本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

書籍電子化

2011-09-18 10:12:25 | 本・雑誌、読書
私に、「自制」の対象がまた一つ増えました。

それは、電子書籍・・困りもんです。

スマートフォンが普及しているからでしょうか、最近日本での書籍の電子化の動きが妙に進んでいます。
キンドルの日本での発売時期に一時盛り上がったものの、結局、電子化に一挙に進むということにはなりませんでした。

ユーザの声よりも、サプライヤーの保護。
新しい流れが押し寄せ、一時は逆境に立つだろうけど、ひょっとしてビジネスチャンスになる・・なんて発想はなく。
既得権益の保護。
業界外の人間が軽々には語れない事情があるだろうと思うけれど、守勢だけからは何も生まれないだろうと寂しい気持ちになります。

あっ、そんな話じゃなくて、自分のこと。

私は本は買う派。通勤バックに押し込んだり、伏せて置いたり、本の扱いが雑なので、本が汚れるのが気になって、人さまから借りる気持ちになりませんし、読みたい度に図書館に行ってという手間ができないから、買ってしまいます(出費痛いです)。

買ってしまうと今度は簡単に捨てきれず、いまや我が家の床が抜けないか心配する状態です。

そしてついに最近のはやりもの、書籍の電子化、「本の自炊」を始めました。

めんどくさいし、時間かかるなと思っていたんですが、きっかけは、姉とも慕う(へへっ彼女の方がずっと年下ですが・・)大学の先生の一言、「学会に行く時に資料をPDFにして持って行くと楽なんです。」

通勤で本2,3冊を持ち歩き、その他荷物で人さまの1.5倍から2倍の重さのバックを抱える私としては、その一言が響かないわけがありません。

思いきって高価な裁断機を買い、しこしこ自炊をやっております。

F1000167


作業に時間がかかるのが難点で、早くも我が家蔵書一掃計画は挫折しそうですが、蔵書がアイコンで表示され、クリックするときれいな画面が表示される便利さはなかなか気に入っています。
※ 本を送ると電子化してくれるサービスとか、裁断機など一式をレンタルできるサービスとか、裁断だけやってくれるお店とかあります。(但し著作権法上、グレーなサービスもあるようですから注意が必要)

それでここからが困ったなあの話。
すっかり電子の本の便利さを知った私。それじゃ新刊は電子で買えば・・ということで最初の話に戻って、

日本語の電子書籍を販売するアプリ、サイトが出てきています。ワンクリックで買えてしまいます。
店頭書籍より若干安いものもあります。

「Amazon」を利用し始めてから、キーワードで探し、クリックで買える、おまけにカード決済、そのために本の購入数が増えてしまった・・・
じゃ、電子書籍・・
画面で本を選んで、クリック+カード決済、さらに進んで、配達を待つ必要がない。もっと言えば本を置くスペースを気にしなくていい。
私にとってさらに危険な状態が・・





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