本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

日々の仕事ぶりから将来の不安を感じる

2010-08-07 07:00:59 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
毎日仕事をしていて、いくらあがいても日本が活力を取り戻すことはないと感じることがあります。

誇りとか責任感を持って仕事に取り組んでいたらそんなことしないだろうということがたくさんあります。

例えば、セミナー

与えられたざっくりしたテーマについて、ターゲットとする人たちが何を聞きたいのか、誰に話してもらうのがふさわしいかをきちんと考えているのかと思ってしまう。
ひどい時には何も考えずに昨年、一昨年の講師にお願いする。
参加者が思うように集まらない時に、関心を持つ人に情報が届いているのか、届けるためにどうしたらいいのかなんてことも考えない。
ひどい時は参加者が少ないことがわかっていながら何も手を打たない。

とにかく決められた日にセミナーを開催することだけ。
講演の内容がどうだろうと参加者が何人集まろうと気にしない。

どんな仕事をしても給料は払われます。

「でも自分で納得する仕事をする」・・が日本の強さだったのではないか。

いまは・・・ 「だから適当に仕事をしとこう」


ハサミ、七輪、木製の弁当箱・・・ 
かつて職人さんは一つひとつ、細部にわたるまで自分の持てる技術を込めて、ものづくりをしていました。

力を入れても入れなくても値段はかわらない。けれども自分が納得できないから最高の仕事をする。

ものづくりに限らず、どんな仕事も一緒だと思います。

評価がないから適当に仕事をする方を選ぶ。ひょっとしたらそんな仕事ぶりを気づいてさえいないのかもしれません。

自分の仕事にプライドをなくした人たちがどんどん増えているように思います。

そんな国が活力を持つなんてことはないなあと・・

プライドなんて短期間でどうこうできる問題ではないなあ・・

身近な場所でもずるずると悪い方に向かっている日本の姿が見えてしまい、暗い気持ちになります。


自分ができることは何もないから、せめて自分は、自分の納得する仕事をしようと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする