「仕事って何?」ミドルも迷う・・日経新聞夕刊'09年10月5日の記事のタイトルです。
その記事は、仕事をするうえで、どんな価値観を大切にしていくか・・・で始まっています。
働くって何なのか・・いまさらながら、じっくりと考えてみて、20数年働いてきた自分も何も理解できていないと気がつきます。
子どもを預けて働いている、いわば子どもを犠牲にして働いているんだから、子どもの犠牲に報いる仕事をしたいとがむしゃらに考えてきたけれど、自分の価値観とは違う仕事をしなければならない時に果たしてそれを一生懸命することが、自分の気持ちにかなった働き方なのかと疑問を感じます。
やはり仕事は苦役でしかない、生きていくための手段にすぎないと考えるべきと思うこともあります。
働いていない方に対し、働ける状況あるなら、働くべきといいながら、自分自身は働くことの意味が整理できていないことに後ろめたさを感じます。
記事はミドルになっても働く意味を問い直す機会が目立っていて、その現状を取材した署名記事です。
以下、記事の内容で気になるところを抜き出してみました。
ミドル期とは・・人生後半を迎えて限界は見えてきたものの、やりたいことがまだまだある。
いまミドル社員は、自らの経験をもとに「働くとは何か」をいう根っこを確立しなければ、後に続く世代の指導もできない
「働く意味」は人それぞれだと、ゼミの議論を通して知った。
などなど
記事の最後は ミドルになっても青くさい問いかけを続ける時代を迎えている。
で終わっていますが、自分もその一人だということは時代に乗っているというか・・
どちらかというとみんなが考えていることしか考えていないんだなあとちょっと寂しかったりします。