さて、雪と淳が二人で携帯写真を撮った日のことを、淳の目線にてなぞってみよう。
その日、淳は真新しいスーツを身に纏っていた。
「おーい!青田さんよ!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/f0/fa8d6a970a3b9156114bdc9f4f8535d9.jpg)
声を掛けて来たのは柳である。
「いや〜キマってるね〜!どこのモデルかと思ったぜ!」
「何だよお世辞なんか」「お世辞じゃねーっての」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/8e/4e8d4ca0644dbf1bae09279eff44a169.jpg)
「青田先輩かっこいい」と遠くで黄色い歓声が聞こえる。
柳はそちらを指しながらスーツ姿の淳を褒めちぎった。
「ほら見ろ、皆お前に釘付けだっつーの!マジでイケメてるからよ。自分でもそう思うだろ?」
「思ってないって」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/23/048c0c49209511d142b982a780f42328.jpg)
「あ、俺ちょっと事務室に書類確認しに行かなきゃ」
「おう」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/8f/3f2f0d6b4f5a5481a7f38c3119a6e6ca.jpg)
そう言って歩き出した時だった。
ポケットに入れていた携帯が、一通のメールを受信する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/5e/230e96108f19b9686b8db4f384b20375.jpg)
先輩
授業のプリントを渡したいのですがどこにいますか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/65/47d49922dcbe1ef77192945ee397f281.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/27/1838d89963b3585bcaa2c1bd4b3c157d.jpg)
「雪ちゃん?!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/fe/20a9efe4440e9e96d7f1e58c2df2ad13.jpg)
淳は初めて彼女から送られて来たメールに心底驚いた。
周りの人が思わず振り向く程の大声で、その名を口にしてしまうほどに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/1b/c5a9e56b8eaf6562edb7c44823e1fa99.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/9b/abce57acd1e79d6fd1b2215607cde1e5.jpg)
まるで吸い寄せられたかのように、淳はその画面に釘付けだった。
ようやく文章の内容が頭に入ってくる。
「あ、プリント‥」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/b0/0c45189379331b8d0516d61f6f0daa95.jpg)
あれほど切望していた彼女との接点が、再び現れようとしていた。
淳はその指先で、それを繋ぐ。
学館の二階まで持って来てくれると嬉しいな^^
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/a0/c47fff4d3dbed57829acfea1c011c032.jpg)
そう返信した後も、淳はずっと携帯を手から離さなかった。
胸の中に、風が吹いているかのように落ち着かない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/e8/49aa8b50bf1358b64289b82eddabb0dc.jpg)
ピロン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/ee/fa20cbaff79dd99201c16f6741f7bcb2.jpg)
はい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/b7/af9587a02952e5b3a52f620f87d6708d.jpg)
一文字だけのその返信が、淳の心を躍らせる。
淳は早足で学館の二階へと上がって行った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/e9/a6a8f5c478b1ca05ebc55c58e5174dcc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/07/86540863c1878278e1291a1005fbab0a.jpg)
落ち着かない胸の内を持て余しながら、淳はジャケットを脱いだ。
無造作に髪の毛を整える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/4c/19f03413324f141b31c328723467f19b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/e5/8f9b96c7997d7e70db344a937e995857.jpg)
するとガラスに映る自分の姿が、ふと彼の動きを止めた。
いつもより少しよそ行きの、その自分の姿が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/b7/18fa026ad9c8ec58e2bea42d445305d7.jpg)
先程の柳の言葉が蘇る。
「お前マジでイケメてるから!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/51/7046ae1760a10aee2cfbf5caee840b96.jpg)
胸の中に吹く風が、ふと甘い期待を煽った。
今の自分の姿を、彼女に見せたとしたら‥。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/19/c697866b97335ba38c4916cc7aad9f59.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/59/d19362224f9feae793f51c2e93d64ff1.jpg)
‥と考えた所で、淳は我に返った。
考えを打ち消すように、髪の毛をぐしゃぐしゃにする。
何考えてんだか‥
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/e5/560a42ba9db5807593bdbe66c4dab7c1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/12/2fcc3ea7ab7211b0991b9bde9b21b9b0.jpg)
すると眼下に広がる風景の中を、彼女がこの建物に向かって歩いてくるのが見えた。
淳の視線は彼女に惹き付けられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/26/014503bb3cb37bc1c0c93c7445d4e2f9.jpg)
オレンジ色の豊かな髪が、晩春の中で柔らかになびいていた。
彼女は今、淳の元へと向かっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/76/c3e25a05df6956ba9125d17bb3d5dfed.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/c5/dc71f08923d04be0de1e66497e5e8491.jpg)
まるでキラキラ光る風が胸の中を吹き抜けるような、そんな気持ちに包まれた。
彼女の表情、動き、その一つ一つが、全て特別なものに思えて‥。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/76/8c2b580ad6264c905c9dcbbc6a290220.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/f6/5df041f5944ae58e2d54f220a17f452b.jpg)
