時代の変化自然詩に彩られた四季様々の推移が、落ち着いてゆっくり淀みなく推移して行く様は、現今の世の中では、望みようが無いのかも知れない。人それぞれ生活し生きて行く上で職を持つことは、当然であり必要である。がそれと共に心の在りようとして、自然と共に育まれて生きていく在りようも、あるのではないかと思われる。風流人ならずとも、誰しも本来はそんな気持ちを持ち合わせているのではなかろうか。時代の変化その在りようは年毎に変遷を遂げ留まるところを知らない。確かに年若い年代に置いては過去は振り返らないで前進あるのみであろう。その心意気は十二分に分かる筈と心置きなく忖度しているが、高齢者は過去の多くの経験と時代に即した多くの経緯を体験して来ているが故に、考えることも少なくはない。重陽の菊の祭典の節句も過ぎたが、新聞やテレビの何処にもそれらしい記事は、皆無なのである。過去のよき時代ばかりを省みる高齢者の見識は分かるとしても、この辺りは現状認識と対比して記録などがあって欲しいものである。こう書いてくると時代遅れの認識眼が記述した文言は、目も呉れない人が出そうでもある。
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