ゆるっと読書

気ままな読書感想文

【ありのままがあるところ】生き方、在り方、価値観を揺さぶられる一冊

2020-01-17 22:47:31 | Weblog




これは、生き方、在り方、価値観を揺さぶられる一冊だ。
「あるがままがあるところ」を読み始めて、
新年早々、自分自身の他人に対する態度を振り返り、何を基準にして生きているかを見直すことになった。

子育てをしている方、教育に携わっている方、指導や支援に携わっている方、
組織の中で管理職をされている方には、ぜひ、読んでほしい。

大人が子どもに対して、
職員が障害のある利用者に対して、
社会の中で生きていくために、「必要なこと」を身につけさせようとする。
それは、相手の「幸せ」を願ってのことだ。

しかし、その「幸せ」は、本当にそうか?
その「必要なこと」について、本当にそうか?
と、著者の福森伸さんは問いを投げかける。

障害のない人が、組織の中で、居心地の悪さを感じたり、息苦しさを感じるのはなぜか。
不安に駆られて、何かを求めて、行動するのはなぜか。
重度の知的障害者の生き方、在り方を見て、問い直してみると、見えてくるものがある。

#しょうぶ学園
#鹿児島




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 生きていること、死んでいる... | トップ | 【発達障害に生まれて】子ど... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事