夢七雑録

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16. 20世紀のオペラ

2009-09-23 21:44:46 | クラシック百人一曲
 20世紀に初演されたオペラから4曲を選んでみました。

(67)プッチーニ(1858-1924・イタリア):歌劇「蝶々夫人」

 マゼール指揮ミラノスカラ座管弦楽団の演奏、浅利慶太演出のLD(SM138-3273)で。抜粋して聴くのであれば、蝶々さん役の林康子が歌う「ある晴れた日」を中心に。

(68)リヒアルト、シュトラウス(1864-1949・ドイツ):「ばらの騎士」
 カラヤンがウイーン・フィルを指揮したLD(K9425031~32)で。抜粋するなら、幕切れの三重唱はどうでしょうか。元帥夫人をシュヴァルツコップ、オクタヴィアンをユリナッチ、ゾフィーをロテンベルガーが演じています。

(69)ガーシュウイン(1898-1937・アメリカ):「ボーギーとベス」
 ラトル指揮ロンドンフィル、グラインドボーン祝祭合唱団のLD(TOLW3690~91)で。抜粋するなら、ジャズヴォーカルの定番でもある、「サマータイム」でしょう。第1幕でクララ役のイングラム、第3幕でベス役のヘイモンがこの曲を歌いますが、このLDでは、映像と録音が別なため、映像はイングラムですが歌唱はブラックウエルだそうです。

(70)ベルク(1885-1935・オーストリア):「ヴォツェック」
 アッバード指揮ウイーン国立歌劇場管弦楽団のLD(SM115-3397)で。抜粋するなら、第3幕第4場と間奏曲でしょう。昔、ドラティ指揮の「ヴォツェック3つの断章」のレコード(SM7512)を入手し、何時かは、この間奏曲を使った小型映画をと思っていましたが、当然の事のように夢で終わってしまいました。

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