富野由悠季氏、67歳のアニメーション監督、機動戦士ガンダムの監督さんです。
インタビュアーの問いにちょっと斜めから回答されていて、その答えがどれも尖がっている。
インタビューするほうは次にどんな質問を出したらいいのか、どんな答えが返ってくるのかすごく緊張しただろうなとインタビュー場面を想像してしまいました。
どの質問の答えもへぇ~っこんな考え方するんだと感心することばかりだったんですけど、一番うなずけたのは仕事に対する考え方のところですね。
自分程度の人間に自分らしさも、個性もないと覚悟して、「私に合った職業や仕事がない」などと言っていないで、与えられた仕事は我慢してきちんとやろう。
若者に向けたメッセージですけど、次のことばかり考えていて、与えられたものをきちんとこなしていないことについ最近まで気づいていなかった自分には、ちょっと耳が痛い話でした。
目の前に与えられた仕事を好き嫌い、向き不向きなどは考えずに黙々とやること・・ができていないんですよね。