冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

[通算469回目] 2011年11月3日(木) 自由な場は素が出る場

2011年11月30日 | 冒険遊び場たごっこパーク
 「それは危ないよ」

 工作道具に手を出そうとする1歳児を優しく制する赤シャツくん。

 あるとき黒シャツくんが赤シャツくんのことを

 「○○○は学校でいつも怒られっ放しなんだよ」

 と教えてくれた。

 でも赤シャツくんは

 「そんなことないよ。たまには『うるせぇ』とか先生に言い返すもん」

 と誇らしげ…。

 そこ、反論するところじゃないんだけどね(苦笑)

 「子どもたちを自由にさせているとわがままになって大変じゃないですか?」

 と講演先で聞かれたりする。

 その逆だと思うんですよね。

 赤シャツくんみたいタイプは規制、禁止、規則が溢れている学校だからこそ次から次へとしでかしてしまう。

 でも、規制、禁止、規則がない冒険遊び場たごっこパークでは、この画像のような優しさを発揮している場面によく出くわす。

 ゴミの分別を視覚的にわかりやすくしてあげれば、ポイ捨てなんかすることはない。

 人なっつこい笑顔と100m離れても聞こえそうな大声で「たっちゃん」「みっきー」と話し掛けてくる。

 自由な場は素が出る場。

 それは子どもが本来持っている優しさやまじめさや正直さや明るさが出る場なのである。


 幼児8人 小学生16人 中学生6人 大学生1人 大人17人 計48人

 
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