ゆったりーの日記

ゆったりーのの日常を、スタッフ・利用者・ボランティア・見学者などいろーんな人がいろーんな目線でレポートします♪

10/1(金) いよいよOPEN!

2004年10月01日 | ゆったりーのができるまで

とうとう正式にOPENの日が来ました!

すでに、数回のプレオープンをやっているのであんまり今日からという意識はないのですが、今までは無料で開放していたものが、今日からは会員制として会費を取ることになるので、身が引き締まる思いで朝のミーティング。

今日来てくれた方の多くは、すでにプレオープンで何度も来てくださった方がOPENを心待ちにしてくれていて早速正会員になってくださったり、「OPENおめでとうございます」なんて声をかけてくださったり、と、てもうれしかったです。
また、お祝いにかけつけてくれた方もたくさんいます。

四谷の地域子育て支援センター二葉の工藤さんもお祝いに駆けつけてくださった1人です。子育て支援センターは先輩施設として運営委員のみんなで一度見学に行きました。これからも、いろいろ参考にさせていただきたいと思います。
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★地域子育て支援センター二葉より、コンビカーとおもちゃをいただきました。大切に使わせていただきます。


'04 7/26 プレオープン

2004年07月26日 | ゆったりーのができるまで

午前中は、箪笥地域センターにて2,3歳児に向けた フィーリング・パフォーマンス『ぐるぐる』が開催され、午後からは、いよいよこの施設に初めて親子連れの来場者がくる日です!
スタッフ一同、来場者がどんな感想をもってくれるかドキドキしながら待っていました。

イベントの後ということもあり、2,3歳児連れの親子が数組、お昼をもって来場。
お昼を食べたあと、子どもたちは自分の好きなおもちゃで遊んでいました。子どもたちにはなかなか好評の様子です。
保護者の皆さんは、カフェに期待する声が多いように感じました。
まだまだ設備も不十分な上に、運営の内容もはっきりしていないので、スタッフも来場者も半信半疑で話しているところもありました。

suikaおやつタイムには、スタッフの1人ががお中元にもらったというスイカの差し入れがあり、みんな大喜び。
子どもたちの目の前でパカっと割ると『わぁー』と歓声があがりました。suika3核家族だとなかなか大きなスイカを丸ごと買ってくることもないですよね。ましてや、縁側(お庭だけど)で食べるなんてことも新宿ではなかなかできない体験かもしれません。


'04 7/11 模様替え

2004年07月11日 | ゆったりーのができるまで

準備委員と区役所の職員の方々にもお手伝いに来ていただき、プレオープンに向けて保育園のレイアウトを子育て支援施設に模様替えすることになりました。

 午前中は日差しも強く、子どもたちはビニールプールで気持ち良さそうに水遊び♪ 保育園で使用していた水遊びグッズが大活躍でした。
女性陣が子どもたちを見ながら、園庭の落ち葉清掃や排水溝の清掃。園庭の使い方、草木をどうして行くか、など今後の検討課題が見えてきました。

厨房では昼の準備のため、ガス設備や巨大な炊飯器を初めて使用しました。ガスの元栓や換気扇のスイッチなど、わからないことがたくさん!厨房設備の使い方なども、一度、保育園で利用していた調理さんに講習していただく必要がありそうです。

 メインの模様替え班はといいますと・・・
まずは、家具の移動から。ひろばのピアノも位置を変え、廊下にあったロッカー、本棚、各部屋にあったおもちゃ棚など、事前に決めたレイアウトに従い移動しました。 下駄箱や本棚は、一昔前の品だからか?ものすごく重たかったようで、男性3人は汗だくでした。
たぶん、みんな翌日は筋肉痛だったと思います。

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また、寄付でもらったソファや、職員事務所や休憩室などにあった食器棚、厨房の冷蔵庫、保育園にあった椅子やテーブル類によって、カフェの部屋は見違えるような変貌を遂げました!

 家具の移動は一段落したので、厨房でおにぎりを握り、みんなで昼食にしました。
子ども達もプール遊びですっかりみんなお友達になった様子。 午後から参加のメンバーも加わって、しばし休憩。

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昼食後の大きな仕事はアコーディオンカーテンの撤去でした。保育園開設当時からあったと思われるこのカーテンは取り外しがとても難しく、午後から加わった石井先生を含む男性4人で悪戦苦闘すること30分以上・・・。 カーテンがなくなると、部屋がさらに広くなりました。

続いて、ひろばを『静』と『動』のゾーンに分けました。

mamagoto 『静』のゾーンの目玉は、おままごとコーナー。保育園時代も大活躍したおままごとセットたち。職員の方々の手作りと思われるちっちゃなエプロンや三角巾、お買い物バックなどが残っているのがありがたいことです。 押入れの一番下の扉をはずしてカーテンを取り付け、隠れ家にする予定です。子どもたちは早速おままごと遊びを始めていました。