春だからだろうか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/a4/fd64dbd19dd435ebe40668ce3aa5eb97.jpg)
俺はもうすぐ卒業する。
残された時間は、あと僅かだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ca/f7f6f5d542da32949cac7246cf145e53.jpg)
光る風が吹き抜けて行った後で、ふと現実に返って胸が鈍く傷んだ。
時の流れは変えられない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/58/7e888d96b96ddff72597882fa492f751.jpg)
一日一日を意味あるものにしたいと思った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/94/48669176293e622fbda23e38af2642da.jpg)
たとえ、今この瞬間が刹那に過ぎ去ってしまうとしても、
「‥先輩?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/1c/c5cced02a580ec506429e5af664d2b81.jpg)
「一緒に写真撮ろうよ」「はいぃ?!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/bc/2242a3f64d9a8c6d4162ac755d83f8b7.jpg)
意味あるものとして、それを意義として刻みたいと。
カシャッ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/28/160b7b6da7f2a3929945d96df8b0599a.jpg)
「ゲッ?!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/e3/1512b264f61f78c090975689e910e4ba.jpg)
「へ、変な顔してるじゃないですか!」「え?どこが?」
「目がラリってるじゃないですか!髪の毛ボサボサだし!間抜けな顔してますよ!」
「何もだよ?」「私だけ悔しいじゃないですか〜!先輩はアイドルみたいでいいかもしれないですけど!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/5a/027fb927f0b588dfb7c0142ffccef169.jpg)
必死な顔をしてピョンピョン飛び跳ねる彼女。
まるで兎みたいなその姿に、思わず淳は笑顔になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/b7/726db29e24eaf42010d979cf7a884ab9.jpg)
「先輩の前髪屋根みたい!」「何っ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/ef/3eecdabf7b68e1c9f5e3b2d838d3ee42.jpg)
その日淳は、一つ一つをメモしてあげるみたいに、
彼女と過ごす一時一時を、胸の中に刻んで行こうと決めたのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<<淳>風光る>でした。
淳目線の話ですね〜^^
2017年の2月に更新された淳の回想編より、記事として時系列順に入れてみました。
行動全てに意義を持たせる生き方をしている、という風に雪の目に映った淳でしたが、
実は淳としては雪と出会ってからのことが大切で、それを意義として刻んで行こうという意志の現れだったのですね。
こうして並べてみると面白いですね〜^^
☆ご注意☆
コメント欄は、><←これを使った顔文字は文章が途中で切れ、
半角記号、ハングルなどは化けてしまうので、極力使われないようお願いします!
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その日、淳は真新しいスーツを身に纏っていた。
「おーい!青田さんよ!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/f0/fa8d6a970a3b9156114bdc9f4f8535d9.jpg)
声を掛けて来たのは柳である。
「いや〜キマってるね〜!どこのモデルかと思ったぜ!」
「何だよお世辞なんか」「お世辞じゃねーっての」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/8e/4e8d4ca0644dbf1bae09279eff44a169.jpg)
「青田先輩かっこいい」と遠くで黄色い歓声が聞こえる。
柳はそちらを指しながらスーツ姿の淳を褒めちぎった。
「ほら見ろ、皆お前に釘付けだっつーの!マジでイケメてるからよ。自分でもそう思うだろ?」
「思ってないって」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/23/048c0c49209511d142b982a780f42328.jpg)
「あ、俺ちょっと事務室に書類確認しに行かなきゃ」
「おう」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/8f/3f2f0d6b4f5a5481a7f38c3119a6e6ca.jpg)
そう言って歩き出した時だった。
ポケットに入れていた携帯が、一通のメールを受信する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/5e/230e96108f19b9686b8db4f384b20375.jpg)
先輩
授業のプリントを渡したいのですがどこにいますか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/65/47d49922dcbe1ef77192945ee397f281.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/27/1838d89963b3585bcaa2c1bd4b3c157d.jpg)
「雪ちゃん?!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/fe/20a9efe4440e9e96d7f1e58c2df2ad13.jpg)
淳は初めて彼女から送られて来たメールに心底驚いた。
周りの人が思わず振り向く程の大声で、その名を口にしてしまうほどに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/1b/c5a9e56b8eaf6562edb7c44823e1fa99.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/9b/abce57acd1e79d6fd1b2215607cde1e5.jpg)
まるで吸い寄せられたかのように、淳はその画面に釘付けだった。
ようやく文章の内容が頭に入ってくる。
「あ、プリント‥」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/b0/0c45189379331b8d0516d61f6f0daa95.jpg)
あれほど切望していた彼女との接点が、再び現れようとしていた。
淳はその指先で、それを繋ぐ。
学館の二階まで持って来てくれると嬉しいな^^
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/a0/c47fff4d3dbed57829acfea1c011c032.jpg)
そう返信した後も、淳はずっと携帯を手から離さなかった。
胸の中に、風が吹いているかのように落ち着かない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/e8/49aa8b50bf1358b64289b82eddabb0dc.jpg)
