日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

「持ってしまえば」「なってしまえば」勝ち、の風潮

2008年06月29日 | Weblog
国際関係では、国が核を「持ってしまえば」。人では、最高責任者に「なってしまえば」。勝ち! そんな国や、人では,権力を笠に着て意地悪な頑迷さなどが頭を擡げ、迷惑千万な事例が、このところ特に見聞される。国の関係では国際正義を互いに守ってくれる筈と思いながらも、どうも約束事が、国益?で左右され勝ちで我が侭勝手で、現実話し合いは中々に困難を極めている。人も偉くなると、権力妄者になる例が目立つ。国といい人といい、正義、マナー、ルール、約束、恩義、信義を守ることなど、無知か悪逆非道なのか、案外簡単に忘れ去られてしまっている。果たして、これで良いのだろうか! 残念至極だ! 国の立場、人の個の立場では、大きな違いがあり対比はナンセンスで、全く別物であることは、篤と承知しているものの。一筆ブログに残しておきたい。
閑話休題。今時、清楚で簡素,清潔、小綺麗、色彩や形など、釣り合いの取れた服装を、最近は余り見かけなくなってしまった。価値観の相違や美意識、考え方の多彩さ、流行に追随する風潮などは、人間それぞれ個性的であって当然だが。ただ、不潔感や、“ちぐはぐ観”だけは、平にご容赦、ご免だ。それらが当然顔で表出された時には、とても頂けないと思う。フアッションと言っても、素朴な清潔さが自然であり本来美しい。
話し変わって、フィレンッエ大聖堂の落書き、国際的な大問題だ。ニュースで大きく報道されている。私立大学の野球部監督や女子短大の学生が、いま世界中の顰蹙を買っている。わが国の大変な恥で極めて残念なことだ。国内でも今本当に落書きが多い。“小言を言えば大事に至らず”だ 。こと小児時代からの躾と、幼少児からの教育の問題だと思う。我が国の本来の美風と美意識を取り戻したい気持ちで一杯だ。何とか根絶できないものかと、つくづく思う。
この大楠は推定樹齢1500年、環境庁の調査で日本一の巨木だ!蒲生のクス(カモウノクス)、どっしりと大地に踏ん張った幹,季節が巡るたびに若葉が輝く、精霊が宿り樹雲が動くという謂れだ! 天網恢々粗にして漏らさず、そうあって欲しい。

無くて七癖か!

2008年06月27日 | Weblog
戦前は兎も角、戦中には食料が不足していたが,左程不自由は感じなかった。麦や白米のご飯,お新香とみそ汁で腹一杯食べられた時代である。ただ、どこの家庭でも兄弟が多いせいか競って早く食べないと、食べはぐりや少ししか残っていなかったりして、がっついて食べたものだ。それらが習慣化したせいか、この歳になっても、早食いは治らないでいる。単身赴任を経験して食事の有り難さを素直に体験した筈だ。咀嚼は学識上十分心得ている積もりだが、癖は治らない。無くて七癖か。行動療法で直すしか方策は無いものと思う。家内から食べるのが早すぎるといつも言われて久しい。良い癖を付けてメタボ気味から抜け出したいと、最近思うようになった。
朝食後、メイが矢鱈に散歩をせがむので、食べて直ぐ出発する。これも咀嚼消化吸収には相当良くないことと思う。ゆっくり噛んで食べて消化を良くし、一段上の健康を目指そう! さて何時迄続くかな!と思いつつ明日から実行しよう。小さな庭に植えたバラ、良く蕾を付ける。約15箇も花が次々に開く、梅雨の晴間に携電で撮影した。

梅雨明けが待ち遠しい

2008年06月26日 | Weblog
このところ天候不順で、驟雨あり、夏日あり、しとしとの春雨?ありで、何と言っても予報が当たらず、振り回されている始末だ。幸いメイの散歩は、雨の合間を縫って笠や合羽を付けて実施している。大雨の中2,3度出掛けたこともあり、遠出が出来ないものの、いつもの公園で、何とか運動や用を済ませている。砂に近い小砂利が敷かれている広場の周辺の、グリーンベルトの植え込みには、日毎に草の丈が高くなって植栽が負けてしまっている。この一ヶ月メイが草むらに入って散歩の都度、目立つセイタカアワダチ草、ヒメジョオン,姫昔蓬などを引き抜いて、荒れ放題の草むらを,少しずつ改善してきた積もりだ。大分成果があがっているのが嬉しい。人は誰も気が付いていないけれども。
学生の講義、中々に大変で、欲張って多くの資料を含む内容のプリント、そして教科書やPPTスライド、板書と成果が上がるよう張り切って講義してきた。学生に分ってもらっただろうか、容易ではないと言うのが実感だ。しかし学生から元気を沢山貰っている。早く梅雨が明けて心身共に爽快になりたい。 携電の保存画面でなく、撮影直後のバラの花びらを手に取って載せてみたわけ。

