本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

「無理なく勉強を続けられる人の時間術59」 古市幸雄著

2009-10-27 20:47:06 | 本・雑誌、読書

いまさら自己啓発本でもないだろうと思うんですけど、読んでしまいます。
啓発本は、どの本も多かれ少なかれ既にどこかで読んだなってことが多いのですが、読むと気分が変わって、「やらんといかんなあ」という気になるのは、いいです。

この本は、ちょっと前にベストセラーになった「「1日30分」を続けなさい!」の著者の本です。
確かこま切れの時間を使って、毎日勉強を続けましょう、こま切れの時間って積み重なればだいぶあって、イッパシのものになるためには、それなりの時間を使わなくてはいけないのでこま切れの時間を集めて、毎日相当時間勉強しましょうという話(ちょっと曲解?)だったですが、今回も基本一緒。

しかし、1日30分も勉強していない自分にとっては、
「毎日30分しか勉強していないのに3時間の勉強と同じ成果を得ようと望むのは、1万円で10万円の高級バックを手に入れようとする行為と同じ」っていうところは、もう「おっしゃるとおり」
効果の上がる方法とか、楽する方法を見つけようとする暇があるんだったら、地道に・・ですね。

自分はここのところが一番、印象に残って、あとはまあそうかなって感じだったんですが、

最後の方で、原丈人さんというベンチャー企業支援されている方の本から引用された言葉があって、

「・・・いちばん重要なのは、目の前に与えられたことを一生懸命、誠心誠意コツコツやっていくことなのだ。それはつまらないことかもしれない。嫌なことかもしれない・・」

同じことを他の方の講演聞いたり、また別の方の本でも読んだりしました。自分にやりたいことってそう簡単にはやらせてもらえるようにならないし、やらなければならないことをできない人は、結局やりたいこともできないんじゃないかなって思っています。

お仕事って80%、ひょっとすると99%の時間はお金のためにしょうがなくやっていて、残りでおもしろ~いとかやっててよかったっていう経験ができるんじゃないかなって最近しみじみ感じます。

そうであれば、人生の大部分をおもしろくねえで過ごさずに、面白くないことも一生懸命やってみっかって思ったほうがボジティブになれますよね。

コメント
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