医学部卒業35年にして今日で第10回目のクラス会である。その間一回も休まずにクラス担任教授として出席し続けてきた。別に特別な感慨は無いが、案内のまにまに出席し続けて来たところである。楽しみでもあり久闊を叙して、皆んな一人前になった医師達と会って、噺をすることは楽しみであり、元気が出ることでもある。期待が胸膨らむ想いで一杯である。ただし自分でも過去に経験したことでもあるが,嘗ってのクラス担任教授に高齢故に出席をご遠慮されたき旨の手紙を書くことの難しさは、身に沁みて困難さが伴うことを,玩味して来ただけに。自ら申し出ることが出発点であり肝要であろう。今夜の会合には皆の前でこのことを強調して来ようかと思う。会議早々挨拶を求められこの事にも言及したが、大方の意見はそんな事は、言わずにお元気ですので、来年からも出席される様にとの発言が相次いだ次第である。