夢七雑録

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5.オペラを楽しむ

2009-09-03 22:46:49 | クラシック百人一曲
 レーザディスクを買い始めた頃は映画が主体でしたが、しばらくして、レンタル対象外のオペラを主に購入するようになりました。今回選んだのは、そのうちの6曲。レコードコンサートの形式だと時間的制約があるので、抜粋して視聴することにします。

(25)ヨハン.シュトラウス(1825-1899・オーストリア):喜歌劇「こうもり」

 今回は、このLD(SM158-0045)の第一幕から抜粋して視聴しますが、日本語を含む各国語が飛び交い、多彩なゲストも登場する第二幕や、コミカルな看守の演技が楽しい第三幕も捨てがたいところ。コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団・合唱団をドミンゴが指揮しています。ロザリンデ役はキリテカナワ、アイゼンシュタイン役はプライです。

(26)ウエーバー(1786-1826・ドイツ):歌劇「魔弾の射手」
 御用とお急ぎの方は序曲だけでも。ハウシルト指揮のドレスデン国立歌劇場管弦楽団・合唱団のLD(148C57-6196/7)で視聴します。このLDでは、序曲をバックにして、戦争で廃墟となった歌劇場の姿と、修復なった現在の様子の映像が流れています。

(27)ロッシーニ(1792-1868・イタリア):歌劇「セビリャの理髪師」
 グラインドボーンオペラフェスティバルのLD(SM800-3300)から抜粋して。演奏はカンブルリング指揮のロンドンフィル。第一幕でフィガロ役のラウンズレが、「わたしは町のなんでも屋」を歌います。

(28)オッフェンバック(1819-1880・ドイツ、フランス):歌劇「ホフマン物語」
 LD(PILC1017)より第2幕を抜粋。最初に有名な舟歌が流れますが、そのあとの、ホフマン役のドミンゴによる酒宴の歌までを聴きます。プレートル指揮コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団・合唱団の演奏。

(29)レオンカヴァルロ(1857-1919・イタリア):歌劇「道化師」
 プレトール指揮ミラノスカラ座管弦楽団でゼフィレッリ演出によるLD(88VC304)から、カニオ役のドミンゴが歌う「衣装をつけろ」を聴くことにします。

(30)ワグナー(1813-1883・ドイツ):楽劇「ニュルンベルクのマイスタジンガー」
 ワグナーの代表作は「リング」でしょうが、重厚長大に過ぎるので、この曲を選びました。取り上げるのは、第一幕への前奏曲。バイロイトセットのLD(CDV514)で視聴します。演奏はシュタイン指揮のバイロイト祝祭管弦楽団・合唱団。

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