心は常に学校の発展あるのみ

2008年06月23日 | Weblog
着任以来約8ヶ月、学校教育と経営の両面から今後のPerspective Developmentについて、色々考究して来た。中々特色有る施策が打ち出せないで、荏苒日を送ってしまった感じである。up to date の新聞や雑誌に眼を通して、何やかや思索すること度々であるが名案は見つけ出せない。一冊の本を図書館で見つけ、読んだ感想を今朝の朝礼で披露しながら、本校の発展は肌理細かな効率良い授業実習、分かり易い講義にあると自説を披露したところである。早速にも学科長が現在進行中の教育課程改訂作業(第1次案)の書類を持参してくれた。時宜を得た思念が期せずして一致していた事を喜び、嬉しく思っている次第だ。
昨日午後からの大雨は横殴りの雨に変り、雀の子の篭の中までずぶぬれだ.それでも親雀が代わる代わる餌を運んできて、可愛い小雀が鳴き声を出しながら親から餌をもらっている姿は、本当に微笑ましく、感動感激だ!夕方家内と一緒に色々工夫し、風雨除けの大きめな篭をその上からビニールで被せて、明日朝まで元気でね!と願いつつ、雨戸を閉めた。
今朝早めに起きてビニールを取り外し篭を持ち上げたところ、残念!至極!小雀は躯になってしまっていた。何ともかわいそうで堪らず、思わずご免ねと!手を合わせてしまう。やるべき事をしたと言う気持ちが虚ろに行き交い、家内と慰め合った次第だ。昨日の驟雨が恨めしい。あの雨さえ無ければ、と言う思いが強くやりきれない気持ちのみが残る。 さて今日は月曜日、急ぎ登学して朝礼で、今週の行事目標と学生講義要領についてを披瀝し各論者会議の開催を提議した次第である。

Mac Book air 最初の発信は!

2008年06月22日 | Weblog
4年前春の叙勲で受章したその初夏、電柱のトランス下底の巣から雀の子が1羽、次に2羽と転げ落ち、玄関のタイル部分の隅でよちよち飛び跳ねていた。それと丁度同じ場面が、今朝3年ぶりに再来し展開した。なんとメイが散歩のため玄関を出た途端に、雀の子を見つけ大騒ぎしたところだ。家内と急ぎ4年前と同じように、屋根付きの小屋に入れて重しをつけ、小皿に水を入れ親鳥が篭の横木に止まって餌を与え易いように、また、カラスや猫に狙われないように工夫した。メイが欲しがっても見えないように苦心して設えた。息子夫婦も何事が起ったのかとやって来て、なんだ!というわけ。朝の一少時間を慌てふためいて動き回り、やっとホットしたところだ! 早速親鳥が餌を与えようと揃って代わる代わる小屋にとまり、次々に餌を運んでいる。たいしたものだ! 良かった! 折角生まれ出た小さな命、どうにか助かって欲しいと、願いを込め大事に育ててあげようと思う。4年前のあの時には,都合3羽が、この小屋から巣立ち、近くの電話線に自力で飛び立ち、柔らかな翼をばたつかせながら止まり、親と一緒に世田谷観音の方向へ飛び立って行った姿が、今も懐かしい嬉しい思い出となって甦っている。
日曜日の今朝、たまたま娘とブログを交歓していて、airMac を買ったのね!と話が弾んだ。ついでに電話で、先週学会で上京した時のこと、今日の雀の子の騒ぎなど。いろいろの話で、しばし梅雨の日曜日の朝を楽しんだ。
この AirMac 最初のブログへの記述、記念は雀の子の飛び入りの発信ということになった。さて雨模様の今日は、これからゆっくり講義の準備にでも励もうと思う。ところで京都はいま大雨だというが、東京も午後から雨、夜は大雨の予報である。そういえば昨日は夏至であった。梅雨も早く霽れて欲しいと願うこと頻りである。

遂にMac Book air!

2008年06月19日 | Weblog
学生の講義、板書と併用して分かり易いことを主眼にして始めた。PPTだけの講義だと、講師はとても楽だが、学生には、記憶に残らずノートも取れないので、工夫が必要だ。教室へのPCとプロジェクターの持ち込みが、重くて1セットの設定が厄介だ。若い先生がやってくれるので大助かりだが、何しろ重いので毎回ご苦労を犒っている。
土曜日・日曜日息子との話しが実を結んで、それなら軽いMac Book airを買ったら!と言うことに結論が決まり、一昨昨日16日の月曜日、学校の帰りに早速購入し楽しく帰宅した。すべての設定を息子が直ぐさまスムーズにやってくれた。お陰で昨日今日とスライド造りに精が出る。このPCは、講義の目的以外などには、余計なものは一切取り込まず、講義用にのみ使用する方針で、文字通りPC本体が軽い上に、その中味も軽くして、効率の良い講義を目指したい。使い勝手がまだ馴れないので、スライドとレジメのノート造りに時間を取っているが、感触は中々に良さそうで、これからが楽しみである。夜中を廻ってこのブログを書き込んでいたので、日付は20日になってしまったようだが、19日で逃げ切った。メモして記録に残しておきたい。
梅雨もそろそろ霽れそうである。

