』の予告動画が
youtubeにアップされました。




むかしレンタルビデオで見たときより
画面が綺麗なように思います。

そのビデオを見ていたとき、
母もチラチラ見ていまして。
母が
「前に見たときも思ったけど
 (↑たぶん公開されたとき?)
 結婚する=バレエを辞めろ!、
というのは理解できない」
と、言っていたのを
いまでも覚えています。

人間としての愛を得た者は
芸術家になりえない、という発想は
わからなくもないけれど
理不尽でもありますよね。

この段階で、
決断できないのが「赤い靴」で
愛を選ぶ者と芸術を選ぶ者に別れるのが
「愛と喝采の日々」なんだなー。

東京ではユーロスペースにて
7月2日より公開です。
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福井旅行(4)永平寺

2011年06月06日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
えちぜん鉄道 勝山駅。


福井に戻る途中に永平寺があります。
昨年も行ったけど、
アプロちゃんは約20年振りだし、
私ももう1回行きたいし、
時間的にもちょうど良いし、
ということで寄りました。
永平寺口から永平寺まで、
路線バスが上手く繋がりました。
やったー!

永平寺。

平日なので観光客は少なく、
とても静かで落ち着いた雰囲気。
空気が穏やかなんですよね。









永平寺前15時33分発のバスは
永平寺口15時50分発の電車に接続。
福井には16時13分着。
土産物をみたりしながら、
17時37分発の「しらさぎ14号」・・・
といきたいところでしたが、
私は帰りのチケットをホテルに置いてきてしまったので
私だけその前の電車で武生に戻りました。
今日の予定を武生以遠の観光にしておいて良かったよ!
武生駅でめでたく「しらさぎ14号」に乗車。
アプロちゃんとも落ち合えました。

米原で乗り換え、名古屋には19時21分着。
アプロちゃんとお別れ。
私はそのまま東京へ。

夕食は米原で買った鱒寿司。


とても楽しい2日間でした。
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福井旅行(3)福井県立恐竜博物館

2011年06月06日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
6月6日。
武生8時13分発の電車に乗り、
福井で乗り換え勝山へ。
コミュニティバスで恐竜博物館へ。

















恐竜分類図

恐竜の展示が中心ではありますが、
恐竜の発掘に伴って研究される地層学関連(石など)の展示や
恐竜が生まれるに至った進化の過程&その後の
「地球の歴史」に関する動植物の展示も豊富です。

石の展示


中佛石


砂漠の薔薇


宝石の元


原始の大型哺乳類


(「海のトリトン」に出てくるメドンみたい!)

鯨の祖先


マンモス


触れる展示物(一部レプリカ)もあります。
アンモナイト


ティラノサウルス・レックスの頭

喰われる!!!

ティラノサウルス・レックスの足跡


こちらは化石の拡大鏡。

丸いテーブルの縁に化石が入っており、

中央のスコープで映された拡大映像が
中央のモニターに表示されます。

(鉱石エリアでもこのような設備がありました)

どのエリアの展示も工夫されていて
すごく楽しかったです!!
ここには載せきれないけど
植物の進化の展示も面白かった!!

お昼はお約束で。

奥がアプロちゃん注文の「プテラノ丼」。
翼竜の丼ってことで、鶏肉のテリヤキ丼です。
私の注文は手前の「フクイリュウ丼」。
勝山で発見された恐竜の名にちなんだ丼は
福井名物ソースカツ丼です。
昨夜に続きのカツだし
タマネギ嫌いの私は東京でもソースカツ丼を食べる機会はあるのですが
やっぱり地元の名物は食べないとね!!!
カツは3枚乗っていました。

このあと、ミュージアムショップに寄り
テンション大アップ!!

そして、タクシーを呼び
勝山駅まで戻りました。
(コミュニティバスは1時間後の出発だったので)

*屋外の公園エリアも魅力的だったけど
 日差しがきつくなって来たので、やめときました。
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福井旅行(2)武生

2011年06月05日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
武生には16時22分着。
駅前にホテルにチェックイン。
しばし休んで、散策へ。

蔵の辻。






季節が合えば、この前食べ損ねた
和菓子屋さんの氷を食べたかったんだけど
まだやってないみたい。

日曜日のせいか、
商店街は閉まっているお店が多かった。

ライブのポスターが貼ってあるお店も有り。

レアな光景だ・・・

疲れてきたので、「洋菓子JUN」でお茶。

私は「竹たわら」。
竹炭入りのロールケーキです。
炭の味は特にせず、ふわふわでしっとりした食感です。
アプロちゃんは、えーと、なんとかフリュイ?
チョコっぽいロールケーキの上に果物どっさり。
竹たわらと、こちらのロールケーキの食感は違いました。
手が込んでいるなあ。

別テーブルでいちごパフェを食べている人がいたんだけど
「タカノ」のパフェ並みにいちごが突き刺さっていました。
すごかったなあ。
次回はパフェ!

