一定の世代をラベリングすることが本質を見えなくしている。
要約すればそういうことを書いた本です。
特にマスコミが特定世代について名前をつけて安易に分析することに問題提起をされています。
世代や性別、地域などある一定のグループを塊でみて、一緒に語ってしまうということはマスコミならずともあることでして、
そこには多様な人が含まれていて、一人ひとりを見なければいけないということは、それはごもっともなんですが、
そう言ってしまうと身も蓋もなくて、近頃の○○はという話ができなくなってしまいます。
著者も結局、「若者」という括りでその若者の扱い方を述べてますし、世代間を超えたゆるい「タテ」の関係を提案されてます。
ラベリングしたグループに先入観を持たずに違う関係を作ってもいいのでは?ということを言いたかった本なんだろうと思います。
企業の中での若者の育て方については、これは一定規模以上の企業、仕組みを作って人を育てる余裕のある企業の話で、たぶん多くの企業が人を育てること自体に目を向けられない状況の中でどれくらいの人が共感するのかなと感じました。
かつて、仕事の後に一杯飲みに行くことで会社の中の人間関係を作ったということも会社が仕組みとしてそれを作ったわけではなく、自然発生的に生まれたもので、かつては人を育てるために仕組みを作るなんてこと自体考えられてなかったのでは?
後から入ってきた人は仕事を通じて勝手に自分を作れみたいな・・
それがいまや人を育てるために会社が試行錯誤をしている。結局、豊かになんでしょうね。
若者の働き方、働かし方を中心に書かれていますが、ゆるい読後感です。
ふ~んと一歩引いた感覚があるのですが、不思議と読んでしまう。
多様な事例が出てきて社会学の本なのかなと思ってしまいました(違うけど)。
要約すればそういうことを書いた本です。
特にマスコミが特定世代について名前をつけて安易に分析することに問題提起をされています。
世代や性別、地域などある一定のグループを塊でみて、一緒に語ってしまうということはマスコミならずともあることでして、
そこには多様な人が含まれていて、一人ひとりを見なければいけないということは、それはごもっともなんですが、
そう言ってしまうと身も蓋もなくて、近頃の○○はという話ができなくなってしまいます。
著者も結局、「若者」という括りでその若者の扱い方を述べてますし、世代間を超えたゆるい「タテ」の関係を提案されてます。
ラベリングしたグループに先入観を持たずに違う関係を作ってもいいのでは?ということを言いたかった本なんだろうと思います。
企業の中での若者の育て方については、これは一定規模以上の企業、仕組みを作って人を育てる余裕のある企業の話で、たぶん多くの企業が人を育てること自体に目を向けられない状況の中でどれくらいの人が共感するのかなと感じました。
かつて、仕事の後に一杯飲みに行くことで会社の中の人間関係を作ったということも会社が仕組みとしてそれを作ったわけではなく、自然発生的に生まれたもので、かつては人を育てるために仕組みを作るなんてこと自体考えられてなかったのでは?
後から入ってきた人は仕事を通じて勝手に自分を作れみたいな・・
それがいまや人を育てるために会社が試行錯誤をしている。結局、豊かになんでしょうね。
若者の働き方、働かし方を中心に書かれていますが、ゆるい読後感です。
ふ~んと一歩引いた感覚があるのですが、不思議と読んでしまう。
多様な事例が出てきて社会学の本なのかなと思ってしまいました(違うけど)。