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『動』のゾーンの目玉は、アスレチック。こちらも職員の方々の手作りと思われる階段や滑り台をありがたく利用しています。寄付でもらった滑り台を組み合わせ、なかなかの出来栄えではありませんか!?
やっぱりこちらも出来上がると同時に、早速子どもたちは集まってきて試しています。

この日の作業はだいたいここまで。あとは分散していたおもちゃ類をひろばの棚にしまったり、布団を選別したり、雑巾がけなど・・・・。まだまだ掃除や整理するところは残っていますが、ひろばとカフェについては、夢だったものがやっと現実に見えてきました。

  1日中、汗だくで作業したので、子どもたちのおやつも兼ねてささやかな慰労会。
準備会にもワークショップにも参加していなかったメンバーもすっかり打ち解け、とってもいい感じでした。 まさに“サロン”で期待できる効果を、私たちスタッフ自身が身をもって感じました。
また、園庭の前を通りがかって「何をやっているんだろう??」と覗き込む親子とのふれあいなど、『親と子と地域のみんなでつくるみんなの居場所』の言葉をそのまま実践したような一日でした。
お手伝いくださった皆様、本当にありがとうございました!


'04 6/29 ---第六回ワークショップ---

2004年06月29日 | ゆったりーのができるまで

ws006北山伏で実施する事業を ①親子の居場所  ②子育て支援団体の拠点として位置づけ、 施設全体の名称は「ゆったり~の」に決定。
ひろばや相談など各事業の名称は個別に 決めることになりました。
事業の理念は
 親と子と地域がみんなでつくるみんなの居場所
~「あったらいいな・できたらいいな」をカタチにする~
また、事業案発表会や、プレ企画、運営協議会のあり方などが具体的になり、 今後は運営協議会準備会に一任されました。


'04 6/8 ---第五回ワークショップ---

2004年06月08日 | ゆったりーのができるまで

ひろば、カフェ、講座、相談、情報のグループごとににわかれ、実際にオープンしたら、『週何回、何時から何時ごろまでオープンするか。』『スタッフは何人必要か』『必要な設備や経費は』といったことを話し合いました。
どのグループも理想と現実のギャップの壁に悩みました。 それでもだいぶ具体的な議論になり、なんとなくイメージが見えてきました。


'04 5/11 ---第四回ワークショップ---

2004年05月11日 | ゆったりーのができるまで

ws004 グループごとに、模造紙大の平面図に施設の部屋割りを記入し、 開設日・内容・担当を討論しました。 発表では、平面図に各グループの発表をポストイッツで貼り付け 各グループの共通項目を明らかにし、今の時点での一致点を確認しました。 「庭に土を盛って、泥遊びができるようにしたい」とか 「入り口は庭から入るようにしたらどうか」など 新しいアイディアもとびだしました。


'04 4/13 ---第三回ワークショップ---

2004年04月13日 | ゆったりーのができるまで

今まではことぶき館を利用していましたが、 保育園が廃園になったので 園舎内にワークショップの場所を移しました。
「今後のワークショップの運営について」と 「実際の運営についての一例」について 全体で討論しました。 「発表会や活動開始等の日程が決定されている ことを考えると、運営体制・備品・改修等を具体的に 検討していく会合が必要だ。」ということになり、 各グループから立候補していただいた方々による 準備会を随時開催することになりました。


'04 3/23 ---第二回ワークショップ---

2004年03月23日 | ゆったりーのができるまで

ws002はじめに、新澤誠治先生(東京家政大学教授)の講演 「みんなで子育て」がありました。 先生はこの事業に「非常に関心をもっています。 私の知っている限りでは日本で初めての事業でしょう。 みんなで育てるひろばをつくっていってください」 と熱いエールを送ってくださいました。
その後、グループに分かれ ①ひろば②めだかの学校③相談④あそび体験のテーマ で話し合いました。


'04 1/21 ---第一回 ワークショップ---

2004年01月21日 | ゆったりーのができるまで

実現させたい夢を書き込んだエントリーカードを提出して新宿区長を含む約40人もの参加がありました。
ws001最初に、モデル事業の予算概要と事業の説明がありました。
たくさんの質問があげられ、皆さん非常に不安な様子。

第1回目は握手ゲームや自己紹介でお互いを知ることからはじめました。

つづいて石井ファシリテーターからモデル事業へのエントリーカードの集計分析と一般的な子育てひろばのコンセプトの説明のあと、参加者は、「やりたいこと・不安なこと」をテーマに4グループに分かれて討議・発表をしました。
グループの発表は模造紙3枚にもわたるところもありました。


'04 秋 ---はじまり---

2003年12月30日 | ゆったりーのができるまで

33年間、子どもたちの成長を見守ってきた北山伏保育園が平成16年3月末に廃園になることになりました。
『保育園としては残せなくても、せめてこの地域の親と子のために使ってほしい』という保護者の意見から子育て世代の思いを形にしていくプロジェクトとしてワークショップ形式で施設の使い道を検討することになりました。
それが『北山伏子育て支援協働モデル事業』です。