孫からの初電話

2008年06月16日 | Weblog
昨日曜日の夜、親戚の17年忌の法事から帰って、ちょっと疲れ気味だったので、早めに床に入った。10時35分微睡み気味のところへ電話が鳴り、家内が弾んだ声で応答していた。やはり孫からの嬉しい電話だった。運動部での無敗での活動ぶり、学科試験で上位だった話、何もかも嬉しい楽しい知らせだったので、喜びで目が覚めてしまった。それから暫く、家内と会話が30分程続いて、楽しい夢路を辿った。これで、また常日頃からの元気が倍増し、明るい希望の持てる生活が持続しそうだ。そして早くも、次の近況とニュースに期待したい。夫婦揃って、またの連絡をまっている。

メイのメタボで皆も反省

2008年06月13日 | Weblog
最近メイの定期検診の検査所見が報告書の形で返ってきた。脂肪肝との診断は息子、娘も同じだ。さあ!大変、食事内容と量を加減せねばと、皆で話題に。しかし他の検査所見が基準値以内なので、一応、気掛かりの中に一寸だけ安心もしている。一昨日と今日は朝と夕、2度の散歩だ、食事も減らし気味。これが何時迄続くやら!だが気遣いだけでも大事である。メイと家中の皆との根気比べにもなりそう。少しずつ頑張ろう。まず隗より始めよ!を地で行って,私の夕食の主采を一品少なくすることを宣言し、家内に話してみた。家内は笑って、「そうしましょう!」というわけ。酒を飲まなくなって約2年、なんとか続けるつもりだ。


矢張り世相を考えてみたい

2008年06月13日 | Weblog
医療・教育現場に在った過去と現在を回想し照顧する時、患者・学生・一般市民として具に考え、矢張り心に深く期するものがある。世界に冠たる経済大国、誇りうる文化国家、それでありながら,何故か人心が荒廃し沈衰している。平和文化国家、その名のとおり建前は立派で、民主主義国としては当然の謳い文句に違いないが、現実とは明らかな乖離が見られる。謳い文句にかまけて現実はむしろ逆行し、衰退の一歩を辿りつつあるかなと?。当たり前の普通の市民が、不安や恐れなく自然な暮らしが、ごく普通に送れないものか?と危惧している此の頃である。つくずく人心を素直にまともな方向に導く手立て、仕組みが作れないものかと思う。世論操作という言葉は禁忌であり、これら全てが教育の成果?なのであろうかと思われる。識者と思われる人の声がどうも小さく、今ひとつ反響が現れにくい。
マナーと言いルールと言っても、今我が国の現状は皆が決めた決めごとを守り実行する風潮が無いに等しい。誠に残念の一言につきる。思いやり、言葉、礼儀などがあれば、人間関係なども大変改善されよう。公園のゴミ、ベンチの食べ殻、バス停のタバコの吸い殻、落書きなどがひどい。「小言を言えば大事に至らず」を身近から実践し輪を広げては如何かと思う。小さな善を讃え積み上げて行こう。市民の力はそれ位しか出来ないのかしら?と思う。水無月に入って今日は珍しく快晴、爽やかで身も心もリフレッシュ、仕事に精出す元気が沸々と湧き上がる。 昨日娘が上京、久しぶりに親子水入らずの楽しい機会が持てた。息子一家も一緒になり、楽しい嬉しいことばかり色々語り明かし、喜びの一夕が、あっという間に過ぎた。おかげで元気をもらった。いざ!

陸士開校記念日と時の記念日

2008年06月10日 | Weblog
思えば133年前、わが陸士が開校した。そして今日は、恰も時の記念日でもある。また義父の命日でもあり、いろいろその昔を想起し顧みて感慨無量一入である。齢82歳を閲し、今なお現役での奉職中である。何とも有り難き幸せと言うべきであろう。明日は久し振りに学生の講義を担当することとなった。準備は凡そ整ったつもりだが、何せ板書での講義、これが久し振りなので少しく気掛かりである。講義の終盤で、大筋済んでから、仕上げの意味から、折角用意したPPTのスライドショーを改めて見せて、締めくくる予定である。何しろ学生が理解納得してもらわないことには、折角の講義が元も子もない。一寸違った工夫で準備を整えた次第である。53年前の陸士将校生徒の意気軒昂、矜持と品位を思い起こし、覚悟を新たにした。いざ講義に臨まん!と思う。気持ちは学生のため一筋と言うべし!か、とも思う。