昨日8月2日午後6時半から地域政策デザイナー養成講座に参加しました。
以前にも書きましたが九州大学セミナーとして地域の公共を担う人材を育成することを目的に開催されているもので受講生は、提言書なるものを作っておられます。
自分は聴講生なので講演を聞くだけです。
昨日は現在は国立国会図書館の専門調査員で、かつて警察庁において交通行政に携わってこられた末井誠史氏の講演で,
地域政策デザイナー養成講座ということを配慮いただいたのでしょう、道路使用と駐車とまちづくりの関係で道路交通法の考え方について話をされました。
お堅い話だろうと失礼ながらあまり期待をしていなかったのですが、警察庁に対し目からうろこでした。
というのは、
規制行政を担っており、公権力という言葉が最もふさわしい警察であっても時代の流れは無視できず、様々な住民からの要望をできるだけかなえる方向で動いている。
具体的な事例で当時警察庁がどのように判断したかを説明して、警察の立ち位置について末井氏のあくまで個人的見解と断ってのお話でしたが、まさにどこにでもある行政の意思決定のプロセスでした。
そして、本来ならば法を粛々と運用するべく作られた組織が、いままでないことを意思決定していく。
例えばまちづくり
・・イベントのために道路を使用したい、高齢者のための新しい移動具で道路を通行できるようにしてもらいたい、その他様々な要望・・
にどう対応していくのか、対応していくためにどのような組織を組んで、誰が意思決定を行っているのか?
それを知りたいと思いましたが、そこまでの話に至らず、そこが気になったままです。
さて、ニュース報道では100歳以上高齢者の所在不明事件が問題になっていますが、年金受給者の所在を確認していない行政について、まだ行政の怠慢を指弾する論調はそれほど上がっていないようです。
この問題がこれからどのように議論されていくか、これをどう判断しどのような対策を考えるか。
マスメディア、地域住民、政治家、そして行政の力量(分析力、リーダーシップ力、地域力などなど)が試される気がしています。
運用を誤ると国民を直接死に至らしめる可能性もある道路交通行政の話に、すべての行政に通じるヒントが隠されているように感じました。
以前にも書きましたが九州大学セミナーとして地域の公共を担う人材を育成することを目的に開催されているもので受講生は、提言書なるものを作っておられます。
自分は聴講生なので講演を聞くだけです。
昨日は現在は国立国会図書館の専門調査員で、かつて警察庁において交通行政に携わってこられた末井誠史氏の講演で,
地域政策デザイナー養成講座ということを配慮いただいたのでしょう、道路使用と駐車とまちづくりの関係で道路交通法の考え方について話をされました。
お堅い話だろうと失礼ながらあまり期待をしていなかったのですが、警察庁に対し目からうろこでした。
というのは、
規制行政を担っており、公権力という言葉が最もふさわしい警察であっても時代の流れは無視できず、様々な住民からの要望をできるだけかなえる方向で動いている。
具体的な事例で当時警察庁がどのように判断したかを説明して、警察の立ち位置について末井氏のあくまで個人的見解と断ってのお話でしたが、まさにどこにでもある行政の意思決定のプロセスでした。
そして、本来ならば法を粛々と運用するべく作られた組織が、いままでないことを意思決定していく。
例えばまちづくり
・・イベントのために道路を使用したい、高齢者のための新しい移動具で道路を通行できるようにしてもらいたい、その他様々な要望・・
にどう対応していくのか、対応していくためにどのような組織を組んで、誰が意思決定を行っているのか?
それを知りたいと思いましたが、そこまでの話に至らず、そこが気になったままです。
さて、ニュース報道では100歳以上高齢者の所在不明事件が問題になっていますが、年金受給者の所在を確認していない行政について、まだ行政の怠慢を指弾する論調はそれほど上がっていないようです。
この問題がこれからどのように議論されていくか、これをどう判断しどのような対策を考えるか。
マスメディア、地域住民、政治家、そして行政の力量(分析力、リーダーシップ力、地域力などなど)が試される気がしています。
運用を誤ると国民を直接死に至らしめる可能性もある道路交通行政の話に、すべての行政に通じるヒントが隠されているように感じました。