何時の間にか10月も過ぎて、あと二日で11月の霜月である。世事が複雑怪奇で真面に単純な人には、分かり難い世情の話であろうと思う。幸い此処一週間はずーと晴れ続きで、秋から初冬の爽快な気分に浸れることであろう。昨日で喪中の挨拶文の宛名書きを全部終えたところである。１１月一日に投函発送しようと思う。３日の文化の日には、喪中の葉書きをゆっくり読み終えて、文化の日を専心寿ぐことができると思う心積りである。でも、妻を失うことはやはり寂しい限りである。日常の家事全てを６０年間、よくぞ薪水の労を尽くして良くやってくれたと思う毎日の時毎に、懐かしく思い出が身辺を取り巻いて、忘れられない思い出ばかりが湧き出て来るのである。仲人をしてお世話になった約５３組ばかりの友人や弟子の皆さんをはじめ、関係者の方々へ付け文を付言して送ろうと思う。それが過ぎたら今日はお散歩を復活実施しようと思う。
