「交錯恋愛22」の続きです(´ω`)
...今回アメリア母捏造してます(笑)
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朝。
わたしはベッドから起きて小さく伸びをした。
...ああ、またいつもの一週間が始まる。
──あんたは、幸せか?
ふと、昨日言われた台詞を思い出した。
「幸せ...か」
確かに、わたしは優しい家族や彼に囲まれて過ごしている。
「これで幸せじゃないなんて言ったら怒られちゃうわ」
──誰に?
「...誰かに」
こんこん。
部屋のドアを叩かれる。
「アメリア?ちょっといいかしら」
がちゃりとドアを開けて入ってきたのは母だった。
「どうしたの?」
ちなみにわたしはまだパジャマである。
「明日からアルフレッド君がこっちで一人暮らしするらしいのよ」
「アルフレッドが?」
アルフレッド。彼はわたしの遠い親戚であり、幼なじみでもある。
「そう、ここら辺に住むらしいから、また仲良くしてあげてね」
「ええ!..久しぶりね~。10年ぶりくらいかしら」
同い年くらいの彼は泣き虫な男の子だった。
今はどんな感じになってるのかしら..。
「あ、それから」
「?」
「パジャマ、裏返しよアメリア」
「......」
母さんはそれだけ言うと、もうご飯の用意は出来てるわよ、などと言いつつドアを閉めた。
「言うのが遅いと思うわ...」
わたしはぶつぶつ言いながら着替えを始めたのであった。
続く
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今回はちょっと短めです。
まさかのアルフレッド登場(笑)
...今回アメリア母捏造してます(笑)
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朝。
わたしはベッドから起きて小さく伸びをした。
...ああ、またいつもの一週間が始まる。
──あんたは、幸せか?
ふと、昨日言われた台詞を思い出した。
「幸せ...か」
確かに、わたしは優しい家族や彼に囲まれて過ごしている。
「これで幸せじゃないなんて言ったら怒られちゃうわ」
──誰に?
「...誰かに」
こんこん。
部屋のドアを叩かれる。
「アメリア?ちょっといいかしら」
がちゃりとドアを開けて入ってきたのは母だった。
「どうしたの?」
ちなみにわたしはまだパジャマである。
「明日からアルフレッド君がこっちで一人暮らしするらしいのよ」
「アルフレッドが?」
アルフレッド。彼はわたしの遠い親戚であり、幼なじみでもある。
「そう、ここら辺に住むらしいから、また仲良くしてあげてね」
「ええ!..久しぶりね~。10年ぶりくらいかしら」
同い年くらいの彼は泣き虫な男の子だった。
今はどんな感じになってるのかしら..。
「あ、それから」
「?」
「パジャマ、裏返しよアメリア」
「......」
母さんはそれだけ言うと、もうご飯の用意は出来てるわよ、などと言いつつドアを閉めた。
「言うのが遅いと思うわ...」
わたしはぶつぶつ言いながら着替えを始めたのであった。
続く
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今回はちょっと短めです。
まさかのアルフレッド登場(笑)