夢七雑録

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9.映画になったオペラ

2009-09-09 22:08:33 | クラシック百人一曲
 映画になったオペラ、劇場を飛び出し屋外で撮影されたオペラを選んでみました。

(41)ヴェルディ(1813-1901・イタリア):歌劇「トラヴィアータ」

 ゼフィレッリ監督による映画「トラヴィアータ-1985椿姫-」から第1幕の乾杯の歌を視聴します。演奏はレヴァイン指揮のメトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団、ヴィオレッタ役はストラータス、アルフレード役はドミンゴ。LD(SF098-1069)。

(42)マスカーニ(1863-1945・イタリア):歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」
 ゼフィレッリ演出で劇場の外で収録したLD(88VC303)で。演奏はプレートル指揮のミラノスカラ座管弦楽団・合唱団。トゥリッドゥ役はドミンゴ。このLDでは、少々説明的ながら、有名な間奏曲をバックに、トゥリッドゥの母親が教会に行くまでを映像とし流しています。そのあと、家に帰ろうという合唱と乾杯の歌までを抜粋して視聴。

(43)レハール(1870-1948・ハンガリー、オーストリア):喜歌劇「メリーウイドウ」
 残念ながら見ていませんが、「メリーウイドウ」のモノクロ映画があったらしいのです。その、ワルツの場面がMGMの映画「ザッツ・エンターテインメント2」の中に入っていました。さっそく、このLD(FY08035MG)を見てみましょうか。

(44)ドニゼッティ(1797-1848・イタリア):歌劇「愛の妙薬」
 ネモリン役のドヴォルスキーが歌う「人知れぬ涙」をLD(TE-S141)で聴きます。演奏はベッルイージ指揮のブラスティヴァ放送管弦楽団・スロヴァキア国立歌劇場合唱団。ただし、このLD自体は、お勧めするほどのものではありません。

(45)ビゼー(1838-1875・フランス):歌劇「カルメン」
 ロジーが監督した映画「カルメン」のLD(SF108-1033)から、第2幕のエスカミーリヨ役のライモンデが歌う「闘牛士の歌」を中心に視聴。演奏はマゼール指揮のフランス国立管弦楽団。なお、カルメン役はジョンソン、ホセ役はドミンゴです。

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8.オーケストラの曲を楽しむ

2009-09-07 22:32:26 | クラシック百人一曲
 今回は、雑多な組み合わせですが、オーケストラの曲を並べてみました。

(38)デリアス(1862-1934・イギリス):「春を告げるカッコウ」

効果音楽として使えそうだったので、このレコード(AA8902)を購入しましたが、結局、聴くだけに終わってしまいました。演奏はバルビローリ指揮ハルレ管弦楽団。

(39)リスト(1811-1886・ハンガリー):交響詩「前奏曲」
 実はCD2枚980円という安売りをしていたので、このCD(CC1093)を購入。演奏はショルティ指揮のロンドンフィル/パリ管弦楽団?

(40)ブルックナー(1824-1896・オーストリア):「交響曲第9番」
 これも2枚980円のCD(CC1086)。演奏はカラヤン指揮のベルリンフィル。

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7.バレエの音楽

2009-09-06 13:56:09 | クラシック百人一曲
今回は、オペラ中のバレエの場面に付けられた曲を含め、バレエの曲を4曲を選んでみました。

(34)ショパン(1810-1849・ポーランド):バレエ「レ.シルフィード」

 この曲は、ショパンのピアノ曲(前奏曲7番、夜想曲10番、ワルツ1番・7番・11番、マズルカ23・46番)をグラズノフが管弦楽曲に編曲したものを、バレエの音楽として編集しなおしたもの。アメリカン・バレエ・シアターのLD(SM058-0090)で。

(35)サンサーンス(1835-1921・フランス):「バッカナール」(「サムソンとダリラ」)
 メトロポリタン百周年ガラコンサートのLD(SM158-0037)から。演奏はレヴァイン指揮のメトロポリタンオペラ管弦楽団。バレエはメトロポリタン・オペラ・バレエ団。

(36)ポンキエルリ(1834-1886・イタリア):「時の踊り」(歌劇「ジョコンダ」)
 オペラ第3幕の「時の踊り」をLD(SM135-3310)で視聴します。フィッシャー指揮のウイーン国立歌劇場管弦楽団の演奏、同劇場バレエ団のバレエ。

(37)プロコフィエフ(1891-1953・ロシア):バレエ「ロメオとジュリエット」
 このバレエの第1幕第4場大広間での舞踏会の場面をLD(SM098-3129)で視聴。演奏はロレンス指揮ロイヤル・オペラハウス・オーケストラ。