ピロン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/ee/fa20cbaff79dd99201c16f6741f7bcb2.jpg)
はい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/b7/af9587a02952e5b3a52f620f87d6708d.jpg)
一文字だけのその返信が、淳の心を躍らせる。
淳は早足で学館の二階へと上がって行った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/e9/a6a8f5c478b1ca05ebc55c58e5174dcc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/07/86540863c1878278e1291a1005fbab0a.jpg)
落ち着かない胸の内を持て余しながら、淳はジャケットを脱いだ。
無造作に髪の毛を整える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/4c/19f03413324f141b31c328723467f19b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/e5/8f9b96c7997d7e70db344a937e995857.jpg)
するとガラスに映る自分の姿が、ふと彼の動きを止めた。
いつもより少しよそ行きの、その自分の姿が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/b7/18fa026ad9c8ec58e2bea42d445305d7.jpg)
先程の柳の言葉が蘇る。
「お前マジでイケメてるから!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/51/7046ae1760a10aee2cfbf5caee840b96.jpg)
胸の中に吹く風が、ふと甘い期待を煽った。
今の自分の姿を、彼女に見せたとしたら‥。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/19/c697866b97335ba38c4916cc7aad9f59.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/59/d19362224f9feae793f51c2e93d64ff1.jpg)
‥と考えた所で、淳は我に返った。
考えを打ち消すように、髪の毛をぐしゃぐしゃにする。
何考えてんだか‥
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/e5/560a42ba9db5807593bdbe66c4dab7c1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/12/2fcc3ea7ab7211b0991b9bde9b21b9b0.jpg)
すると眼下に広がる風景の中を、彼女がこの建物に向かって歩いてくるのが見えた。
淳の視線は彼女に惹き付けられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/26/014503bb3cb37bc1c0c93c7445d4e2f9.jpg)
オレンジ色の豊かな髪が、晩春の中で柔らかになびいていた。
彼女は今、淳の元へと向かっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/76/c3e25a05df6956ba9125d17bb3d5dfed.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/c5/dc71f08923d04be0de1e66497e5e8491.jpg)
まるでキラキラ光る風が胸の中を吹き抜けるような、そんな気持ちに包まれた。
彼女の表情、動き、その一つ一つが、全て特別なものに思えて‥。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/76/8c2b580ad6264c905c9dcbbc6a290220.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/f6/5df041f5944ae58e2d54f220a17f452b.jpg)
春だからだろうか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/a4/fd64dbd19dd435ebe40668ce3aa5eb97.jpg)
俺はもうすぐ卒業する。
残された時間は、あと僅かだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ca/f7f6f5d542da32949cac7246cf145e53.jpg)
光る風が吹き抜けて行った後で、ふと現実に返って胸が鈍く傷んだ。
時の流れは変えられない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/58/7e888d96b96ddff72597882fa492f751.jpg)
一日一日を意味あるものにしたいと思った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/94/48669176293e622fbda23e38af2642da.jpg)
たとえ、今この瞬間が刹那に過ぎ去ってしまうとしても、
「‥先輩?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/1c/c5cced02a580ec506429e5af664d2b81.jpg)
「一緒に写真撮ろうよ」「はいぃ?!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/bc/2242a3f64d9a8c6d4162ac755d83f8b7.jpg)
意味あるものとして、それを意義として刻みたいと。
カシャッ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/28/160b7b6da7f2a3929945d96df8b0599a.jpg)
「ゲッ?!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/e3/1512b264f61f78c090975689e910e4ba.jpg)
「へ、変な顔してるじゃないですか!」「え?どこが?」
「目がラリってるじゃないですか!髪の毛ボサボサだし!間抜けな顔してますよ!」
「何もだよ?」「私だけ悔しいじゃないですか〜!先輩はアイドルみたいでいいかもしれないですけど!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/5a/027fb927f0b588dfb7c0142ffccef169.jpg)
必死な顔をしてピョンピョン飛び跳ねる彼女。
まるで兎みたいなその姿に、思わず淳は笑顔になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/b7/726db29e24eaf42010d979cf7a884ab9.jpg)
「先輩の前髪屋根みたい!」「何っ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/ef/3eecdabf7b68e1c9f5e3b2d838d3ee42.jpg)
その日淳は、一つ一つをメモしてあげるみたいに、
彼女と過ごす一時一時を、胸の中に刻んで行こうと決めたのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<<淳>風光る>でした。
淳目線の話ですね〜^^
2017年の2月に更新された淳の回想編より、記事として時系列順に入れてみました。
行動全てに意義を持たせる生き方をしている、という風に雪の目に映った淳でしたが、
実は淳としては雪と出会ってからのことが大切で、それを意義として刻んで行こうという意志の現れだったのですね。
こうして並べてみると面白いですね〜^^
☆ご注意☆
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