時間が来たので「Rag Time Classics」へ。

終演後は、前回残した課題の「ボルガライス」!!
「ボルガライス」とはオムライスにトンカツを乗せた料理です。
トンカツにかけるのはトンカツソースではなくデミグラスソース。
武生発祥らしいです。


「武生に来たらボルガライス」
詳しくは → 日本ボルガラー協会 を参照のこと

我々は「Rag Time Classics」近くの
ヨコガワ分店」へ行きました。
前回来たときは改装中でお休みだったので
今回リベンジ!

じゃじゃん!!
これが「ボルガライス」!!

カツは大きいけど、
サクサクしていて、
あまり脂っこくないです。
オムライスのソースも
ケチャップではなくデミグラスベース。
コクはあるけど、しつこくないので、
上のカツと合わせて食べると
すごく!美味しいです。
オムライスの具(鶏肉、タマネギ、グリーンピース)の配合も良く
どれかの味が突出することなく
それぞれの味がうまく合わさります。
卵の柔らかさ、厚さも絶妙です。

写真を撮り忘れましたが、
アプロちゃんはオムライス&ハンバーグを注文。
こちらのハンバーグも、とても美味しかったです。
みじん切りのタマネギがベースのソースがかかっていましたが、
タマネギ好きのアプロちゃんに言わせると、
「炒めたタマネギの甘い味がしっかり出ているのに
 シャキシャキの食感も残っていて美味しい!」とのこと。
ここも、もう一回行きたいな~。

入店時、店のTVで流れていたのは「イッテQ」。
マスター曰く、「イモトはすごい」。
同感。

さて。
これでホテルに戻って寝ても良かったのですが、
ちょっと飲みたいし。
ってことで。
駅前の焼鳥屋「秋吉」へ。
「どこにでもあるチェーン店だけど美味しい」
と、どこぞに書かれていてので行きたい、と
アプロちゃんからのリクエストもありましたし。

軽~く食べるつもりが、
けっこう食べちゃった。


キュウリ、ってのもあったよ。


大満腹になり、ホテルに戻って就寝。

私は酔っぱらって、
荷物をぶちまけたまま寝てしまったため、
痛恨の忘れ物をすることに・・・
コメント (4)
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福井旅行(1)敦賀

2011年06月05日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
8時33分東京発のひかり505号で10時49分米原着。
10時59分発のしらさぎ5号に乗り継ぎ、
敦賀へは11時28分着。
の、予定でしたが、
臨時に蒸気機関車の運行日時にぶつかり、
蒸気機関車停車駅混雑のため
(乗降客ではなく、たくさんのカメコ。しらさぎは横を通るだけ)
その駅付近は速度を落としての運転となり
3分ほど遅れて到着。
アプロちゃんとは、しらさぎ車両内で落ち合う。
偶然にも同じ車両でした。

アプロちゃんが運転してくれることになったので
敦賀駅まで車を借り、いざ「気比の松原」へ!







曇りなので写真映えはしませんが
日差しは柔らかく、観光するにはバッチリ!
すごく気持ちが良い!!
穏やかな海を見ていると
時間を忘れそう!

空気はあまり潮っぽくなく、
のんびりと時間が過ぎます。
素足にサンダルだったアプロちゃんは
素足で海岸を歩きましたが
砂はサラサラしているとのこと。

虹ノ松原には行ったことがあるので
三保の松原に行けば、三大松原コンプだ!

お次は徳川家ゆかりのお寺「西福寺」。


素敵なお庭でした。




お腹が空いてきたので「日本海さかな街」へ。
「ますよね」にて、それぞれお造り定食。


と、蟹のバター蒸しはシェア。


市場内も散策。
私は上野のアメ横でいろいろ買えるけど
飯田のアプロちゃんには珍しい魚も多いらしく、
のどぐろなどを買っていました。

さらに車を走らせ、「金崎宮(かねがさきぐう)」へ。


小高い山の上の方にあり、
景色は抜群。


ここからちょっと上に上がると「金ヶ崎城跡」があります。
信長が朝倉氏を討とうとしたところ、
浅井長政が裏切り、お市が小豆袋でそれを伝えた、
などの「金ヶ崎の戦い」で有名なところです。
が、時間の都合で、ここで撤退。

敦賀観光、最後は北陸道の総鎮守「気比神宮」です。
日本三大木造大鳥居があります。

(あとの2つは奈良の春日大社と広島の厳島神社。
 やった!コンプじゃん!!)

「気比の長命水」。

亀の口から出てきます。


レンタカーだと効率よく回れますね。
駅に戻り、16時2分発のサンダーバードで武生へ。
普通列車もあるんだけど、
特急料金が730円かかるけど、
アプロちゃんも乗り鉄だからさ。
コメント
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