日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

一番良い季節

2007年05月28日 | Weblog
卯の花の匂う垣根にの、八十八夜も疾うに過ぎ、今頃田舎では、蛍や水鶏、そして楝(おうちは栴檀)散る情景などが一杯展開しているであろうと、昭和初期時代の子供時代を追想し、鮮やかに子供心を甦えさせて居る。茶摘みを終えて新茶が弟子から贈られ,香味を味わいながら緑の薫風を窓辺から受け、本に目をやる爽やかさは年中で一番で何物にも譬え難い。この季節無為に過ごしては勿体ない。親の背をみて育った割には,清潔整理整頓がわが身に着いておらず、書斎には、生かされていない。物置・地下室等に38個のうち23個の梱包がそのまま未整理である。清潔で整頓された書斎を早く実現したいのは、山々であるが、一向に進んでいない。何故だろうといつも自問自答頻りである。この年齢では郷愁に浸ることが最も楽しく心が安らぐ。それにぼんやり時間を費やしているせいかも知れない。少しずつ不要な書類を廃棄してすっきりしたい。この良い季節も満喫していたい。思い願いと現状とでは、中々に両立し進捗しないが。