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6.弦楽四重奏曲三昧

2009-09-05 10:40:34 | クラシック百人一曲
 昔、聞いていたレコードの中から、弦楽四重奏曲を3曲、選んでみました。

(31)モーツアルト(1756-1791・オーストリア):「弦楽四重奏曲第17番・狩り」

 この曲を選んだのは、自分が稼いだ金で最初に買った25cmLPレコード(VOS2001)だったから。演奏はウイーンコンツェルトハウス四重奏団。

(32)ハイドン(1732-1809・オーストリア):「弦楽四重奏曲第67番・ひばり」
 このレコード(SVOX7506)を買ったのはかなり昔。それも中古だったので、レコードは傷んでいますが、聴けないことはありません。演奏はハンガリア弦楽四重奏団。

(33)ベートーヴェン(1770-1827・ドイツ):「弦楽四重奏曲第16番」
 ブタペスト弦楽四重奏団の「後期弦楽四重奏曲集」(楽譜付き)のレコード(OS128~132)から。第14番が到達点なら、第15番は神への感謝。大フーガで20世紀をちょいと覗いて、終着駅では、どこか吹っ切れているかもしれない。というわけで、この曲を選びました。

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5.オペラを楽しむ

2009-09-03 22:46:49 | クラシック百人一曲
 レーザディスクを買い始めた頃は映画が主体でしたが、しばらくして、レンタル対象外のオペラを主に購入するようになりました。今回選んだのは、そのうちの6曲。レコードコンサートの形式だと時間的制約があるので、抜粋して視聴することにします。

(25)ヨハン.シュトラウス(1825-1899・オーストリア):喜歌劇「こうもり」

 今回は、このLD(SM158-0045)の第一幕から抜粋して視聴しますが、日本語を含む各国語が飛び交い、多彩なゲストも登場する第二幕や、コミカルな看守の演技が楽しい第三幕も捨てがたいところ。コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団・合唱団をドミンゴが指揮しています。ロザリンデ役はキリテカナワ、アイゼンシュタイン役はプライです。

(26)ウエーバー(1786-1826・ドイツ):歌劇「魔弾の射手」
 御用とお急ぎの方は序曲だけでも。ハウシルト指揮のドレスデン国立歌劇場管弦楽団・合唱団のLD(148C57-6196/7)で視聴します。このLDでは、序曲をバックにして、戦争で廃墟となった歌劇場の姿と、修復なった現在の様子の映像が流れています。

(27)ロッシーニ(1792-1868・イタリア):歌劇「セビリャの理髪師」
 グラインドボーンオペラフェスティバルのLD(SM800-3300)から抜粋して。演奏はカンブルリング指揮のロンドンフィル。第一幕でフィガロ役のラウンズレが、「わたしは町のなんでも屋」を歌います。

(28)オッフェンバック(1819-1880・ドイツ、フランス):歌劇「ホフマン物語」
 LD(PILC1017)より第2幕を抜粋。最初に有名な舟歌が流れますが、そのあとの、ホフマン役のドミンゴによる酒宴の歌までを聴きます。プレートル指揮コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団・合唱団の演奏。

(29)レオンカヴァルロ(1857-1919・イタリア):歌劇「道化師」
 プレトール指揮ミラノスカラ座管弦楽団でゼフィレッリ演出によるLD(88VC304)から、カニオ役のドミンゴが歌う「衣装をつけろ」を聴くことにします。

(30)ワグナー(1813-1883・ドイツ):楽劇「ニュルンベルクのマイスタジンガー」
 ワグナーの代表作は「リング」でしょうが、重厚長大に過ぎるので、この曲を選びました。取り上げるのは、第一幕への前奏曲。バイロイトセットのLD(CDV514)で視聴します。演奏はシュタイン指揮のバイロイト祝祭管弦楽団・合唱団。

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4.標題のある音楽

2009-09-02 19:35:42 | クラシック百人一曲
 今回は、標題の付いている管弦楽曲を3曲、取り揃えてみました。

(22)レスピーギ(1879-1936・イタリア):交響詩「ローマの松」
 このレコード(SONC10284)には松と祭が収録されていますが、今回は松を選択。演奏は、バーンスタイン指揮のニューヨークフィル。

(23)リムスキー・コルサコフ(1844-1908・ロシア):交響組曲「シェラザード」
 海の描写が気に入って昔はよく聴いていた曲ですが、最近はあまり聴いていません。今回は、図書館でCDを借りて、久し振りに聴くことにしました。

(24)ホルスト(1874-1934・イギリス):組曲「惑星」
 今では人気の曲になりました。マゼール指揮フランス国立管弦楽団のCD(38DC12)。

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